付録:＂Kiss to freedom＂の年表
①神々による万物の統治時代〜神々の反逆者の登場
世界を統治していた旧世代の神々の間で派閥間の対立が発生することによって、絶対的なものだった旧世代の神々たちによる支配体制が弱体化することになる。
↓
こんな彼らの状況に＂支配階層であった神々への反逆者たち（下位階層の神々）＂が各所で蜂起し始めるが、上位神たちは彼らのことを掃討する作戦を実施する。
↓
しかし彼らが導き出した答えに舞人の母はついに旧世代の神々へと反旗を翻す。
↓
そして一時は下位階層の神々の神々の希望の光となって、彼らの救世主的な存在となったはずの舞人の母がーー。
②神々の時代の崩壊
先の大戦で勝利を納めた派閥間の支配階層の神々による絶対的な支配秩序体制が再び築かれてしまった世界で、愛鈴とユフィリアが運命的に出会うことになる。
↓
愛鈴との出会いによって＂神々の解放を求め始めたユフィリア＂や＂封印されていたはずの舞人の母の記憶を思い出したかのように反逆し始めた下位階層の神々＂が、協力することによって支配階層だった上位神たちに対抗して、ここに敗北した派閥間の神々も介入してきたために、旧世代の神々による支配体制は完全崩壊。
＊⑴
[そしてこの時に旧世代の神々の一派（黒き神々）は、自分たちにとって目障りな派閥を殺すことを傀儡として誕生させた＂空統＂に命じて幻想世界で眠りにつく]
＊⑵
[この時点まで生き残っていた＂下位階層の神々＂もこの先は自分たちでは生き残れないと実感していたために、彼らは存在しない＂舞人の父＂というものを作り出して黒き神々の注意を引く一方で、自分たちの総力戦によって空統のことを乗っ取ってしまい、＂いつかくる日の黒き神々への復讐＂を誓うようになる]
＊⑶
[だからもうこのあとの世代に生きている人々はーー、
①黒き王が神話の再生のために構成をした人形の器か、②数千の神々が自分たちの僕として世界中に撒いた白き血や黒き血が生命を持って誕生した者たち]
③黒き神々が原因による世界の崩壊
支配階層の神々は消失して、下位階層の神々は全滅をしたからこそ混沌と成り果てた世界で、生存をしていた神々の争いは結果的に熾烈なものになってしまう。
↓
このままでは完全に世界が崩壊してしまうと危惧した惟花は自分が生贄となって人々を救うために＂天国でも地獄でもない世界への扉（幸せなる色）＂を決行する。
↓
しかしそれを防ぐために神々が抵抗をすることによって、惟花の身体が破滅しかけてしまっている時に、少年だった舞人が惟花のことを助けに来てしまう。
↓
舞人が不完全ながらも＂血のなき神の子＂になり、空統や惟花はもちろんほかの神々たちのことまで殺し尽すかと思われたが、あと一歩のところで限界がくる。
↓
それでも結果的に舞人や多くの神々たちは再生不能状態になるほどに傷付いてしまったために、幻想世界で眠りにつく黒き神々たちだけが笑うことになった。
＊⑷
[でもこの時に誰かがまるで舞人を手助けするように＂天界＂へと避難させる（この時に舞人は桜雪と出会い、そして黒き神々は白き血のことを羨むようになる）]
④舞人が原因による世界の崩壊
舞人たちが地上へと帰還してから数年後。黒き神々は復活に相応しき時が来たと考え、まるで対立する派閥の神々を一掃するように人々の争いを激化させる。
↓
＊⑸
[黒き王の神話の再生が近づいていることもあって黒き神々も焦っている。だから彼らは自分たちが直接現れることによって世界の破壊を促すようになる]
しかし天界から帰って来ていた舞人は黒き神々を倒すことにも成功したが、その時に彼らの手によって惟花のことを殺されてしまい、舞人はそのことを悲観する。
↓
それでも今なら世界を作り直せるとわかっていた舞人はーー。
⑤舞人と黒き王の最終決戦
ーー本編の最後の5日間（Kiss to freedom）
