18. 新たな出会い ~チームへの勧誘~(後編-2)
クラウド駅を出発し、サニーヒルズ駅に到着・停車して駅員と共にホームに置かれた沢山の農作物を列車に積み込み始める。 ニンジン、ジャガイモ、タマネギなどの野菜、リンゴにオレンジ、ブドウといった果物、健康な牛や鶏から採れた牛乳や卵など、色んな種類の作物を1台の有蓋貨車に積み込んでドアを閉めると、機関室に戻り、信号が変わって駅員の合図を確認すると次のラッシュ駅に向かう。
ラッシュ駅5番ホームに到着すると、駅員が回復ポーションが束になって入ったトレーを荷車いっぱいに積んで待っていた。 それらを真新しいレンガ柄の有蓋貨車に積むためドアを開けると温度管理のためかコンビニのドリンク陳列棚のように冷たい空気が流れてきた。
商品を積み込むと再び、数分間出発時刻まで待機することになった。
そして信号が変わり駅員が緑旗と笛の合図を出すと、俺と俺の列車は未踏のエリアへと入って行った。
ラッシュ駅から出発してそう長くない内に駅舎は木の陰に隠れ、自分の周囲の景色は2車線の線路とそれを両側から挟むように草木の生い茂る森と線路の真上の空だけとなった。
俺が列車の速度を2から3に上げようとレバーを操作しようとした。
・・・が、その時!
先程クラウドの街中で感じた気配が再び感じられた。
それは線路を挟む茂みからまるで獲物を狙う獣のようなごまかす気のない殺気のようなものが確かにこちらを注視している。
俺はこれから起こる確実な危険を察知し想定すると、向こうがまだ様子見だがすぐにでも襲い掛かると踏んで小さく一息ついてから行動を起こす。 機関車の速度レバーを最大まで入れ、それからすぐに運転室の屋根に上がり固定銃座を設置して構える。
俺のその行動がトリガーとなり、襲撃者側も即座に行動を始めた。
ヒュン、ヒュン!ヒュヒュン!ヒュン!ヒュヒュヒュン!ヒュン!
両側の森の中から矢が空気を切る音が不規則に聞こえると木の葉の陰から矢の群れが空に飛び出し、俺と列車の上に雨となってーーー規模としては『小雨』程度だがーーー降ってきた。
俺はすぐに防御姿勢をとって着弾に備える。 矢の全体が木製のみのそれは、金属で出来た機械人の身体や機関車のボディには通用せず、キン、カキン というまさしく雨粒が傘に当たるような音と共にはじかれダメージを受けることはなかった。
矢の雨が止み、再び機銃のトリガーに指をかけ構えると、今度は剣や斧などの武器を上に振りかざした襲撃者達が一斉に左右の森から叫びながらワラワラと出てくる。
「貴様らなんの用だ?こんな事をしてなんになる!」
だが、そんな俺の問いかけには、襲撃者達は無視、あるいは自分達の雄たけびで聞こえていないのか、ただこちらに向かってくるだけだった。
弓矢で先制攻撃しておいて今更話し合うこともないか、俺はそう思うと正当防衛のため銃の引き金を引いた。
高い機関車の屋根から地面の敵に向かって射撃しているためか、狙わずに弾を広範囲に散らすように掃射していてもヘッドショットが命中し、頭に大きな穴が開いて即死した者、そうでなくとも激しいダメージを負ったり身体の一部がちぎれ飛び、その場に倒れ込んだ者が、川の激流に流されるように視界から消えていく。
敵は左右から出て来ているため左の敵勢が片付くとすぐに右の敵勢に対処する。
だが片方の軍勢に専念している隙を突かれ何人かの敵が列車の側面にしがみつかれてしまっている。
