起承
俺は一人で観覧車の前に居る、気になっていた女の子を誘ったら断られたのだ、
きっと俺とつり合わないと気後れしてしまったのだろう。あのピザデブめ、
明日あったらきっと泣きながら上履きと教科書を探し回る事になってるはずだ。
何が、「きめー、ちかよんなオタク、付き合ってほしければとりあえずいっぺん死ね。」
とか言いやがって気後れしすぎだ、きっとツンデレだな可愛過ぎるぜ。
あ〜、ナゼカ涙ガ出デルナー
くそっ寒い、涙が凍る、クソッたれ。にしてもバカップルだらけだ、今地球が滅べばいいのに
それにしてもホントに人が多い、バカップルだらけで、男一人は居にくいし。
でもこのまま帰るのも癪だし、乗ってから帰るかな。
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そしてやっと俺の番が来た、にしてもバカップル多すぎ。
「お二人さまですねー」
お二人?…あぁ、後ろの俺と同い年ぐらいのやつと一緒だと思われてるのか、それにしても
仲間が居るとは。
「あっ、アレですね、ホモカップルですね、大丈夫です、気にしませんから。」
「!、ちょ、ちょっと待て。」
「大丈夫ですって、そういうのもありですよね、ほらぁ、彼氏も顔がまっかか〜。」
うわ、後ろの奴もちょっとやめろ、恥ずかしそうにモジモジするな
「つーか、お前酒臭いぞ係員だろ、ちゃんとやれ、あと後ろのお前もなんか言え。」
「いいじゃないですかー、彼氏に『結婚しないと死んでやるー』って言ったら、
彼氏が『ああ、さっさと死ね、お前が死ねば俺はハッピー、きっと地球もハッピーだ』
とか言いやがったんですよーそのあと、あいつの家と実家に火を放ったんだけどまだイライラするから酒飲んでるんですよー、あ゛〜吐きそー…っうぷ。」
「おい、俺の前では吐くなよ、あとこんな所に居ないで自首しろ、それと死んどけ。」
「わっかりましたー、あと混んでるから二人でのってね。フレディー・マーキュリーさん」
「あぁ、分ったから、本当にやったのなら自首しろよ、あと死んどけ」
どこまで本気なのやら、後ろの奴は本当にコレでいいのか
「お前もそれでいいか?」
「はい、それでいいですよ。」
あれっ、男にしては声が高いな?まぁ俺の知ったこっちゃないか
そのあと、話してたせいで詰まってたのが、よけい詰まってしまったりして(話の内容もある
だろうけど。)道端のウンコを見るような目で睨まれたりしたけど、これから起こることに
比べれば可愛い物だった。
また頑張って書きました。なんかあったら、書き込んでください、酷評をお待ちしてます、でもMではないです。
首吊ってきます。