表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
29/42

第28話

シュウウウウ


シャドウ

「(おいおいほら見ろ!そろそろヤバいって!)」


フレイ

「(頼む!まだ、まだもう少し待ってあげてくれ!)」


シャドウ

「(フレイ・・・。そうだな、俺たちで祈ろう。)」


シャドウ

「(もう少しだけ、あと少しだけ、この親子にしっかりと別れの挨拶が出来る時間を与えてやってくれ。)」


「最後になるんだけどな、俺たちはお前が好きだ。」


「もちろん父親としてだけじゃなく、一人の人間としてお前のような自慢の息子を誇りに思うよ。」


うふふ。そうよ影丸。


あなたにはあなたの道を生きてほしいし、私たちのような運命を辿らないように気を付けるのよ?


なんて、ごめんね?


自分たちがそうだったからって、あなたにそれを強要するなんて母親として駄目な行為だったわね。


「君こそ何を言ってるんだ。そうやって危険を回避させようとする注意喚起は絶対に必要な事だ。」


「それは生きていく上で、何が待ち受けているかも分からないこの世界にとっては最も重要な言葉だ。」


あなた・・・。


そうね。母親だからこそ、本気で愛してるからこそ影丸にはこれからも無事で居てもらわないとね。


「そうだよ。」


ごめんなさい誠さん。私が間違ってたわ。


「違う。君は何一つとして間違っちゃいない。」


えっ・・・?


「家族として、影丸の母親として。生まれてくる前から俺と同じ運命を辿ってしまったからこそ、どんな言葉を息子に与えて良いか分からないんだろう。」


「だから何が正解なのかも分からないし、それで本当に自分が母親として接しているのか分からない。」


「まさに、今の君がそんな状態になってるんだ。」


「俺だってここまで話をしたけど、正直よく分からないって言うかこれが父親のやる行動なのか?と何度も強く思ってしまうぐらい不安になってくるからな。」



続く

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