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◎捜査を、

投稿、ギリギリになってしまい申し訳ありません!



「サロスさん、そのお仲間さん達。本当にありがとうございます。」


「そんな、大丈夫ですよ。」


捜索開始から、半年。

つまり、ポプルス国を出てから1年が経過した。


そして今、サロスは最初の仲間、コアを探している。


「そうですよ。ビアさんのおかげで道に迷わずに済んだんですから。」


アンバーがフォローに入る。


「アンバーの言う通りですよ。」


ビアという口に立派な髭を蓄えたこの男は酒を売る商人として移動していた。


だが魔物の群れに襲われたのだ。


大切な商品も、自身の命も奪われる寸前のとこにサロス達が現れ、魔物を撃ち払い、救われた。


その恩返しとしてビアはサロス達を近くの大きな国、カスス国に案内することに。


ビアの酒樽をサロス達の車に乗せ、ここ2日間共に旅をしていたのだ。


「いやー。それでも言わせてください。本当にありがとうございました。」


サロスとアンバーがビアの感謝に照れ、頭を掻いていると、外を飛ぶソーフィエが呼びかけた。


「おーい!見えてきたぞ。」


サロスとアンバーの2人とビアはフロントガラスに鼻をつけるくらい近付いた。


「もしかして…」


「あれが…」


「はい!南の大国、水の都、カスス国です!」


谷の頂点から見下ろすとそこに広がるのは大きな池。


その真ん中に巨大な都市が浮かんでいる。


「あの池のように見えるあれ、実は海なんですよ。」


「え?」


「あそこに溜まっている水、カスス海の水は全て海水なんです。」


とビアは言うが、見た目は完全に池である。


水の周りを土が囲んでいるのだ。


「海がある方向、つまりは南側の地面の地下には巨大な空洞があり、それが海に繋がっているんです。そのため、地面を跨いだ小さい海になってるんです。」


ビアは続けた。


「カスス国が水の都と呼ばれる理由があり、それが女神の領域内で最高高度の山、オンクラウド山から流れる川がカスス国に流れ着いてくるということ。」


オンクラウド山の川は最大領土のポプルス国を通るのはもちろんのこと、ルナノクス国やカーソル国、魔王の領域にまで伸びている。


「…ってことは、カスス国には魔王の領域の水も入り込んでるんですか?」


サロスが聞くと、ビアは頷いた。


「この世界を支える水の終着点。水の"都"というのもなんだか分かる気がする。」


サロス達は道を進み、カスス海の橋を通る。


橋自体も国に合わせてとても大きい。


数分走り、カスス国の正門に着いた。


荷物検査を済ませ、国内に入った。


ビアを家に連れて行き、酒樽等も置き、別れた。


彼は最後までお辞儀をして感謝を示していた。


「サロス。…コア、ここにいるかな。」


アンバーが無表情で運転するサロスに話しかけた。


ソーフィエもバンの中に入り、声を聞いていた。


「…いるさ。今度こそ。」


サロスは車を宿の駐車場に止め、宿を取った。


3人は早速、コアを探そうと外に出る。


誰がどこを見るのか、話し合っている傍らに衝撃的な言葉を聞いた。


「号外!"魔法使い"コアが王女ミアを誘拐!」


「…なんだって!?」


サロスはその新聞売りに尋ねた。


「お願いだ!新聞を売ってくれ!」


「は、はい。どどうぞ?」


ペアを渡し、問題の記事を読む。


アンバーとソーフィエも横から覗くようにして新聞を読んだ。


「昨夜未明。尋ね勇者、"魔法使い(ウィザード)"コアが我が国の王女、ミサ様を誘拐したとの事件が起こった。発見者は…」


「コアがそんなことするはずないよ!」


「だが、こうやって新聞に載る以上疑わしいことをしたってことだろう。」


「でも!ソフィアだって分かるでしょ?あのコアが理由もなくこんな…。」


「…少なくとも、コアはここにいるってことだ。」


サロスのその一言で2人の顔色は変わった。


「でも待て。コアが指名手配されてるってことは、彼の仲間の私達は…。」


「おい!お前達!」


警官である。


「お前達、魔法使いの仲間、勇者サロスだな!」


「…まずい。」


「捕まえろ!!」


警官の掛け声に何十人の警官が現れた。


「逃げろ!みんな、バラバラにだ!」


サロスが叫び、アンバーは建物の間を通り抜けていき、ソーフィエは空に飛んでいく。


「逃すな!!」


「悪いけどっ!」


サロスは剣を抜き、風を起こし、体を浮かせその場から逃げた。


「追え!追え!」


