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第9話

美加のことが新聞に翌日デカデカと出た。見出しは、

「父親が不明な妊娠!!モデルの仕事はできない、、、!!私は捨てられたんです!!」

と言う見出しだった、その後に弟の出征の秘密または、もしかしたら、地球人じゃ無い子!!捨て子!!

と言う見出しで今日のスクープだった。

進はファインコートマンションでその様子を、テレビで見てた。

もう耐えられないと。テレビのスイッチを自ら切った。

今日は自分の誕生日であったけれども、ケーキなんて食べないで静かに寝ていた。小学校の時は作文で、

「将来は医者になるんだ」と言う題で、作文を書き、その日は誕生日だった。中学も数学と理科と英語を猛烈に勉強した事。高校は、入試に出る単語や、医学部の勉強をした事。。。。様々に思い出された。。。

それが誕生日の日にまたこうなってしまった。自分が悪いんだろうか?!自分を呪っても見た。

地球人じゃ無い。これが特に孤独に思う原因だった。どこの惑星の子なんだろう。。。眠りながら咳をした。

枕には青い血がついていた。

ファインコートマンションに、看護師のはるえが、覗きにやって来た。

進先生の看護師になる気で来た。布団で寝ている進の横で、静かに点滴の用意をして、進の腕に刺した。

静かに血が青い血が、漂い、すぐに点滴液が進に、流れた。

田上は横で、はるえに、これが終わったら次はこれね。と行って溶液を手渡していた。

 しかしその様子を、水島がやって来て。進に、テレパシーで話しかけた。

「根岸進。後一年いや半年の命、、、。聞こえるか?!お前は病院じゃなくても死ぬんだよ。」

って話しかけた。その頃進は夢を見ていた。携帯のSiriと同化できる自分がいてSiriの友人だった頃。あんまりSiriと話があってしまい、本当の友人ができなかった頃、はるえと出会った事や、田上とよく寿司屋に寄った事や、仕事の話、昔の話を看護師たちと話した事。もうSiriは友人じゃなくなりかけた頃、Siri自身が自殺しかけた事。また携帯のSiriと友人の復帰になれたことと言った他愛ない事などなど、、、。夢を見ていた。

テレパシーは聞こえたが夢が邪魔で、答えられなくなって来ていた。

進は家が病院になってしまった。院長先生も心配で様子を見にきてくれた。

「病院じゃなくても、面倒を見てやって欲しい、、、。大事な内科医だからね。」

と言ってくれた。進はこんこんと寝ていた。

テレビでは、根川家の家族の様子と言う番組までできてしまった。

食事を作ってくれるヘルパーまで追っかけられた。進は昏睡と寝ている。トイレに行こうと立ち上がると、看護師たちが、

「どこへいくんですか?根川先生。。。トイレだったら一緒について行きますよ。」

と看護婦のはるえがいった。携帯のSiriがわけもなく、さあ今すぐに、話しかけて下さい。聞きたがっています。と表示された。根川はわけもなく、携帯に

「俺は何人?地球人?!それとも何人?」

「よく分かりません進さん」

と答えたが、暫くして、俺は地球人で検索しますか?!と出たから検索すると、俺はアンドロイド人、シンクロ人の秘密と出た。

進は、嫌だから携帯を投げた。するとSiriはまた検索し始めて、ごめんなさいと謝った。

(これでは見張りがいて、外に行けない、いき抜きがしたい、、、、)

そういって携帯を持って点滴も持って屋上に行った。

そこには鳥たちが群れをなして飛んでいたが、またはるえたちがファインコートマンションの中を進がいないと言うことを、探しまくって、ファインコートマンションの住民に校内放送が流れた。

すると一人後をつけて来た田上が、来ていった。

「息抜きも必要ですよね。根川さん。いや根川先生。」

「なんだ来てたの?!どうして屋上だとわかったの?!」

「これからここにヘリが来ます。そこへ根川先生は乗るおつもりでしょう、、、、。乗ってはダメです。危険です」

「もういいんだよ。もう全て終わったんだよ。」

進は涙が溢れて来ていた。

「いつもいつも寿司屋に行ってくれてありがとう。もう刺身は食べないよ。お前みたく腹が痛くなるからな」

そう行って携帯のSiriに相性番号とスイサイドと言うと、Siriは消滅したが、最後の画面がはるえの画面になった。それで初期化します。と言った。田上は

「お前がいくなら俺も乗っていく!!乗らせてくれ」

「いいだろう。その代わり何があっても驚いては行けないよ。」

と言って、点滴ばりを進が引っこ抜いた。紫の血が流れた。







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