神の石について(よく出てくるもの)
世界の決まりごとのほうで書きましたがおさらい。
世界には国というものが無く、代わりにほぼ神の数だけその神を祀る町があります。都市国家のようなもので、町ごとの自治となっています。
神の名前=町の名前です。小説内では正式名称としてカタカナでルビを振って(例:飛翔神の町)いますが作者の自己満足です。漢字のほうがわかりやすいでしょーと思っております。
最高権力者は神です。人間的には大神官と町長の二頭政治。町長は選挙で選ばれますが、大神官は世襲制か能力主義。
となると権力者が私腹を肥やしそうですが、神は別次元から見張っているのでそんなことをすると神の石の供給が止まり、経済が混乱し町民にバレて大事になります。
神の石は神殿奥の聖堂に祈ると降りてくるものです。神によってその力も供給量も違います。
町ごとに神の石の力が違うため、それを元に特産物が作られたり、神の石自体が特産物になって流通していきます。
なお、神の名前は必ず「ス」で、石は「イト」で終わるようにしています。
以下、「神の名前」「神の石の名前」「神の石の能力について」などを羅列していきます。
まずはメイン二柱。
飛翔神リフェイオス
反力石リーペイト
主人公たちの住む町の不透明紺色の神の石。指でつまめる楕円形のものが多いが、神話時代の石には大きなものもある。
反重力で空中に浮き、理力の流し方で浮く勢いが変えられる。肌に触れていないと理力が流せない。
町民は必ず最低1つは持っていて、アクセサリーとして身に着けていることが多い。
走った勢いで使うと少し飛距離がのびる程度にしか横移動はできない。周りに何もない空中に静止しているときは横移動出来ない。
誰でも聖堂で祈ればもらえ、数の上限は特に決まっていない。
神話の時代には反力石を融かして他の金属と混ぜ、重力を感じず力を跳ね返す合金を造れたが、現代に精製方法は伝わっていない。
合金自体は融かして再利用することが出来る。
名前はleap(跳躍する)から。
破壊神ルーイナダウス
破壊石ルイネイト
つまめるサイズの丸い黒い石。小型爆弾。握って理力を込めた後に衝撃を与えると爆発。家程度のものが破壊できる。
飛翔神と戦争した罰として町が無いため、破壊石は滅多に市場に出回らない。
都の大神殿では時々謎のルートで入手することがあり、工事に使われたりする。
ruin(破滅・破壊する)から。
以下は神の中でもトップの十大神について。「じったいしん」と読みます。大神の町は「都」と呼ばれています。
水の大神シーウァテレス
水源石シーヴァイト
不透明青。チョークを縦に二つ並べたサイズ。
理力を込め容器に入れておく容器の大きさに合わせて綺麗な水を満たす石。生活必需品として大量に流通している。
水筒に入れておくと便利だが、それなりに時間はかかるので事前準備が必要。
大昔は小さかったが誤飲が相次いだため、神官の訴えにより長い形状に変化した。
名前はsea(海)+water(水)を合わせたものから。
命の大神ライヴェロス
長命石ライヴァイト
寿命を少しだけのばすという御守りのような石。実際事故や殺人など無ければ本当に3日程度延びるのだが、効果が分かりにくいので御守りと言われている。
普通に流通しているがあまり人気は無い。
「大神の石がその程度の効果なはずがない。人を生き返らせる石『蘇生石ライヴェイト』があるはずだ」と噂されている。
名前はlife(命)から。
時の大神ティメロス
時停石ティーマイト
時刻石ティライト
2種類の石がある。どちらも生活必需品でかなりの量が流通している。
時停石はその周囲の物体の時間を止める(劣化しなくなり温度を保つ)。
生物には基本的に無効だが収穫された野菜には有効。遺体にも有効。
有効範囲があるのでそこからはみ出ると発揮されない。広範囲なら複数使う。
立方体で不透明な緑色。握れる程度のサイズ。
時刻石は大まかな時間がわかる石。
雫型半透明で、「刻」という単位ごと10種類の色に変わる。それを元に時計が開発されている。
一刻は1日を10等分した時間で、現実時間に換算すると2時間24分。
名前はtime(時間)から。
炎の大神フィルバルネス
炎焼石バルネイト
薄い円盤状で銀色。生活必需品で流通量も多い。
つつくと表面から火が出るので五徳のような台を上に置き、鍋などを載せてコンロのように使う。
台所ではボタンを押すと金属の棒が石をつつき火が出るような仕組みになっている。
名前はfire(火)+burn(燃やす)を合わせたものから。
光の大神リグテュラス
光源石リグタイト
電球のように使う丸くて白い石。大きさはまちまちで、光の強さも大きさにあわせて変わる。生活必需品のため大量に出回っている。
叩いたり突いたり衝撃を与えると光る。もう一度衝撃を与えると消える。
建物の中にあるものはボタンを押したり紐を引いたりすることで、金属の棒が石をつついて光るからくりとなっている。
懐中電灯やランタンのようなものも開発されている。
light(光)から。
闇の大神ニグートス
闇源石ニグータイト
黒曜石のようにうっすら透明。大きさはまちまち。
何も無いところから影を作り出す石。衝撃を与えることで石を中心に球状の影が出来る。袋の中に入れていたとしても影を遮ることは出来ず、袋の外側も影になる。
作られる影の大きさは石の大きさによって変わる。