とはいえ敵は走行中の列車に対して仕掛けており、アンクル・パフは速度が出ない部類の機関車だが自動車の法定速度並みのスピードは出せている。 そんな状態の時に車体にしがみつけば、地面に足がついている下半身は当然引きずられる。 実際今列車の側面にしがみついてる敵は引きずられてそのまま滑落する者や、登り上がろうとして高速回転している車輪に巻き込まれ足や胴体を真っ二つにされている者が多くいた。 だがそんな連中を足蹴にして登っている者も多くいる。
機銃が固定されている所からは列車の側面は機銃の死角になっていたため、俺はポケットの中から小石の山を掴むとそれをしがみついている敵に向かって投げつけた。
投擲のスキルで強化された小石の山は散弾のように拡散して敵達の身体に突き刺さった。 身体中に感じる痛みから怯んで手の力が抜けたその一瞬で敵達は貨車の車体から次々滑落していった。
右側で列車に張り付く敵を落とすと、再び左から接近する敵集団に対処する。
先程撃退したはずなのにまだ10数人程向かってくる敵襲に機銃で応戦しながら、またしても右から来る敵集団へ石ころを後ろ手に投げつけ牽制し、左側が片付くと同時に機銃を旋回させ一気に薙ぎ払う。
こうして近づく襲撃者達を払いのけるが、どういうわけかまだ敵の波は収まる気配がない。
列車の速度も既に最大まで出ているのに、もはや待ち伏せていたというより後ろから追いかけてきているような感じがする。 まるでゲームセンターのガンシューティングゲームの敵のようだ。
おそらく後ろの方で倒れた仲間を回復もしくは蘇生している奴がいて、それが馬か何か乗り物を使って追いかけてきていると俺は思った、というよりもう数十人倒してまだ止まない所を見るとそうとしか考えられなかった。
と、思案していると森の中から・・・
パカラッ、パカラッ、パカラッ、パカラッ・・・
蹄が地面を蹴る音と、それに加え・・・
フィイイィィィィィィン・・・
という機械的な空気を吸排気するファンのような音も聞こえてくる。
そしてそれらは音がする全ての方向から現れた。
ヒヒーン!
パカラッ、パカラッ、パカラッ・・・!
甲高い鳴き声と共に茂みから飛び出した生き物はやはり現実世界と同じ馬だった。
その馬に跨っている襲撃者は各々手にした武器を上に振り上げている。 まるで西部劇の先住民族のように。
それに混じって・・・
キーーーーーーーン・・・!
フィイイィィィィィィン・・・!
ジェット機のような音を出してホバー移動するフリスビー型のUFOのようなものに乗った者もいる。
こちらは馬に乗っている連中は斧や剣など近接武器に対して銃など射撃武器を装備している。
俺はさっきと同じように右側の敵に石を投げながら、列車との距離が近い左側の敵に銃の照準を向ける。
さっきとは違い馬など乗り物に乗って来た襲撃者達は列車と同じ速度で並走してくるうえ、銃撃しても避けられてしまう。 だが俺は焦らずに、移動しながら長距離から攻撃を仕掛けてくる射撃武器を持った敵を優先的に狙う。 射撃装備兵が乗っているボードは馬より小さく動きも早いため攻撃を当てるのは難しい、だが正確に攻撃を当てるにはどんな銃火器でも立ち止まらなくてはならない。 こちらを狙い撃つため動きを止めた者を狙って銃弾を放っていく。 そうして俺が撃った弾は敵に命中し、バランスを崩した射撃兵は地面に落下していく。 操縦士を失ったボードはその浮力を失い地面に激突し不規則に転がって貨車にぶつかったり、馬に乗った敵の首を丸ノコのように裂いていく。
そうして左側の射撃兵を全滅させたその時!
背中から高い雄たけびのような音がして振り返ると、なんと右側の敵集団が下り線の線路に入って列車に近づいてくる! 小石を適当に投げているだけではやはり牽制くらいにしかならず、敵はあまり減っておらず、射撃兵も残っている。 左の敵集団に石ころを投げ牽制しながら機銃の銃口を右に向けようとするが間に合わない!