建物の上を走り、サロスは耳に付いた無線機で2人に繋いだ。


「みんな、無事か!」


「今のところな。」


「うん!」


「いいか、正門の反対側で合流するぞ!その間にコアを探せ!そこしか時間は無いからな!」


「了解。」


「分かった!」


無線を切り、煉瓦造りの街に繰り出した。



そんな様子を高所で1人の男が眺めていた。


青空にサファイアの耳飾りを揺らし、三叉槍を肩に掛けていた。


「俺の出番かな。」


ほくろのある口でそう呟くと、男は飛び降り、地面へと落ちて行く。


槍を構え、速度を上げる。


そして、地面に激突する寸前で、男は地面の中へ入ってしまった。


舗装された道路に波紋を起こしながら。



「全体!狙え!上!」


リーダーの警官が部下に命令し、クロスボウの照準をソーフィエに合わさせる。


「撃て!」


矢は空に向かって飛んでいき、ソーフィエの逃亡を妨げた。


「ったく。邪魔な奴らだ。」


屋上から撃たれたことに気付いたソーフィエは装填の機会を伺い、矢を避け続けた。


「緑し魔導よ、我の言伝を聞きたまえ。今構えし翼に集いたもう。アネモス。」


呪文を唱え、飛んでくる矢を吹き飛ばした。


そうして、その機会は訪れた。


「今だな。」


ソーフィエは警官達のいる屋上に急降下。

彼らの頭すぐ上を通り、風を起こすことで押し倒した。


加えて矢も風に飛ばされ、すぐには撃てない。


「これだけやればコア探しに専念できる。」


ソーフィエが翼をはためかせると、下から何かが飛んできた。


「なんだ!…あれは、槍?」


続けて、地面から男が飛び出し、槍に吸い寄せられるようにソーフィエの目の前に姿を見せた。


「…っ!お前は!」


黄金の三叉槍を構え、下半身が魚、上半身は人間。


「人魚!」


「その通りだ。」


人魚のその男はソーフィエの腕を槍で固定、地面へもろとも落下した。


「ぐはっ!」


ソーフィエもたじろぐ程の痛みもこの男はびくともしない。


槍を地面に突き刺し、ソーフィエを捕獲。


「逃亡者1名を確保。次に移る。」


男はいつの間にか生やした足で立ち、"次"に向かった。



アンバーは人通りの多い市場の間を逃げていた。


人を掻き分け、少しの隙間を見つけ、その間を通っていく。


「おい!待て!」


警官達の声が段々と近づいて来る。


木箱を飛び越え、市場の中を進んでいく。


「そこのエルフ!止まれ!」


アンバーは聞くつもりもなく、積まれた箱を使い、出店の天井の上を伝って警官達との距離を伸ばしていく。


多少の高さから臨むことで、アンバーはある物を見つけた。


「あれなら…。」


天井から降り、また人混みに戻る。


少しの間ができる度、その間を縫っていく。


「お、おい!道を開けなさい!」


警官達も呼びかけ、モーセのように人の海を分けていく。


アンバーは露店に置いてあった花火を走りながら取った。


「おい!金!」


ポケットからあったお金を指で弾き、店主に渡した。


「お釣りはいらないから!」


取った花火に矢を突き刺し、花火に火を点火する。


「そこのエルフ!待て!」


警官達を無視し、花火矢を弓に構え、アンバーは空に撃った。


導線状に火花が散り、本体に近付く。


「あいつ、何を放ったんだ…」


警官達が唖然としていると、火花はついに本体に触れ、


「わぁ!綺麗!」


その声にそこにいたほとんどの人が見上げた。


花火が爆音を立てて咲いた。


警官らも見逃せず空を見てしまった。


「今のうちに!」


市場を抜け、建物間の路地に隠れた。


「まずい!…エルフはまだこの近くにいるはずだ!探せ!」


警官達がアンバーの隠れている路地を通過。


逃げることに成功したようだ。


「…コアを探さないと。」


アンバーは次の段階に移ろうとしたその時。


槍を持った人影が目の前に現れた。


「…誰?」


冷静に弓の弦を引き、威嚇する。


「答えなさい!」


そう怒鳴っても反応がない。


と思っていたら槍を持った人は地面の中へと吸い込まれるように消えた。


「え!?」


アンバーは目を丸くして、何が起こったのか判断できない。


前、後ろ、上、下を弓を構えながら見渡す。


すると、アンバーの目の前の地面から槍の人は飛び出し、彼女の頭上を飛び越えた。


その軌跡を弓で追いかけ、槍の…男が背後に回った時、アンバーは距離を取った。


そして、弦を引き直した。


「…あ、あなた。」


アンバーは気付いた。

男の下半身が魚の鰭から足に変わっていることに。


鱗がパタパタと入れ替わり、人間の肌に変わっていく。


