1/4
プロローグ
風が吹き、肌寒くなってきた季節。
とある学校の屋上に、2つの人影があった。
1つは地面に倒れ、体から血を流してピクリとも動かない。
もう1つは息を荒くして、倒れている影の方にナイフを向けていた。
1つの影が動かなくなったのを確認し、ナイフを手から放して地面に落とした。
カラン、という音が辺りに響く。
荒い息を整えると、踵を返して屋上の扉に向かった。
扉を開けると中に入るように風が吹く。
出ていく時、月の光に反射した赤髪がふわりと舞った。
風が吹き、肌寒くなってきた季節。
とある学校の屋上に、2つの人影があった。
1つは地面に倒れ、体から血を流してピクリとも動かない。
もう1つは息を荒くして、倒れている影の方にナイフを向けていた。
1つの影が動かなくなったのを確認し、ナイフを手から放して地面に落とした。
カラン、という音が辺りに響く。
荒い息を整えると、踵を返して屋上の扉に向かった。
扉を開けると中に入るように風が吹く。
出ていく時、月の光に反射した赤髪がふわりと舞った。
特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。