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くじ引き特賞:無双ハーレム権 作者:三木なずな

エレノア編

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225.魔剣悦楽

 深夜、まるで水底の様な月明かりに照らし出される中、おれは女達のぬくもりと匂いに包まれ、目を閉じ静に横たわっていた。

(今のは面白かったな)

 こっちの余韻とか慮ってくれることなく、エレノアが頭に声を響かせてきた。

「面白かったって何が?」
(最後の娘、シンシアと言ったか。最初から最後までキスをしていなかったではないか。他の九人は全員最後までしているのに)
「見てたら分かるだろ? 全員にそれぞれ一番気持ちよくなるやり方をした」
(うむ、それは分かっている。が、本番無しのキスだけで気をやるまで導けるのはいささか驚いた。そのようなやり方、われの専売特許だと思っていたのだからな)
「お前の専売特許?」

 目を明ける、ベッドの横に置かれたエレノアを見る。
 月光を反射して、黒い刀身が波打っていた。

(われの女の抱き方を教えた事はなかったか?)
「なんだ、触手でも出すのか」
(それだと貴様の本番と一緒だろうに)
「まあ、それもそうだな。ならどうするんだ? というかお前が女をだく?」
(厳密には我の契約者に伝授するやり方だがな。やってみるか? 今の貴様ならコツを教えただけですぐに出来るだろう)
「言ってみろ」

 そう話した直後、頭の中に直接イメージが流れ込んできた。
 イメージは人型のエレノアと、キスだけで気絶させたシンシアの二人だ。

 二人とも服をちゃんと着ていて、エレノアは自然体でたってて、シンシアは跪いて頭を差し出す姿勢をとっている。
 エレノアはシンシアの頭のてっぺんに手のひらを乗せた、まるで大人が子供の頭を撫でるのと同じように。

 違うのは、エレノアの手から漆黒のオーラを出しているだけ、おれがいつも出しているオーラだ。
 そのオーラはシンシアを包み込むと、彼女の身体がからだがふるえだした。
 完全に本番(、、)をしている時の反応だ。

 いや、伝わってくる、頭の中に直接伝わってくる。

 エレノアとシンシア――やる方とやられる方、両方の快感が。
 どっちも普通にするのより気持ちがよかった、比べ物にならないくらい強い快感だった。

「なんだこりゃ」
(われの女の抱き方だが?)
「抱いてないだろうが」
(抱擁でも握手でもかまわんぞ? 手を頭に置いたのはこれで契約者に宗教をやらせてたからだ。触れただけで絶頂に導き処女受胎まで可能にする神の手ってな)
「あれで妊娠までするのかよ。お前器用だな」
(ダイレクトに快感を魂に刻むから、やり過ぎると相手は廃人になるがな)
「禁断の果実だな」
(ちなみに廃人になった中の更に一部の有望な奴らがあの死霊の軍勢だ)
「今更だけどお前って本当に魔剣なんだなあ」
(くく、嫌いになったか?)
「別に、今更だ」

 エレノアは多分今の話よりもエグいことをさんざんやってきただろう。
 その名前を聞くだけで人々がふるえあがる程の悪名、伝説の魔剣だからな。
 だけどそれも全部過去の話、おれと出会う前にやってた事をいちいち気にしても意味がないからな。
■ドラマCD試聴サンプル公開
活動報告、もしくはyoutubeに「くじ引き特賞」で検索してみてください。

【タイトル】くじ引き特賞:温泉ハーレム権
【キャスト】
カケル :石川界人さん
ひかり :山下七海さん
ヘレネー:佳村はるかさん
ナナ  :諏訪彩花さん
イオ  :三森すずこさん
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