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鯉のぼり、空を泳ぐってどんな気持ち?


体育の授業中。


「帰りにどっか行く?」と千星ちゃん。


「美味しいケーキ屋さん見つけました。そこへ行きましょう!」と、つかさちゃん。


二人とも気付いてる。わたしの空元気。


落ち込んでる理由はさすがに言えないけど…。


「うん、行く!行く!」と明るく答えた。


そして、更衣室で着替えていたら、つかさちゃんが突然――。



「五十鈴さん!逃げて~!――千星さん!!ダメ~~っ!!」



(へ?)



何が起こったのか分からないまま、千星ちゃんはわたしの両肩を掴み、向かい合わせる。



(え?なに?)



千星ちゃんの瞳は燃えている。メラメラ~っと。



(しまった!胸元隠すの、すっかり忘れてた!!!)



千星ちゃんの視線は勿論わたしの胸元。



「うっ!!ひょえぇぇぇ~~~~!!!」



信じられない!!


透に続いて、まさか女の子の千星ちゃんまで、こんな事するなんて~~!!


そして、わたしの胸には紅い花もう一輪。

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