真っ暗にはならず木陰程度の暗さ。暑い中で農作業をするときや砂漠を移動するときなどに重宝されている。
しかし活躍する場面が限定的で、需要と人気があまり無い。光源石ほど出回っていないがレアというわけでは無い。
そのためか闇の都は他の都ほど大きくはない。
night(夜)から。
星の大神ソーリュウェス
輝星石ソウライト
銀色の真球。ピンポン玉くらいのサイズ。触れることで自分の大切な人の星がわかる石。
生活必需品では無いため、普通の人気で普通の流通量。
死んだ人間の魂は空へ昇って星になるので、無数の星の中からすぐ分かるようになる。昼で星が見えなくても存在を感じ取れる。
大抵の星は肉親であるため自分の地元の町の上空で輝いている。その場合は道標にも使える。そのため船乗りは道標要員として必ず出発地および行先が地元である二名を船に乗せる。
星の都近辺では値段が安いので持っている者が多いが、他の地域では距離に応じて高くなるので、大切な人を亡くしてからようやく必要を感じて手に入れる人間が多い。
石としての寿命はそれほど長く無いため複数持つ者も多い。
soul(魂)から。
土の大神グローテアス
養土石グーライト
不透明茶色。碁石より一回り大きいくらいのサイズ。
農業をしている者には必需品である。
土に埋めて理力を流すと養分を出して一定の区画を肥沃な土地にしてくれる。1日1回理力を補充しないとならない。
ground(土地)から。
空の大神エイルスパス
転移石エイライト
透明空色。チョークサイズ。
床などに形は何でもいいので囲いを書き、その場所を思い浮かべながら目をつむり額に転移石を当てるとそこへ転移出来る。一回転移するとその囲った線は消えるため、もう一度転移したい場合は書き直さなくてはならない。
書く度に石は削られていく。イメージ的にはチョークより蝋石。
数十年もの間降臨していなかったため、レア石となっている。
それまでは普通に流通していたので地方の分断が起こらず、言語の統一性も保たれていた。そのかわり移動手段が発達しなかった。
「空」というより「空間」の神。
air(空気)+space(空間)から。
風の大神ウィブリーズ
換気石ウィブライト
不透明深緑。円筒状。手のひらに乗せられるジャムの瓶くらいのサイズ。
換気をする石。真ん中の穴の片側からよどんだ空気を吸い取り、反対側から新鮮な空気を出す。台所に大抵付いている。
空気が出ることを利用して推進力としても使われる。船の底、水中に沈む部分の後ろに複数付いている。また、カイルが改造したフォスターの盾バイクにも複数付いている。
wind(風)+bleeze(そよ風)から。
以下はよく出てくるものです。
収納神ストラージェス
格納石ストライト
半透明赤。球体で簡単に2つに割れる。
2つの欠片は対となり、その2つの丸いほうの部分をくっつけると片方が残りもう片方は異空間に収納される。
収納したい物に片方の欠片をくっつけて、もう片割れは普段の装備品等に取りつけて使う。
出し入れする意志に反応するので勝手に仕舞われたり出てきたりはしない。
取り出すときは仕舞ったものを思い浮かべて肌で石に触れなくてはならないので、何を仕舞ったか忘れると取り出せない。
その場合、収納神の神殿に行けば取り出してもらえる。
神衛兵の鎧の手首に付いており剣や盾を収納している。旅人の必需品でもある。
かなりの数が出荷されているが需要が多く、主人公の町はこの町から遠いため値段が高い。
strage(保存、保管)から。
清浄神クレアリス
洗浄石クレアイト
不透明白。石鹸の厚みを半分にしたくらいのサイズ。
この石で身体や服などを撫でるだけで洗ったことになり清潔になる。
段々小さくなる消耗品で、生活必需品のため大量に出回っている。
ただし石鹸や洗剤の方がずっと安いので、普段の生活で毎日は使わない。
頑固な汚れも一発で落ちるので主婦と旅人に大人気。
clear(綺麗にする)から。
対話神タルカトス
通信石タルカイト
透明球体。占い師がもってるような水晶玉サイズ。
いわゆる異世界系おなじみ通信玉。
登録者だけとしか繋がらないが、一度繋げてしまえば登録していない者も使える。
例:AとBが登録して通信を繋げたところへAの隣にいたCが映り込んで会話することはできる。しかしCがAの通信石を勝手に使ってBへ通信を繋ぐことは出来ない。
talk(話す)から。
静寂神キューイス
静寂石キューアイト
立方体不透明灰色。
半径2メートルくらいの範囲の音を閉じ込め、その範囲内の音は周りに聞こえない。範囲内に入ったとたん聞こえるようになる。
新婚カップルに贈られたりする(意味深)。
quiet(静寂)から。
貨幣神レヴリス
貨幣石レヴライト
色付き透明楕円体。金額によって色分けされている。
神の石としての名前である「貨幣石」とは滅多に呼ばれない。
中心がぼんやりと光っていて、さらに微量に理力を吸われるため偽造しても一発で見破られる。
古くなると光が鈍くなり貨幣神の町に回収されて新しい貨幣石と交換される。
お金として使われている神の石で単位にもなっている。「1レヴリス」「1万レヴリス」などと呼ぶ。
貨幣神の町は貨幣を発行している世界一の金融都市で世界の中央に存在。
作中では今後も出てきません。
silver(銀)の逆さ読み。
多いので他の神の石は別話として作ります。




