第19話
誠
「さて肝心の父親が何かだが、俺たちもそんなに長い時間残れるわけじゃないから手短に行くぞ?」
シャドウ
「(そういうのって手短に説明できるもんなのか?)」
シャドウ
「(まぁ、最後まで見届けてやるか。)」
誠
「父親というのはな?家族の中でも一番力がある人の事でみんながそれぞれ道を外さないように一家の主として大切な人たちを支える役目を担っているんだ。」
影丸
「ヤクメ・・・?」
誠
「お前も男として生まれた以上は、いざと言う時には立ち上がってその拳を振るわないといけない。」
誠
「暴力沙汰は本来なら駄目だろう。ただそこに愛する人の命が奪われそうになったらお前はどうする?」
影丸
「・・・」
シャドウ
「(いや、生まれたばかりの息子にそれ言うなよ。)」
影丸
「お前が、何を言ってるのか、分カラナイ。」
シャドウ
「(まぁそりゃそうだ。生まれたばかりの奴にそんな難しい言葉なんて並べても分かるわけねえだろ。)」
シャドウ
「(人の子がどうとかほざく前によ、あんたはそいつの父親として息子の現状について考えてやれよ。)」
誠
「まぁその、お前にはまだ難しかったかな?」
誠
「要するに父親という存在は、家族を支えてやる大切な柱のように愛する息子や娘の夢を本気で応援してやるそんな誰からも頼れる大きな人間なんだよ。」
シャドウ
「(まっ、言いたい事は俺も分かったが・・・。)」
シャドウ
「(説明があまりにも細かいと言うか、むしろ細か過ぎて空回りしているようにも見受けられるんだが?)」
影丸
「父親トハ、誰からも頼れる存在・・・。」
続く




