表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
26/43

15. ラッシュ駅戦後状況

~あらすじ~


主人公J-7は自らの列車貨物を囮に列車強盗を討伐する。

一方そのころラッシュ駅では強盗の仲間により占拠され、駅員と乗客達が人質にされていた。 だが、そこへ到着した列車に乗っていたジルとバロンを始めとするプレイヤー達とNPC衛兵達、そして謎(?)の女キャット☆アイの活躍によって駅舎を奪還することに成功する。

そして、キャット☆アイと出会い主犯格の全てを共に倒したJ-7はラッシュ駅へと汽車を進めた。

※久々に主人公視点



キャット☆アイというプレイヤーに出会ってから、クエストで積んだ金塊を降ろすためラッシュ駅に向かい到着すると、やはりいつもとは様子が違うようだ。

俺は列車を一番ホームに停めると辺りを見渡した。

最初に目につくのは沢山の人、ゲーム内のほとんどを駅で過ごしている俺には駅で人が溢れかえっている光景は特に珍しいものではない。 現実でもこのゲームでも文字通り『ラッシュ』の時間には大量の乗客達で駅構内が賑わっている。 だが、今の時間は昼の3時頃、NPCの列車の利用客数が落ち着いて日によっては構内ががらんと物寂しくなる頃であるにもかかわらずどのホームも人で溢れていた。 いつもと異なる点はもう一つ、それは駅にいるプレイヤーの数である。 駅とその列車は当然プレイヤーも利用することは可能である。 だが運転手として利用する際はホームの長さ分の列車しか入れない。


(※ここから先、少し冗長です。)


 クラウドやラッシュなどの大きな駅のひとつのホームの長さは大型の機関車と大型の貨車・客車10両編成が入る位、つまり計11両入れるスペースがある。

小型に分類される機関車・貨車・客車はその半分位の大きさなので単純計算で小型機関車と小型車両10両編成が2つで計22両入れる。

列車は一人につき1編成、大きな駅のホーム数は6番線までなので、大型機関車・車両の10両編成で6人分。 アンクル・パフはテンダー機関車にしては小型で間違われやすいが小型車両2台分の大きさがあり、最大の3両編成だと実質5両分の長さで一つのホームに入れると計4編成/人分、それが6つで24人分。

 小型で1両しか連結できない人力トロッコ(アーム・ストロンガー)は2両分で、一つのホームに11人分、それが6つで66人分は入れる。(が、アーム・ストロンガーは機関車としてはかなり低性能なので一部のプレイヤーしか使っておらずさすがにそうなることはほぼないだろう。)


(※冗長終了)


だが、自分の列車がある1番ホームと向こうで停まっている6番ホームの列車以外のものは辺りには見えなかった。 そこで俺はこのプレイヤー達は利用客だと考えた。

駅に停まる旅客列車列車は徒歩移動よりも速く、車種にもよるが短時間で遠い町や国に行くことが出来るので、NPCだけでなくプレイヤーにも重宝されている。 だが乗客として利用すると当然料金が発生する。 料金は目的地に着く時間で増減することはない(とはいえ旅客運送のクエストで遅延が発生するとその分評価が下がり報酬も少なくなる)が、乗り込んだ駅から遠いところに行くに連れて値段も高くなっていく。 初心者プレイヤーにとってはかなりの高額だが、それも中堅位のプレイヤーにとっては高額のクエストをこなしたりで金に余裕があるため普通に使っているようだ。 それに一部のクエストはクラウドにある冒険者ギルド本部に直接報告に行く必要があるらしい(俺はまだそういうクエストを受けたことがないためよく分からないが)。 俺は6番ホームの列車の側面に《クラウド行・特急》の文字を見るとそのことを思い出し、ここにいるプレイヤー達は皆そのためにあの列車で向かう途中だったと結論した。


他に変わった点がないか見てみると、青と緑の文字の中に赤い文字の犯罪者達達の姿が見えた。それらは一か所に集められ身体を拘束されてNPCの衛兵達に見張られていた。

それ以外には特に変わった様子はなく、俺は機関車から降りるとクエストを報告するため駅員を探した。

とそこへ、見覚えのある人影が姿を現した。

次回に続きます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