変わりきり、男は槍先を下に向け、アンバーをじっと見た。


「あ、あなた、人魚(マーメイド)…なの?」


「大雑把に言えば…そうだ。」


初めて質問に答えた。


「だが、違う。」


人魚の男はアンバーに向かってきた。


それに、驚いたアンバーは弦から手を離し、矢を放った。


しかし、人魚の男は槍で矢を弾き、そのまま、弓を三叉の間に挟み捻った。


木でできている弓はいとも簡単に真っ二つ。


アンバーもすかさず、腰から剣を抜き、応戦しようと振るが、男はまた三叉の股に剣を挟み、アンバーの手を捻った。


慣れた手つきで、剣を飛ばし、アンバーをひざまづかせた。


「逃亡者2名確保。次に移る。」


「2名?それってもう1人捕まってるの!?」


「逃亡者に話す義理はない。」


警官がやって来て、アンバーは手錠をかけられた。



「みんな!おい!みんな!」


サロスが無線で呼びかけるも応答が無い。


「待て!勇者サロス!」


警官達は梯子を使い、屋上に登って来たようだ。


「どうして反応が無いんだ。」


サロスは屋根の上を飛び移り、逃げていく。


やがて、開けた庭園のような場所に着いた。


次の建物へと、走るも、奴が現れた。


床から人魚が飛び出し、足に変え、青い目でサロスを睨む。


「…お前、誰だ。」


男は追いかけて来た警官達を追い払った。


「何のつもりだ。」


「別に。ただ戦うには十分な広さが必要だろ?」


男はそう言うと、サロスに走って来た。


槍をくるくると回転させ、背中に柄を沿わせ、前傾姿勢で向かって来る。


「…っ!」


サロスも合わせて、剣に手をかけるが、男の方が速い。


槍を更に回転させ、薙ぎ払ってきた。


そこを後ろに下がることで何とか回避。


しかし、庭園のへりがサロスの踵に触れるほど寸前。

もう一度はできない。


サロスは剣を抜き、男の一突きを剣で逸らした。


「…まさか、お前!アンバーとソーフィエをどうした!?」


男はサロスの問いかけに答えない。


サロスは剣で男の槍を押し、へりから内側へと移動。


男は舌打ちし、槍を振るう。


金属音が響き、キリキリと削れ合う。


「おい!答えろ!」


サロスは怒鳴るが男は沈黙を貫く。


「ったく!」


槍をいなし、土埃を風の剣で起こす。


男は口元を塞ぎ、辺りを警戒。


少しの静寂の後、サロスが男の背後から斬り掛かった。


貰った!と思った。


が、男は地面の中へ潜り、サロスの攻撃を避けた。


すると、サロスの起こした土煙の中から男は現れ、槍で攻撃を仕掛けた。


反射的にその攻撃を弾くことができたものの男はまた姿を消した。


サロスは剣を構え、風を起こし、煙を払った。


周囲を見渡し、男を探すが、やはりいない。


そしてまた、男は地面から現れた。


しかし、サロスは奴の槍を避けることができなかった。


槍先で体を切られ、男は地面に隠れた。


切られた部位の力が入らない。

毒の類を先に塗られていたのだろう。


両手で剣を持ち、地面に注目する。


だが、男は背後に回り込みサロスを的確に攻撃する。


体に、腕に、肩に、足に、次々と切られていく。


サロスが男の動きを予測し、構えるも、男はそれを上回る。


男はサロスの正面に現れ、槍を突き立てる。


剣で防ごうと力を込めるサロス。

ただ毒の蓄積でふらつく。


そこを狙われた。


男はサロスの顔を突いた。


刺さる1秒前。サロスは首を傾け、頬を切られながらも攻撃を避けた。


サロスには力が残っていなかった。


その場に倒れ、男が胸元に突きつけた。


「逃亡者3名確保。完了。」



「サロス!」


アンバーが呼んだ。


サロスは目を覚まし、周りを見渡す。


金色の貝か何かの装飾がとても普通の場所だとは思えない。


しかし、牢屋でもない。


「アンバー。ここは?」


「分からない。私も目を覚ましたらここにいて…。あ、ソフィアもここにいるよ。」


「私をその名で呼ぶな。」


「良かった。まずは無事だったんだな。」


「お前さん、悠長なこと言ってる場合じゃないぞ。ここはおそらくカスス国の城内だ。牢屋でなくここに連れてこられたということは何かあるぞ。」


ソーフィエの言葉にサロスとアンバーは緊張させられた。


サロスは立ち上がり、目の前の揺らぎに近づいた。


手で触れようと近付けると、ソーフィエが止めた。


「今、私達を囲んでるのは泡だ。巨大なね。今、私達は海中にいる。この泡が無ければどうなるか分からない。」


「え。でもお城の中なんでしょ?」


アンバーが質問する。


