フリーメモの使い道
よろしくお願いします。
『小説家になろう』の小説作成機能の一つとして『フリーメモ』という機能があります。
作者の皆さんは普通どのような使い方をしているのでしょうか?
自分は最初全く使いみちがわからず、まずフリーメモから小説を書き込んで、完成した部分から本文(投稿用画面)の方にコピペするという非効率極まりない迷走した使いっぷりでした……。
また同じような経験したことがある方もいると思いますが、本文を投稿するとフリーメモが消えてしまうということを失念して、連載物を書いているときに先の話のネタもメモしたまま投稿し、アイデアが消えてしまったことも! 記憶力のなさには自信がありますので全く思い出せませんでした。
このサイトを使い始めてから一年。ようやく使い慣れてきたかと思っていましたが、最近長編でのメモを思いつくままに書きなぐり、ごちゃごちゃにしてしまいました。
これは思っていた以上の弊害がありました。
メモを整理してからでなくては前に書き進みづらくなってしまい、ひとまず整理を集中してやろうと思っていたのにその腰を据えて整理するまとまった時間が取れず……。
せっかくスキマ時間はあるのに、適当に書きすすめるとまたメモがこんがらがりそうだったため、メモの整理が終わるまで手がつけられず、長編執筆が停滞してしまいました。
そんな中でも、長編執筆の横で短編をちまちま書き溜めていたのですが、これは(多分)自分に合っている!! という方法を見つけましたので僭越ながらご紹介します。
それは、下記の枠をセットにして先にフリーメモに書くようにしてしまうことです。
【着想きっかけ】
【あらすじ】
【登場人物】
【タグ】15枠 10文字以内
【目次】
第一章
第二章
【設定】
【ネタ】
【没】
私の場合、メモをしたいときは忘れたくないことを書くとき。つまりすぐ書かないと忘れてしまうときなのです。そんな状態で予め上記の枠が作られていると、慌てた中でも何のジャンルについて書きたいのかなんとか書き分けられるのです。
これが初期のフリー状態で枠から書きはじめると、何を書こうとしていたか忘れてしまいます。枠すらないと適当に書き散らかします。が、セットで予め書いておけば、まだ自分の頭のメモリの許容範囲内で書き留めることができます。
毎回書き方に法則があることで、拾い出すときにとてもわかりやすいです。
ちなみに【あらすじ】ですが、こちらは覚書をする必要はないものではあります。ですが先んじてフリーメモに書いていたほうが便利です。
いざ投稿しようといろいろな設定を選択しているときに現れる【あらすじ】欄。
頭の中はもう執筆モードではなくチェックボックス選択モードになっているので、一瞬頭がフリーズしてしまいます。
そのときにここに書いてあると、コピペで済みます。また、執筆しているときにも意識しながら書けます。
本来あらすじというのは履歴書のようなもので、とても真剣に読者様に紹介するために推敲を重ねるもの。なのに投稿ボタンを押したあとの流れ作業の中で書くことが多かったのを反省しています。
本編を書きながらあらすじも意識することで本編も締まりますし、本編とあらすじとの内容乖離も防げるのではないかと思います。
【タグ】についても同様です。
ちなみに【没】については、本編をブラッシュアップさせるために自分はザクザクと削るのですが、ここにバックアップをとっておくと削る際に躊躇しないでいられます。
自分の文章は一度消してしまうともうどこからも拾ってこれません。パソコンならゴミ箱から拾ってこれますし、忘れた歌詞などはネットで拾えますが、自分の書いた文章はもうどこにもありませんから、ここにあると思うだけで安心して削れます。
順番は前後しましたが、【着想のきっかけ】。これは私にとってとても大切です。このきっかけ部分を書きたいから書いているというところがあるので、文章化してあることで、ぶれずに書けるかと。
初心に戻るって大切ですよね。
以上、自分なりのフリーメモの使い方でした!
読んて下さりありがとうございます。
みなさんもおすすめのフリーメモ使い方ありましたら教えて下さい!