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Dream of Star  作者: 黒猫と不死鳥 狐と女神
序章『星の夢』の旅路
3/8

『星』が観る夢

思えば人というものはどこまでも可能性を秘めているものだ


その行きつく先がどのようになるのか憧れて

あんまりにも羨ましくて

あんなにも美しくて


だからこうして今も信じ続けているのだ

いつか誰かがここに辿り着いて


自分という『星』を乗り越えて

自分が知らない場所へと私を導き辿り着いてくれるのだろうと


その時が来るまで『私』は夢を見続けよう


いつか終わるそんな夢の中で


悲しき慟哭の渦を断ち切り悪夢を終わらせる誰かを夢見ながら



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ルミナ「まずはどの本を回収しにいこうかしら」


エルミナ「そうですね…まずは順番的にも『魔術師』の本を回収する方向性で行きましょうか」


ルミナ「『魔術師』の本といえばやっぱりあいつに渡してるよね」


エルミナ「その辺り実際確認していただければよろしいかと」


ルミナ「じゃあその方向性でさっそく殴り込みをかけるとしますか」


エルミナ「…加減してあげてくださいね?」


そんな感じでこっちの物語は始まるのであった

果たして二人はその『本』を全て集め元凶へと辿り着くことが出来るのだろうか

その結末はまだ見えないのであった


エルミナ「毎回こんな感じの回想もどき入れるんですか?」


ルミナ「『ラスト・ドリーマー』時代から私がやってるんだし恒例のやつってことよ」


エルミナ「なんか先が思いやられますね…」

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