第20話
影丸
「ナンダカ、分からないようで分かった。」
シャドウ
「(いや、あんな説明で分かっちまうのかよ!)」
シャドウ
「(父親も父親だがよ、なんか息子も息子だな。)」
シャドウ
「(子供は親に似るって言うけど、まさにそうだ。)」
誠
「母さんとは何かだが、父親のように何事も考えないで答えを出すのとは違ってしっかりと自分の息子や娘の将来について悩んでくれたりする人なんだ。」
誠
「お前の母さんにしたってそうだ。もしまだ生きてたならちゃんと話を聞いた上で答えを出すだろう。」
誠
「大切に思うからこそぶつかり合って、本気で心配してるからこそ誰よりも一番に叱ってくれるんだ。」
シャドウ
「(まぁそれについては何も間違ってねえな。)」
誠
「要するに母親とは、ありったけの愛情で優しく包み込んでくれるそんな温かな存在なんだぞ?」
シャドウ
「(おう。今の説明は俺もなんかグッときたぜ。)」
影丸
「母親トハ、愛情で優しく包んでくれる存在か。」
シャドウ
「(さすがに人の言葉に慣れてきたな、あいつ。)」
シャドウ
「(まだちょっと人ならざる者みたいな口調で会話してるけどそれでも奴は学習しようとしているな。)」
シャドウ
「(人の言葉が何なのか、それを本当の意味で分かろうとしているから今の発言は自然だったんだろう。)」
パチッ
シャドウ
「(にしてもフレイの奴、よく寝てるなぁ〜。)」
シャドウ
「(こんな状況の中で寝れるたぁ、よほど肝が据わっていると言うか大したドラゴンだぜまったく。)」
さてさて、一方ではと言うと?
智貴
「はぁ〜あ、あー眠い。」
智貴
「気持ちのいい草原で昼寝とかマジ良いよな。」
智貴
「あ〜あ、昼寝してえよ本当。」
智貴
「目の前に邪魔な存在さえいなきゃな。」
カラカラカラ
傀儡人形
「・・・」
続く




