泥棒猫の姉令嬢はワガママ異母妹の泣き顔が見たい 〜わたくしとの婚約を破棄して妹を選んだはずの殿下が「きみの妹はもうこの世にいない」なんて告白・求婚してきます〜
伯爵令嬢オリヴィア・ヴィルスティリアには、前世の記憶がある。彼女の記憶によれば、ここは乙女ゲームの世界であり、オリヴィアは悪役令嬢であった。
「可愛い妹の泣き顔を見るのが、わたくしの幸福でしたの」
ヒロインである異母妹レイラへの愛を拗らせ、虐め抜き、シナリオ通りに婚約破棄と断罪をされた彼女は笑う。
自分の婚約者だった王子と結ばれる妹の幸せを、心から信じて。
修道院に入ってエンディングを迎えた悪役令嬢は、妹との思い出を胸に、残りの人生を慎ましく生きる――はずが。
ある日、元婚約者のハロルドが彼女を訪ねて言うのだ。
「いい加減、目を覚ましてくれ」と。
「きみの妹は、もう、この世にいないじゃないか」と。
〈妹の真実を思い出せない悪役令嬢〉と〈この世にいない令嬢の遺志を継ぐ王子〉の話。カクヨムにも掲載しています。
「可愛い妹の泣き顔を見るのが、わたくしの幸福でしたの」
ヒロインである異母妹レイラへの愛を拗らせ、虐め抜き、シナリオ通りに婚約破棄と断罪をされた彼女は笑う。
自分の婚約者だった王子と結ばれる妹の幸せを、心から信じて。
修道院に入ってエンディングを迎えた悪役令嬢は、妹との思い出を胸に、残りの人生を慎ましく生きる――はずが。
ある日、元婚約者のハロルドが彼女を訪ねて言うのだ。
「いい加減、目を覚ましてくれ」と。
「きみの妹は、もう、この世にいないじゃないか」と。
〈妹の真実を思い出せない悪役令嬢〉と〈この世にいない令嬢の遺志を継ぐ王子〉の話。カクヨムにも掲載しています。
01「きみの妹は、もう、この世にいない」
2023/06/02 17:20
(改)
02「オリヴィア、結婚し」「嫌です」
2023/06/02 17:34
03「デートだね」「はいそうですね」
2023/06/02 22:33
04「オリヴィアがいちばん可愛い」
2023/06/06 08:17
(改)
05「俺は二番目以下でいいよ」
2023/06/11 15:12
06「どうして死んでしまったの?」「転落」
2023/06/12 16:16
07「でも、遺体がないでしょう?」
2023/06/13 14:45
08「もう、思い出してやれ」
2023/06/15 01:27
09(それでも、俺は、全力だった)
2023/07/08 00:56
10「オリヴィア姉さまはわたくしのものです」
2023/07/12 18:39
(改)
11(幸せにしてやる。妹との仲を引き裂いてでも)
2023/07/13 02:37
12「姉さまは、もう、生きていないの」
2023/07/13 18:37
13(いつか、きみが目覚めてくれる日まで)
2023/07/14 22:48
14(幸せになれるように、前を向けるように)
2023/07/15 16:10
終「あなたのことが、大好きでした」
2023/07/15 22:42
(改)