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順応性って大事!  作者: 宮野 圭
【第一章 お屋敷編】
1/25

これを見れば大体分かる!(ネタバレ注意)

第一章の登場人物と舞台設定【歴史編】です。

かなりのネタバレを含むので、本編を読み終わってから見るのをお勧めします。

【登場人物】


*アルヴィ・セネルガ…主人公。アル。やる気なし。記憶力なし、というか覚える気なし。方向音痴。結構口悪い。基本無表情。中性的な顔立ち。肩甲骨の間に、肉を引き裂いたような痣が2つある。まるでそこに羽があったかのようなその痣は、生まれたときからある。 前世の記憶を持って生まれた。セネルガ家最後の血を引く者のため、男として育てられる。基本最強だが、平凡な生活を目指して常に怠そうな、眠そうな感じで過ごす。信頼した人には、素で接する。信頼した人以外にアルと呼ばれると、キレる。


*アドォン・セネルガ…アルヴィの父親。セネルガ家の当主。王座を狙っている。最近の悩みは、アルに会うたびに、薄毛のことを突っ込まれること。


*スティナロス・レイル…スティル。セネルガ家の有能執事。執事頭。アルヴィに名前を憶えてもらえていなくても、めげずに毎度訂正している。いつか名前を憶えてもらうのが夢。


*ポルネス・ウェルス…ポー。アルヴィの乳母。セネルガ家のメイド。アルヴィが四歳の時に、年のため引退する。実の子のようにアルヴィを愛している。


*フェルレイン・ボードン…フェル。セネルガ家の軍の隊長。アルヴィの剣の先生。ロリコンで、アルヴィの容姿がど真ん中。絵が上手く、アルヴィの似顔絵を毎晩製作している。まさに変態さん。


*レイリィー・ダヒル…リィー。セネルガ家の若いメイド。ポルネスの代わりに入った、アルヴィのお世話係り。実は、王の官吏。


*シャルロイ・ケイロン…シャル。セネルガ家の若い兵士。アルヴィの護衛を任される。実は、王の軍の副隊長。


*ジェルジュ・パメディラン…アルヴィの家庭教師。肥満体形で、でっぷりとしたお腹がユサユサ揺れる。しゃべり方が特徴的。アドォンの共犯者。


*ティナット…ポォーンの世話係(見習い)。十二歳。人懐っこく、おしゃべりが大好き。


*ダラバッド…ポォーンの世話係。頑固じじぃ。ポォーンを溺愛している。


*カイ…町で出会った少年。ニコニコと笑顔が爽やか。口が悪く笑みも黒い。ドS気質。


*ヘルン…町で出会った少女。可愛いもの好き。基本笑顔だが、たまに黒い笑みも。


*レオドロフ…レオ。アルヴィのポォーン。色は白。実は、ポォーンの王。アルヴィのことを慕っている。


*タムティ…剣の精霊。アルヴィに剣術を教えた師匠。実は、剣の精霊王。アルヴィは最初で最後の自慢の弟子。


*******


【世界の歴史(セリャナ国歴史書より)】

遥か昔、国は八つに別れていた。

広大な土地と戦力をもつ、シュベルトとアルバラ。次に軍に力を入れている、シャルガンとネルアラ。平和主義なキリアル、スーリャ、チリタ。やや鎖国ぎみなメルモン。

八人の王がそれぞれの国を治めていた。

戦もなく、平和な時代が続いていたが、ある時突然にその平和は崩れ去った。戦が興ったのだ。

始まりはアルバラ。

アルバラ国王が、全ての国を我が物にしようとしたのだ。

平和主義であるキリアル、スーリャ、チリタの三国はすぐさま、アルバラと同等の戦力を持ち、民のことを一番に考えているシュベルトの傘下に入った。

争い好きのシャルガンとネルアラの二国は、ここぞとばかりに戦争を始めた。

鎖国ぎみのメルモンは、一番小さな国だったが、精霊の加護を他国よりも強く受けていたため、いっさい戦に参加しなかった。

戦は長く続き、多くの人が死んだ。

とうとう、メルモンの精霊の加護欲しさに、シャルガンがメルモンに手を出した。そこにネルアラも加わり、メルモンは滅びてしまった。

その事にキレた精霊たちは、シャルガンとネルアラを滅ぼすと、人間の前から姿を消してしまった。

一方、メルモンの危機を知ったアルバラ国王は、なぜだかメルモンを助けようとした。

だが、アルバラの隙をついたシュベルトに攻められ、アルバラは滅びてしまった。

こうして、長く続いた戦は終わり、シュベルト国王は八つの国を一つにまとめた。

シュベルト国王は、国の名前をセリャナとし、セリャナ国王として、国を治めた。

こうして、現在に至るのである。


*******


【精霊について】

遥か昔から人と共に生活していた精霊は、戦の起こるもっと前から、人の前にあまり姿を現さなくなった。

精霊を便利な道具として扱う人間に、嫌気がさしたのだ。

しかしメルモンの民だけは、精霊に感謝し、時には崇拝していた。

そのため、精霊たちはメルモンに加護を授けた。

しかし、戦でメルモンは滅びてしまった。

それ以来、精霊たちが人の前に姿を現すことはなくなってしまったのだ。

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