敵の一人が貨車のとっかかりに手をかけようとした、その時!
ファーーー!?ファッ!ファッ!ファァァァァァーーーーーー!!!
突如、下りの線路のカーブから貨物列車が現れ、けたたましい警笛を鳴らしながら線路上の侵入者に向かってくる。
敵集団はそれを見て、理解して反応することも、避けようと行動する間もなく・・・
次の瞬間!
ドガガアアアアアアアア!!!ガラガラガラガラアアアア!!ギギギ(ブチブチベチャ)ギギャギャ!!
ギャアアアアアアアアガガガゴ(ブチグチャブルルフーギチャ)ガガガゴオオオオオ!!!
ヒィィィィィィドガアア!!ガゴン!ゴゴン!ゴガガガゴゴガゴオオオオ!!!
キィィィィガカコーーーン!(ヒュイヒュイヒュイ)カラーン!ココギャギャギャギャ(ピシッパシッ)ギャギャギャリ!!ギギギャリギャギャ(バシューン)ギギ(ボシュ)ガガガラガラガキャ!!!
おぞましい衝突音と車輪の下から何かの音が辺り一面に響いた。
貨物列車の機関車は急ブレーキを掛けたが間に合わず、賊の群れに突っ込むことになった。
衝突された敵集団は皆、頭から足まで血の色で真っ赤に染まり四肢がちぎれ飛びながら遠くへ飛ばされたか、全身を襲う激痛から恐怖の悲鳴を上げながら落馬して線路に落ち、そのまま貨物列車の車輪の下へ消えていった。
賊達が乗っていた馬は突如現れた巨大な鉄の機械に仰天して悲鳴を上げる間もなく衝突した。 ただしこちらは乗っていた賊達とは違い、外傷や出血などはせず、そのままの姿を保ったまま物理法則を無視した動きとスピードで弾き飛ばされ、空の彼方か森の中へ消えていった(動物愛護法を想定した結果、このような表現になったと思われる)。
射手が乗っていた円盤は宙を舞いながら地面に落ち、一部は貨物列車の車輪に引っかかり、火花と爆発音を出しながら空き缶のように潰された。
俺はそんな惨劇を前に、自業自得だと思ったが少しだけ気の毒にも思った。
だが、そんな凄惨な人身事故が起きても、敵はその攻めの手を緩めなかった。
ダン! と、貨車が揺れる音がして、ハッとして自分の列車の方を見ると、敵の一人が有蓋貨車の屋根に登ってしまっていた! 片手斧を手にした襲撃者は武器を振り上げるとそのまま俺の方に向かって来た!
俺はただちにそいつに向かって機銃を発射する。
ダダダダダ!! カ!カ!キ!ドドチュ。
敵が3両目から2両目へ飛び移った!
ダダダダダ!! ドチュドチュ、カーン!キーン!ドチュ。
振りかざしていた斧を前に構え銃弾を防ぎながら向かってくる、2両目から1両目に移った!
ダダダダダ!!ヒューン。ヒューン。 ドド、キーン!キーン!ドチュ、カ!カ!カ!ドチュチュ、キ!キ!チュチュドチュ、カ!キ!ドチュ。
石ころの雨を投げつけながら撃ち込む。 少し怯んだが止まる気配がない! 貨車の端から大ジャンプしてそのまま切りかかって来る!
ダダダダダ!! ドチュ、キ!ドチュチュ、ドギューーーン!!!
飛びかかってくる襲撃者に銃弾を浴びせると、一発がヘッドショットになり何とか斬られる前に撃破出来た。 襲撃者は空中でバランスを崩し、炭水車の縁に足が引っかかったが、手にした斧が地面に触れるとズルリと落ちて視界から消えた。
だが、これを皮斬りに残りの襲撃者達も次々登ってくる!
俺はすぐさまそれらに銃撃する!
