表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Dream of Star  作者: 黒猫と不死鳥 狐と女神
序章『星の夢』の旅路
1/8

『星の夢』の旅路

もしも願いが叶うのなら貴方は何が欲しい?


最初はそんなありふれた願いだったはずなのに

いつしか人はもっと多くの願いを求めた


いつだって人は強欲で

その癖他者から与えられるものばかりを求める


本当に愛らしくて愛おしくて踏みにじりがいがある存在だ


それが『人間』の愚かな部分であり

それを超えるものこそ私が求めるものだ


己が真実を求めるものよ美しくあれ


美しきものよ己が正しさを証明せよ


正しきものよ己が真実を貫け


『比較』を超えた先にある場所で『私』はずっとお前達を待っているぞ



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・




???「お久しぶりの人はお久しぶりです

始めての方は始めまして観測者の間へようこそ」


???「私ここの管理を任されていますエルミナと申します」


エルミナ「この物語をお開きになったということはおそらくあの世界を見届けた方かこれから見届けるかのどちらかだと存じます」


エルミナ「今回ご用意させていただいた『物語』はこちらとなります」

エルミナはあなたに『本』を手渡した


エルミナ「その『本』はかつてあの世界を回していた『物語』の原点の複製とも呼べる代物となります」


エルミナ「あの『物語』は本の中のお話だったのか…ですか?」


エルミナ「はい、その『本』の題名は『ラスト・ドリーマー』

全ての記憶を忘れた少女が冒険の果てに作られた『夢』を終わらせるという『物語』ですね」


エルミナ「そういえば前回の『お話』は▓▓▓▓▓▓様がそれをベースにして新しい『物語』をお作りになさってましたね」


エルミナ「タイトルとしては『ラスト・ドリーマー』で変わりないのですが演じている方達が少々特殊な事情を抱えていたもの達を集めていらしてましたね」


エルミナ「その辺りの『お話』は直接見ていただくのがよろしいかと思います」


エルミナ「…さて今回あなたにこの『本』をお渡した理由ですが」


エルミナ「▓▓▓▓▓▓様が気まぐれで…いえ実験の為に様々な『物語』が記された『原点の書』の中にいる人々にばら撒い…いえお渡ししまくって前回の『ラスト・ドリーマー』で起こった事象より規模は小さいのですがそれでも手が余るので誰でもいいから厄介事を押し付けて楽し…観測しようというのが目的となります」


エルミナ「▓▓▓▓▓▓様の気まぐれでこのような事態になるのはよくあることなのですが大抵私達が後片付けを押し付け…任されてしまいますので申し訳ありません、なので今回は私がサポートさせていただきます」


エルミナ「と言っても前回とやることはあまり変わりません

お渡しした『原点の書』の中で同じような『本』を探し出して

それに囚われている人を解放することが今回の目的となります」


エルミナ「前回よりは相対的な規模は小さいですがそれなりに長い旅路にはなると思いますので地道に読み進めていくことをオススメいたします」


エルミナ「それでは『最後の夢』を超えた先にある『物語』の世界へと早速向かうといたしましょうか」




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