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序章
この物語は、ある一人の人間が無意識で生み出されてしまった二人の龍神を守る愛と平和の軌跡である。
時は20XX年
たが世は戦国時代の真っ只中。
技術は著しく発展したものの今日も今日とて終わらぬ戦いが今でも続けられていたのだった。
???
「うっ、がはっ・・・。」
ドバッ
???
「チキショー、こんなところでくたばるかよ。」
???
「なんて言ってる暇は・・・俺には、無い。」
グッ
???
「あいつらを守るって、約束・・・したからな。」
(回想)
???
「よし、今日からお前たちはこの神社を守る龍神。」
???
「人々が少しでも安全に暮らせるよう、お前たちはこの神社の最後の守り神として見守ってもらいたい。」
???
「出来るか?」
まだ生まれたばかりの龍神は、少し不思議そうな顔を浮かべながら静かに首を縦に振るのだった。
続く