ダダダダダン!! ドチュドチュドチュドチュドチュ!
一番手前の襲撃者の足を狙う。 命中!
「うおッ!?うわあああぁぁぁ・・・!」
足を撃たれた襲撃者は有蓋貨車の緩やかな曲面でバランスを崩して落ちた。
ダダダダダ!! ドチュチュ、カーン!ドチュチュ。
弓矢でこちらを狙う敵兵を撃つ。 撃たれた敵弓兵は姿勢を低くし防御姿勢を取りながらこちらを狙う。
と、そこへ・・・
「邪魔だ!」 ドカッ!
「ぐあっ!?テメェ!ぐおおおぉぉぉ・・・!」
後ろから来た敵兵が、あろうことかうずくまった弓兵を蹴落として、そしてそのまま低い姿勢で素早くこちらに向かって来る、暗殺者タイプだ!
俺は接近する暗殺者に対して機銃と小石で応戦する、だが!
ダダダダダ!!ヒュヒュヒューン。 ヒュン!ヒュン!チュン!チッ、チュッ、キン!チュン。
暗殺者はその素早い動きで銃弾と小石の雨を回避する。 一部が身体に掠っているが、決定打にはなっていない。
そして暗殺者にダメージをほとんど与えられないまま、近づかれて行く。
3両目から2両目に移り、あっという間に1両目に渡りそこからジャンプして俺に迫って来る!
空中の暗殺者に攻撃を撃ち込むが、身体を捻って避けられ有効ではない。
暗殺者がナイフを持った腕を前に突き出し、俺に攻撃が当たろうとする一瞬! 俺は反射的に片足を振り上げ、ナイフが向かってくると同時に蹴りを繰り出した。
ナイフを持った腕と金属の脚が交差し、次の瞬間ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
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ナイフの刃先は俺の目の前数ミリの所で止まり、
俺の蹴りは相手の胸板に届いていた。
生身の人間が鋼鉄で出来た足に高速で蹴られれば只では済まず、防御性のない薄手の布の服の胸板の下から、グチャリ、とも、ボキャリ、とも取れる音が聞こえ、その蹴りを受けた暗殺者は身体を<の字に曲げて宙を舞い地面に落ちた。
そこから息つく間もなく・・・
その直後、俺は背中から、ゾワリ、と敵の気配を感じ取り、対応しようとするが、間に合わなかった。
一瞬の隙を突かれ、俺は背後から腕で首を締め上げられ拘束される。
どうやら機関車の前面から別の暗殺者が乗り込んで来たようだ。
俺を捕らえた暗殺者は俺を尋問するでもなく、そのまま俺の首の関節部にナイフを突き立ててきた!
機械人アバターには痛覚は無いが、その代わりチリチリする感触が後ろ首の表面から喉の奥に向かっていくように感じた。
攻撃を受けた事でHPは徐々に減って行き、当然俺は抵抗して振り解こうとするが、上手くいかない。
そうこうしている内に残りの敵が列車に近づき、乗り込んでくる。
もうこれまでか、と思ったその時!
「にゃ!にゃにゃにゃにゃにゃにゃ!にゃーーー!!」
シャキン!スパスパスパスパスパスパスパスパ、シャコッ。
謎の掛け声と刃物の音が聞こえると、俺の身体を捕らえていた感触が軽くなり、俺は首に巻き付いた腕をほどく。 だがそれは腕だけであった。
主と切り離された腕をその辺に投げ捨てて後ろを向くと、俺を拘束していた暗殺者が俺が振り向いた直後に数㎝四方のブロックになって崩れていく。
そして崩れた暗殺者の身体の向こうから・・・
ピンク色の猫耳と尻尾、赤い血に濡れた爪手甲を持ったキャット☆アイがいた。
「ふぅ、今度は間に合ったかニャ?」
「キャット☆アイ!何故ここに?」
ついさっきクラウドで会ったばかりの知り合いが何故ここに来ているのかと俺は疑問に思った。
だが、後ろから。
「シャアアアアア!」
奇声が聞こえて振り返ると、別の賊が剣を振り上げて背後から飛びかかって来る。
俺が即座に銃口を構えて撃とうとした、その一瞬!
