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1 悪夢の始まり

こんにちは。


夜鳥 澪です。


今回も狂っています。


この世界はどうなっているんでしょうね。


最後までお付き合いください。


どうぞ、本文へ

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

 最近、僕にはある悩み事がある。それは、最近見るようになった白昼夢の内容だ。白昼夢を見るようになった原因は不明だが、それよりもその内容が問題だ。これがとても厄介なことで、しかも僕はその内容をしっかりと覚えている。いつも僕の……僕の名前を言う男の声。そして謎の男の声が紡ぎだす言葉の数々。


 「206番唯野……唯野 麗華。———を暗殺しろ。」


男の声は、僕に近所の人の名前を言う。その人を暗殺……つまり、殺せ……と。逆らおうとする僕にとどめの一言を言う。


 「これは命令だ。逆らうな。」


と。

 僕は、いつもこの言葉を聞くと頭に甘い痺れがほとばしり何も考えられなくなり、僕は殺意に身をゆだね傍観者と化す。

 まるで映画でも見ているのかという感覚に陥る。


 「———さんが、自宅のアパートで死亡しているのが見つかりました。……」


 翌日のニュースでやはり自分が殺したのだということを自覚する。


 信じられるだろうか?


 いや、普通は無理であろう。僕もニュースを見るまで気のせいだ。妄想に過ぎない———と言い聞かせていたのだから。だが、二か月もの間これが何度もあれば否応なく信じるしか道がなくなるのだから。


 クラスメイト達はこんな事にはなっていないだろう。誰に話したとしても信じてはもらえないだろう。

 だが、僕は経験してしまったのだ。


 <ある日>

 いつものように白昼夢を見た。だが、今日はいつもとは違っていた。いつもの頭痛のみではなく、一つの部屋にいる様な感覚に陥る。そして今回のターゲットは、僕の両親だった。彼は、両親の名前をはっきりという。


「206番唯野 麗華。唯野 透。及び、唯野 菜々華。5日以内に両名を暗殺せよ。」


……と。

正直言ってそんなことするはずがないと自分に言い聞かせたいところだが、今までにやってきたことを思うと、何をしても無駄という気しか起こらなかったが、出来る限り抗うことにした。


 <1日目>

 頭痛が1日中続き、命令が繰り返し頭の中を駆け巡る。“殺せ“と。


 <2日目>

 頭痛と命令が繰り返されていくうちに少しずつ殺意が芽生え始める。


 <3日目>

 両親の顔がまともに見れなくなる。見ると、途轍もなく殺したくなってしまう。

 今なお、頭痛と命令が繰り返される。


 <4日目>

 殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい。


 <5日目>

 殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい。


 ————殺せ。


 正気に戻った時にはもう両親が血の海の中で目を見開き死んでいた。血の海となり果てた両親の寝室で僕は1人突っ立っていた。

 両親の成り果ての肉の塊をみても自らの手で殺したからなのか涙が一滴も出なかった。かなりショックなはずなのに。泣きたいのに……大声を上げながら泣き出したいのに。


 大切な人を失った悲しみと自らの手で殺してしまった苦しみを胸に抱え、真っ白な僕の体を真っ赤に染め上げた大切な人の返り血は僕の涙と心を奪い去っていったかのようだった。



 そして、僕はこの時思った。


 ———ああ、この世界は狂ってしまっていたんだ……と。


最後まで読んで頂きありがとうございました。


どうだったでしょうか?


病んでますね。www


女の子が僕なんて使って。中二病かよ。ww


これからの展開が楽しみですね。


他にも連載作品が2作あるので良ければ、そちらもよろしくお願いします。

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