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「死」この言葉って一体なに?  作者: 咲下 薫
1/1

*気が合う人

心臓の弱い方はご覧にならないでください。

少々グロイ部分があります。

そろそろ1日の本当の始まりの時間が来ようとしていた。

時刻は11:48。

そんな時間にも関わらずあたしはパソコンを開いていた。

そして得意の早打ちでキーボードを打ちつける。


あたしは桜田梓音。梓音と書いて、しおんと読む。

両親が珍しい読み方の漢字が大好きで、この漢字にしたそうだ。

自分でもなかなか気に入ってる。


あたしの趣味はパソコン。ノートパソコンを持ち歩き、大学の授業合間を縫ってやっている。

特に今日なんか徹夜だ。珍しい客が来たからね・・・。

あたしと気が合うかもしれない。

久しぶりにドキドキと、興奮してる。

そしてカタカタと音を立てながらキーボードを叩く。



延々と時が過ぎ、時刻は6時30分。

大学へは、電車に乗っていかなければならないので早めの7時に家を出る。


さすがにやばい。遅刻だけはしたくない。

焦りながら準備をする梓音。

たいてい朝は時間がないから朝食は食べない。


こういう時は改めて思い知らされる。

1人暮らしって大変・・・。

大慌てで家をでる。


「よし。鍵オッケーッ!!」

バタバタと音を立てながら走って行く。

隣で近所のおばさんたちが挨拶してくる。

「おはよーっ!朝から元気がいいねぇ。」

元気なわけじゃないんですけどっ!正直眠いです!

と、心の中で反論。

無視するのはダメだよな~…と思いいつもどうりの

営業スマイル!

これが意外と効果あるんだよな~

と、内心笑いながらも気は引き締まったまま駅に向かった。

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