三
「ん、、、、
朝、、、?今日から学校ね」
クスッ、、、
まだ新しい制服を着て、
朝食を食べて、、、、、、
そろそろ出ようかなぁ
「君可愛いね〜?今から学校?
サボって俺と遊ばない?」
ハァ、、、これで6人目。
外に出たらこれだよ、うざい。
全て無視して、やっと三和高校に到着。
「理事長室.......何処かな?」
迷ったの誰かに聞いて見る事にした
「あの、理事長室どこですか?」
敬語を使って聞くと、
振り返ったその人は一瞬固まり
「あ、あぁ理事長室か、
ここを真っ直ぐ行って
右に曲がったらすぐだよ」
丁寧に説明するんだね....
不良校だからといって
全員悪いわけじゃないからね。
「ありがとう」
にこりと作り笑いをすると、
その人にが眉に皺を寄せて
「その笑い方やめろ。
お前、転校生か名前なんだ?」
私の作り笑いに気づくなんて.....
この人何者?
「人に名前を聞くなら自分から
名乗るべきでしょう?」
そう言うと、瞳を見開き
驚いた顔をしていた。
「ククッ、、、俺を知らないのか。
そうだな、俺は柊煉」
今日会ったばかりなんだから
知らないし、、、
「そぅ、、、私は佐久間懍よ、煉」
急がなくちゃ、、、時間が無い
「じゃあ、行くから」
そう言ってから急いで理事長室に
向かった。
「佐久間懍、、、か」
そんな事をつぶやいている事も知らず。
コンコン、、、
「失礼します。佐久間懍です」
そういい、入ると
「りーーーーんちゃぁぁん!」
ドスッ、、、
「ぐッ、、、強ッ!」
そう抱きつこうとしてきたのは
陸にぃだった。
つい殴ってしまった。
「陸にぃ?何してるのかしら?」
にっこり笑うと引きつりながらも
わらう陸にぃ。
「り、懍?怖いよ?
一応俺ここの理事長だからね?」
以外ー陸にぃが理事長とかね....
そんなやり取りをしていると
「「「「失礼します」」」」
誰かが入ってきた。
でも、聞き覚えのある声....?
この気配も知ってる。
その人達が入って来ると
私はフリーズした
「來、柚木、優弥、冬夜?
なぜここに、、、、、?」
「「「「懍⁉」」」」
おぉ!見事にハモった!
いやいやそうじゃなくて!
何故か桜花の幹部が全員いるのだ。
「陸にぃ、説明してくれるよね?」
にっこり黒い笑みを浮かべると、
「わ、分かった!ちょっ怖ッ!」
説明を受けたあと、しっかり
お仕置もしてから理事長室を出た。
「懍〜どうすんの?
俺らは一緒に行動するけど?」
來が言う。
「そうね、私は別行動よ。
総長は男だと思われているし
バレると厄介だわ」
「え〜懍といられないの?
まぁ理由が仕方ないけど、、、」
柚木は男なのに可愛いっ!
黒い時もあるけどね、、、、、
「ごめんなさい、柚木。
ここには海龍が居るらしいの。
だからさらに厄介なのよ、
でももしもの時は駆けつけるから」
海龍、、、厄介ねぇ
関わら無いようにしなくちゃ、、、、