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蝶姫  作者: 檸檬
29/35

二十九




海から帰って一ヶ月過ぎ、

学校も始まった今日。

私はある情報について調べていたーー



「槐雨.....ふざけんな....」



最近、一気に勢力を高めて全国No.1を

狙っているらしい。

傘下がかなりいて一人一人は雑魚だけど

人数が多い。



「潰させるわけないじゃん?」



ニヤリと笑い情報をハッキングする。

今日は風邪と言って学校を休んだ。



パタン



パソコンを閉じて息をはいた。



「今夜のショーはPM5時開幕。

さて、どれくらいヒトがでるのかな」



槐雨の強さなんてどうって事ない。

人数でどれくらい楽しませてくれる?


さぁ、ショーの準備だ。


向かったのは海龍、

煉達の倉庫ーーーー



バンッ



「こんにちは。海龍のみなさん♪

煉いる?」



煉達は今日、暴走すると言っていた。

でも今夜外に出られちゃ困るんだよね。



「あ"ぁ"?てめぇここが...ッ懍さん!!!?」



その男の声が倉庫に響き、

周りの下っ端達が騒ぎだした。

そりゃそうだ。風邪と言って休んだ人が

今、目の前にいるんだから。



「「「「「懍っ」」」」」



幹部室にも聞こえたのか皆出てきた。



「あはっこんにちは」



ふざけてそういうと皆止まった。



「あれ?こんばんは??」


「懍、なんでここに?」



おぉ、煉が語尾にハテナをつけた!!

ってこんな事してる暇ないんだよ。



「今日の暴走、止めてくれない?」


「無理」



.....仕方ないな。



「んじゃぁ、煉。バイバイ☆」



煉の後ろに回って手刀を落とした。

フラっと倒れてきたから受け止めて、

朱鳥に渡した。



「懍、なんのつもりです?」


「暴走されると困るんだよね。

あ、ヤバ。じゃね」



後ろから罵声が聞こえるけど

そんなん気にしてられない。

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