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ゆめうつつ

作者: ももりあ

桃色の靄が迫ってくる夢。

小さな小瓶に入ったお酒。

小さすぎるマニキュア。

マグマが吹き出す世界地図。

何度も行ったことのある風景。

何度もきた駅や電車やホーム。

夢だけの世界。

わー

ゆめだ。

またゆめだ。

なんでもないゆめだ。

いつもみるゆめだ。

だから少し疲れる。

でもそんなにこわくない。

なんでも覚えてしまう。

夢の内容なんてどうだっていいのに。


私は彼との昨日のことすら忘れているのに。

覚えていたいのに。

今朝は何を話したか。

昨晩はまたいつものように寝てしまったんだ。


今夜また話そうと彼は言う。

それがきっと当たり前であること。

当たり前じゃなくなること。

感謝したり感動したり。

絶望の日がきたら悲しむのではなく。

どう生きるか。

行動を起こしたい。


夢を見て夢でよかったと思う内容。

また楽器の夢。

クラリネットは触りたくない。


夢は何を表すの。

怖い夢をみたら泣きついていいの。

泣き止むまでそばにいてくれるの。


子供が怖い夢を見たら。

泣き止むまでそばにいる。


母は昔そうしてくれた。

その優しさが嬉しかった。


泣きながら眠る幼少の日々。

つらいことも減ってきて。

泣いて寝ることもほとんどなくなった。



+++

あなたがもしつらくてもわたしがまもるわ

あなたがもしかなしいならわたしは笑顔にさせるわ

一緒になくことよりも

ちゃんと元気になるようにご飯つくるね。

風邪をひいたら汗をふいてあげる

明日また仕事にいけるように私は支える

また元気になったら

一緒にご飯つくろうね。

+++


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