ズバッ!
突如、巨大な黒い影が賊の目の前を通り過ぎると、斬撃の音が聞こえて空中で賊の身体が止まり、身体の真ん中に白い筋が通ったかと思うとその次の瞬間には賊の身体は真っ二つに斬断されて地面に落ちた。
視線を降ろして貨車の方を見ると、そこには、巨大な漆黒のボディの機械人ーーーブラッドが、その身の丈程もある巨大な大剣を構えて立っていた。
「・・・襲撃犯を掃討する、俺は列車に乗り移った奴を仕留める」
「OK、んじゃあたしは馬に乗ってるのをやっつけるかニャ」
ブラッドがそう指示を出すと、キャット☆アイはそれに応え、それぞれ担当する敵に向かってゆく。
俺も彼らを援護するため機銃を構える。
だが、俺が支援攻撃せずとも、彼らの力は圧倒的だった。
ブラッドがその大剣を一振りするだけで列車に飛び乗った敵は全て斬り払われ、キャット☆アイの素早い身のこなしで、履いているヒールに仕込んだ鋭い針で敵をまるで曲芸のように連続で踏み刺していく。
そうして、列車を襲撃してきた集団はあっという間に殲滅出来た。
襲撃者達を撃退した後、俺は助けに来た二人を機関室の中に入れ、列車を進ませた。
しばらく走ると森の出口が見えてきた。
そこを抜けるとそこには・・・
辺り一面に黄金色の小麦畑が地平線近くまで広がっており、右の車窓には一面の大きな湾が広がっているのが見え、そして前方の遠くの方に城壁で囲まれた大きな城ーーーオルティガ城が小さく見えていた。
そこからいくつかの小さな駅を通過し、ついにオルティガへ到着した。
駅に到着すると、早速それぞれの荷物を積み下ろす。
市場の係員にサニーヒルズ産の新鮮な農作物。 アイテムショップの女性店員に回復薬。
そして孤児院のシスターにオグラヤのパンを渡して依頼を完了する。
貨物を降ろした後、駅構内にある給水塔と石炭ホッパーがある退避線に機関車を停め、補給をしている間に、キャット☆アイとブラッドがどうして救援に来れた理由を聞いた。
それによると・・・
クラウドで俺と別れた直後に犯罪者の襲撃にあったが、軽く帰り討ちにし拷問もとい尋問をしてそいつから情報を聞き出したらしい。
それによれば、その襲撃者達はラッシュ駅の事件で活躍したプレイヤー達を倒して悪名を轟かせようとしたという、ナニかコジラセたような奴が考えそうなアホな理由だったらしい。
そして、その危険が俺にも迫っていると確信して追いかけて来たが、チーム内に列車を所有している者がいなかったらしく、走って来たという、凄ェ。
その話が終わると、俺はさっき汽車を走らせながら考えたことをブラッドに話した。
「ブラッド、俺からも話がある」
「ああ、聞こう」
「チーム参加の話なんだが、俺を入れてほしい。 戦闘では役に立たんかもしれんが、行く所があるなら足になる。 それで構わないか?」
「分かった、ではJ-7、これからよろしく頼む」
「その代わりと言ったらなんだが、また俺の列車が襲撃を受けたら」
「まかせてヨン☆ ちゃんと助けてあ・げ・る・にゃ」
キャット☆アイが艶しい表情で、前屈みで胸を寄せながら応える。
ブラッドはそんなキャット☆アイを (表情は分からないが多分)呆れたように見ている。
こうして俺はSoFo内でチーム『バウンティ・バスター』(略称:BB)の一員として新たな一歩を踏み出した。




