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我流! 小説の書き方〜果たしてこんなのでいいのか  作者: 知音
モノカキのツブヤキ

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11/12

長編作品の振り返り

先日、長編作品の連載投稿を完結させました。それにあたり、長編作品の振り返りをしたいと思います。

ほぼ独り言ですね。内容としては、率直な感想、連載上の反省点、長編と短編の違い、今一つ伸びなかった理由の分析をしていきます。作品紹介は欄外あとがきに置いておきますのでよろしくお願いします。





◇◇◇

まずは長編作品を連載したことの感想をば。


『ただただ楽しかった』。それに尽きます。


毎日執筆時間になるのが楽しみで、ただの空想が形になるのが面白く、小説を書く楽しさを再実感した二か月でした。


また、物語に対する愛着がとても深くなりました。毎日投稿していると自分も漫画や小説の連載を見ているような気分になります。最終回になると喪失感すらありました。自分で完結しておいて『シオン・ロス』です。


最終的には思っているような反応はなく、やさぐれることもありました。でも、確かに読んでくれる人がいましたし、ずっと応援してくれる人もいました。頭の中で完結する空想と違い、文字起こしする小説を書くにはやはりエネルギーが必要で。そして読んでくれている方がいたことが、そのエネルギーになっていました。感謝しています。


毎日投稿で十万文字越えを達成したことで、何か技術的にも成長が見られればいいです。成長の実感は全くありませんが……。一生懸命歩いていたらいつの間にか山の頂上に来てしまっていたような気持ちです。






◇◇◇

構想としては一話二千文字の一章十話、五章編成。全話完結させてからの毎日二回投稿を考えていました。


結論としてこの構想は全く機能しませんでした。書き溜めが性に合わず、なかなか書き進められないうちに目標の投稿日となり、半分も出来上がらないうちに慌てて投稿。みるみる消えていくストック。次第にその日に書いてその日に投稿という自転車操業に。


一話が四千文字、三章あたりですでに目標の十万文字達成したのはうれしい誤算でした。


自分が読者として毎日投稿を見ていた際には、定時に更新てくれる方が毎日期待しながら読めるのでありがたかったという覚えがあります。そのため自分も定時投稿を目標にしていたのにも関わらず、ほぼ守れず猛省しております。


書き溜めは向かないので、一つ一つ形にしていくのが良さそうです。そのためにも、当日投稿分、次回予告のため次回分、さらに体調不良や不測の事態のために二~三話ストックが必要と理解しました。




長編を書いていると他のお話が浮かんできて、そちらにも手を出したくなります。これは別の反省点です。ストックがあれば短編なら書く余裕ができるはずなので、ストック、大切です。


毎日投稿はよかったです。もし投稿に間隔があいてしまったら他の話書き放題で投稿が停止してしまっていたかもしれません。






◇◇◇

長編小説と短編小説の違い。完全に『自分の場合は』という内容になりますが。


自分の場合、短編小説は大体一夜で構想は終わっており、文字起こしと補足で数日かけて執筆する形をとっております。ストーリーはまっすぐ進み、補足を入れる程度なので、平面的なとらえ方ができます。あまり情報が多いと主題がぶれるので、大事な話のみ入れるようにしています。


一方で、長編はあらすじだけは最初から決まっており、中を埋めていく形です。ですが、補足であるサイドストーリーがにょきにょきと成長していき、収集が付かなくなってしまいました。サイドストーリーが多すぎるので立体的なとらえ方のような感覚です。


また執筆期間が長いと背景を考える時間が多いため、深彫りしすぎてしまいます。どこまで書けばテンポよく進むか、また、この情報は既出どうかを把握するのが難しかったです。空想がはかどりすぎて主人公の祖父母の恋物語から、哀れにも出演すらできなかった脇役の家族事情まで想定してあったので、取捨選択が大変でした。





◇◇◇

伸びなかった原因。


この作品は、残念ながら今までの短編以上に伸びませんでした。具体的には『完結ブースト』と呼ばれる、完結時の閲覧数の増加があるものなのですが、それがほぼありませんでした。


それでもこの作品の内容が面白くなかったとは思っていません。大ヒットするとは思いませんが、作者本人が面白く思っているので、感性が似ている人が読んだらきっと面白いと思ってくれることでしょう。なにより、長編にも関わらず最終話まで読んでくれた方がいます。いいねや星の評価をくれた方もいます。その方たちが評価をしてくれているのだから、その評価に応えたいです。



【原因①】

何が悪かったのか。それはまず『タイトル』かと思います。星の数ほど投稿されるこのなろうサイト。その中で興味を持ってもらうことが第一段階。面白そうなタイトルはとても大事です。『あらすじ』も同様ですね。


タイトルと中身の相互関係は簡単に分けると『①タイトルが面白くて中身も面白い②タイトルが面白いが中身がつまらない③タイトルがつまらないが中身は面白い④タイトルもつまらないし中身もつまらない』この中の③だと信じたいです。


残念ながら①ではありませんでした。


②の『タイトルが面白くて中身が面白くない』ならば、第一話目の閲覧数が多くて二話目以降の閲覧数が激減しているはずです。ですが、ありがたいことに全話閲覧数が安定してます。つまり、読み始めてくれた方は少なくとも読みやすいと思ってくれたのだと思います。



【原因②】

また、違う理由としてはタイトルと中身が想像と違っていたというパターンも考えられます。


特にネット小説は『関心を惹く』ことと『期待・要望に応えること』が大切だと考えています。どんなにおいしい料理でも、期待した物と違ったものが出てきたら評価は下がります。たとえば牛丼を食べたいと思って牛丼フェアの看板が掲げられたお店に入ったのに、高級フレンチが出てきたら、「おいしいかもしれないけれどコレジャナイ」と思うことでしょう。


タイトルで惹かれて、わくわくを求めて作品を開いたら悲恋だった、などと言う場合は、どんなに内容が良くてもその作品本来の評価は得られないことでしょう。今回の作品は悲恋ではないですが、期待とどこか乖離していたのかもしれません。



【原因③】

また、読んでもいいけれど☆をいれようとは思わない。そういう作品なのかもしれません。自分の経験では、まったりと読んだお話は「読もうとは思うけれど星を入れる手が動かない作品」になります。心動かない作品と言いますか。


本作は小説の構成をあまり重視しませんでした。セオリーとしては話の最後に次の話に引っ張る一言をいれたり、主人公をピンチに陥れたりする手法があります。


でも、今回は、「自由にストレスフリーに書きたい」。その気持ちが強かったのです。


海外の連続ドラマなどではほっと一息できたかと思ったら次のハラハラがラスト数分に盛り込まれ、観ていて楽しいのですがだんだんと疲れてしまった経験があります。のんびり、自由に、悠々と生きている主人公のようにのんびりと話を楽しんでほしかったのです。


話の出来としては満足しています。


せっかく読んでくれる方がいるので、今回の反省を糧にして楽しく読めるお話を目指していきます。



◇◇◇

結論

長編の毎日投稿は楽しい。

ストックは三日分あると良い。

長編は短編より情報の取捨選択が大切。

タイトル大事。



注 本作では下記のように定義します。

長編…十万文字以上。

中編…三万文字以上。

短編…三万文字未満。

『魔獣イラストレーターと最強のFランカー』の完結にあたって執筆しました。

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