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アンダー サンダー

作者: 歌川 詩季

 やっぱり、雷属性は好き。

 (いかずち)のふりそそぐなか

 避雷針も立てずに歩く アンダー サンダー

 閃光にひび割れた空に ライオンはその(のど)を鳴らす


 (いかずち)でびしょ濡れのなか

 ゴム長靴 踏みしめ歩く アンダー サンダー

 ジグザグに裂かれゆく空に 雷音(らいおん)がまた轟くのさ


 照り返すアスファルトはまるで宝石箱

 ねじれたおれの首にまで鎖をかけずにいてくれないか



 (いかずち)を振り下ろすたび

 串刺しの背中をまるめて アンダー サンダー

 蒼白(あおじろ)く砕け散る空に ライオンはサバンナを()くす


 跳ね上がる水たまりは踊る万華鏡

 (おび)えて(ゆが)むつらほどに笑いをさそうんだと知ってたぜ

 自分では氷属性寄りのつもりなのに。風と雷が多い?

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