『星』が観る夢
思えば人というものはどこまでも可能性を秘めているものだ
その行きつく先がどのようになるのか憧れて
あんまりにも羨ましくて
あんなにも美しくて
だからこうして今も信じ続けているのだ
いつか誰かがここに辿り着いて
自分という『星』を乗り越えて
自分が知らない場所へと私を導き辿り着いてくれるのだろうと
その時が来るまで『私』は夢を見続けよう
いつか終わるそんな夢の中で
悲しき慟哭の渦を断ち切り悪夢を終わらせる誰かを夢見ながら
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ルミナ「まずはどの本を回収しにいこうかしら」
エルミナ「そうですね…まずは順番的にも『魔術師』の本を回収する方向性で行きましょうか」
ルミナ「『魔術師』の本といえばやっぱりあいつに渡してるよね」
エルミナ「その辺り実際確認していただければよろしいかと」
ルミナ「じゃあその方向性でさっそく殴り込みをかけるとしますか」
エルミナ「…加減してあげてくださいね?」
そんな感じでこっちの物語は始まるのであった
果たして二人はその『本』を全て集め元凶へと辿り着くことが出来るのだろうか
その結末はまだ見えないのであった
エルミナ「毎回こんな感じの回想もどき入れるんですか?」
ルミナ「『ラスト・ドリーマー』時代から私がやってるんだし恒例のやつってことよ」
エルミナ「なんか先が思いやられますね…」