「ああ。何だってここはカスス国。表面に出てた土地はカスス国の一部でしかない。本体はそこの地下。カスス国は海の中にある国だ。」


2人はなるほどと顔を見合わせた。


その時。


トランペットのような大きく高い音が泡を震わせた。


小気味よいリズムに派手な音調が終わった後。


従者のような人魚がこう言った。


「カスス国王、ネプチューン・ガブリエーレ王の参上である。」


そう呼ばれ、出てきた王様は金髪に青い目、立派な金色の髭を携え、黄金の槍を地面に突き立てた。


水が震え、アンバーも唾を呑む。


「お前達。我が娘、マリーナを攫って何をするつもりだ。」


「え?」


「失礼ですが王様。俺達は王女様を攫ってなどいません。」


「なら、お前達の仲間であるコアは個人の考えで我が娘を攫ったと!?」


「違います!そもそもコアが誰かを攫うことなどするはずが無いんです!」


「であれば!我が兵士を愚弄するか?」


「そうではなくて!」


「無礼者!王の御前であるぞ!」


従者が怒り、掛け合いは止まった。


沈黙の後、王が口を開いた。


「単刀直入に言う。お前達、王女を返せ。」


「でも…。」


「しっ!」


従者がサロスの言葉を遮った。


「もし断るならば、即刻処刑とする。」


処刑と聞き、迂闊に口は開かない。


「…分かった。」


とサロスが一言。


「ただ、本当に俺達は王女様を攫ってない。」


「はぁ!?貴様!何を!」


「…よい。続きを言え。」


王は従者を伏せ、そう言った。


「なので俺達が王女様を見つけます。そして必ずここに連れてきます。」


「良かろう。」


「え!?王様!宜しいのですか!?」


従者が王に向かって小声で言った。


「考えがある。任せろ。」


王はそう答えると、サロス達にこう告げた。


「しかし、お前達を野放しというわけにもいかない。そこで、人を交換しようじゃないか。」


「…というと?」


「私からは王子のエドを、そちらからは女2人を預けろ。」


「え、でも!」


「それが出来ないなら、変わらず処刑とする。」


アンバーとソーフィエがサロスに寄った。


「行ってきて。」


「ああ。アンバーの言う通りだ。」


「でも何をされるか分からないんだぞ?」


「心配するな。私達だって何もせずやられるわけではない。」


「大丈夫。コアをお願い。」


2人の覚悟ある言葉を聞き、サロスも決めた。


「王様。その条件。飲んだよ。」


王はその答えを聞くなり、口に笑みを浮かべ、王子を呼んだ。


「父上。何か。」


そう言い現れたのは、あの男だ。


「お前は!」


「逃亡者か。」


「逃亡者か、じゃない!あの時はよくも!」


「何だ。貴様がひとえに俺より弱かっただけのことだろう。」


「はぁ?」


「エドよ。」


王がそう呼ぶと、サロスの嫌味を無視し、王に注目した。


「奴と共に王女を見つけろ。」


「承知しました。父上。」


と機械のように淡々と答えた。


アンバーとソーフィエの2人は客室に泊まることとなり、サロスは王子と共に、つまり王子に見張られながらコアを、王女を見つけることとなった。


城の中にある、地上に出るための機械。

上下に動く箱、王子が言うにエレベーターに乗った。

まずは地上で捜索を始める。


エレベーター内。


壁にもたれかかり、槍を肩にかけている王子と腕を組むサロス。


上に登っていくと中の水が側にある排水溝に抜けていく。


そして、エレベーターが到着のベルを鳴らす。


扉は両端にあり、どっちが開くか分からない。


サロスは王子に対抗し、王子の向く方とは逆を向いた。


音を立てて開いたのは、王子の向く方向。


「ふっ。」


横目に笑われ、サロスはむっとする。


エレベーターから降りて、王子は口を開いた。


「自己紹介がまだだったな。」


「あ、ああ。」


「聞け。俺は南の大国、カスス国、次期第一王候補、王子、ネプチューン・エドアルド。」


と胸を張り声高らかに自己を見せつける、エドアルドにサロスは、


「俺は、サロスだ。」


エドアルドは片眉を上げ、嘲るようにこう言った。


「ほほう。貴様は"ザ"ロス、と言うのか。」


「"ザ"じゃない"サ"だ。"サ"ロスだ。」


「すまない。辺境の田舎の、方言は理解に苦しむんだ。もし良かったら私にご教授願えるかな。」


エドアルドは手を差し出した。


「ああ。いくらでも教えてやるよ。」


サロスもその手を力強く握った。



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