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くじ引き特賞:無双ハーレム権 作者:三木なずな

シラクーザ王国編

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106.五虎大将軍

 フィオナの部屋を出て、廊下を歩く。

 あごを摘まみながら考えて、独り言のようにつぶやく。

「大将軍か、どっちの大将軍なんだろうな」

(うむ? なんの話だ?)

「大将軍って言葉だとおれは征夷大将軍と五虎大将軍の両方を連想するんだが、両方違うタイプの大将軍なんだよ。それでおれはどっちなのかなって思ってな」

(ふむ。征夷大将軍というのは?)

「ぶっちゃけ君主、一軍か、一勢力のトップだと認識してる。政府をつくってそのトップになったりするからな。皇帝が『国は全部お前に任せる』ってのが征夷大将軍」

(五虎大将軍というのは?)

「こっちは完全に部下。君主が部下から上位五人の強いヤツを選んで任命するヤツだ。名誉職に近いのかもな」

(ふむ、なるほど。ならどちらも違うと思うぞ)

「たしかにそうかもな」

(しかし、貴様の場合その五虎大将軍が参考になるのではないか?。貴様本人の話ではないが)

「おれ本人の話じゃないってどういう事だ?」

(五大国の姫や女王を全員もの(、、)にするのだろう? 貴様は。姫や女王を自分の女にして、侍らすのが目的。それが実現するのなら、五虎ならぬ五姫ってところだな)

「ふむ」

 五虎大将軍じゃなくて、五()大将軍ってことかな?

 将軍じゃないないが……とにかく想像してみる。

 いや、想像するよりも実際にやればいいんだ。

 おれはワープの羽を取り出して、この場から飛んだ。

「アウラ」

「カケルさん? え、なになに」

 アウラをつれて次の場所にワープする。

「リカ」

「丁度よかったカケル、相談したいことが――ひゃん」

 リカを加えてまたワープした。

「ヘレネー」

「いかがいたしましたかカケル様」

 ヘレネーを二人のそばに引き寄せて更にワープする。

「フィオナ、マリ」

 最後はフィオナの所につれて来た。

 マリも丁度そこにいた。

「どうしたのカケルさん」

「それに……みんなも」

 さっき会ったばかりのフィオナが戸惑ってる。マリも似たような反応だ。

「みんな、並んで立ってみろ」

 おれがいうと、女達が交互に顔を見合わせた。

 「どういうこと?」「どうする?」という戸惑いが彼女達の顔にでてる。

(説明してやった方がよいではないか)

 そうだな、と思っていると。

「並びましょう」

 フィオナが言い出した。

「カケルさんのやる事ですから、きっと何か意味があるんですよ」

 いや今回は大した意味はないんだ。

 単に見てみたいだけ。

「そうね、カケル様のなさる事ですし」

「わかった」

「どういう風に並べばいの? 一列?」

 女王や姫達は口々に言い合って、整列をはじめた。

 左から順にヘレネー、リカ、アウラ、フィオナとマリだ。

 おれは少し距離をとって、一目で五人を見渡せる所に立った。

 五人は……ものすごく綺麗だった。

 一人一人綺麗なのはもちろんだが、五人並んでるとますます綺麗に見える。

 互いに相乗効果で高め有ってるんじゃ無いかって思う位綺麗にみえる。

「あっ、もしかして」

 リカがポンと手を叩いた。

「カケル、したい(、、、)んだ?」

「うん?」

「だからみんな集めたんだ。うん、これくらいいないとカケルの相手無理だもんね」

 リカが何度も頷いて、わかるわかる、って顔をした。

 いや別にそういう訳じゃないんだが……。

 単に五虎大将軍から発生したネタでおれの女達を並べてみたくなっただけだ。

 それを説明してやろうと思ってるうちに、女達が先に動き出した。

 ヘレネーが服を脱ぎだして、アウラが頬を染めて恥じらった。

 まだ経験の少ないフィオナとマリはどうしたらよく分からないって顔をしてる。

「フィオナ、マリ。カケルの服を脱がしてあげて。あ、エレノアに触っちゃダメよ。大変な事になるわ」

 リカがしきりだした。

 カランバにおれ専用のハーレムを作った彼女はこういうしきりに慣れてる。

 的確な指示をされたフィオナとマリはおれのそばにやってきて、エレノアに触れないように、慎重におれの服を脱がしていった。

 一見冷静に指揮していながらも、誰よりも目が熱く、潤んでるリカ。

 人前じゃ「王族として恥ずかしくない振る舞い」を心がけるのに、王族というくくりでつれて来たらそれが発想から完全に抜けて、ただの、おれの女として振る舞う。

(いい女達だな)

 皮肉屋っぽいエレノアをしてそこまで言わせるいい女達。

 まったく同感で……愛おしく感じる。

「うーん、でもわたし達で足りるかな」

「メリッサさんもお連れした方がいいのかもしれませんわ。近くにいるはずですし」

 それで話をまとめようとするヘレネーとリカ。

「まて、それはいい」

 おれは二人を止めた。

「え? でもそれじゃカケル大丈夫?」

「気にするな、今日はおれが満足するよりも、お前達を可愛がりたい気分だ」

 そう、そういう気分。

 いい女達をとにかく可愛がりたい気分。

 俺は、ここにいる五人を徹底的に可愛がった。
■ドラマCD試聴サンプル公開
活動報告、もしくはyoutubeに「くじ引き特賞」で検索してみてください。

【タイトル】くじ引き特賞:温泉ハーレム権
【キャスト】
カケル :石川界人さん
ひかり :山下七海さん
ヘレネー:佳村はるかさん
ナナ  :諏訪彩花さん
イオ  :三森すずこさん
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