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プロローグ

【悲報】魔王様スライムやめるってよ。


じゃあ、スライムやめなきゃいいんじゃね?

と思って書き始めたらやっぱりやめる模様。


ものがたりってムズカシイね?(しろめ)

 それはアスファルトに付いた染みのようなモノだった。


 目の前に在るのはオレ腕からの不注意で飛び出してトラックに轢かれ半分に千切れ潰れた仔猫の死体。


 いや、まだ死にきれずその仔は哀しげに誰かを呼ぶようにか細く弱く鳴いてそれから……。


 オレはあの時…… どうしたっけ?。


 ***


 あの時の仔猫のように左の半身を潰されて踞る猫耳の獣人の少女が目の前にいた。


 整っていただろう左の顔面すら眼球を損ない、片肺も瞑れているのだろうか浅い呼吸に血が混じる。


 虫の息だ。


「レイア。それで本当に助けられるんだな?」


 そう問うと肯定の意が魂の同居人から返ってくる。


「解った。スガルガ…… あんたに貰ったこの力でこの娘を助けるよ。もう弱いのも助けられないのも嫌だからさ」

 今は居ない友人に感謝と決意を捧げ


「おい、嬢ちゃん」

 オレは彼女に声をかけた。


「生きたいか? どんなになってもどんな事をしても。もしそうなら一度瞬きしろ」


 イ キ タ イ……。


 少女は喋れ無かったようだが確かに意志は伝わった。


 なら……。


「オレと契約してご主人様になってよ!!」


 この世で一番弱いイキモノ。


 スライム。


 そのオレに妙な契約を持ち掛けられた少女の内心は、さてはていかばかりだっただろうか。

新年だから新しい事したかったんやー。例によって来年にしときゃ良かったと思いつつ。

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