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20年前の自分へ~H・A・N・A・B・I~君がいた夏~ Ocean Version~

後から聞いた話じゃ、実は俺が初めて全国大会に出場する半年前に地域ぐるみで俺が通っていた工業高校を支援しようと決まったらしい。

そこからというもの、周囲の大人が俺達がロボコンに集中しやすいように環境を整えてくれてたようで、そのおかげでか、俺達はどんどん成長していった。

地域を背負うというプレッシャーはその時は何も感じなかった。

本当にあの瞬間までは・・・―――――

翌日。

勇海は自転車で普段の仕事場である新聞社、宮古毎日タイムスへと向かっていた。

沖縄ではそこそこ有名な専門学校、琉球情報経理専門学校の那覇校に通ったものの、資格取得は申し分ないのだが、就職活動に失敗し、宮古島に戻ってきたのだ。

しばらくはニートだったが、3ヶ月前に今の仕事に落ち着いた。

さらに副業として始めたこたつ記事のライターの仕事がまさかの大バズを起こしてしまい、「青空公僕」としての仕事も舞い込み始め、少しずつ忙しくなってきていた。

とは言え、本業の仕事は新聞記事のデータ入力で毎日、中年から高年の記者が多いためか、手書きの原稿と格闘する。

昼休みになり、勇海は高校時代からの行きつけである二重越工業高校近くの垣花食堂で昼食を取る。

このところ、給料日前であったため、来なかったが、久々に行ってみた。

しかし、いつもいるはずの常連客がいないことを不思議に思い、ウェイターの綾乃に訊いた。


「・・・綾乃ねーねー(姉ちゃん)、いつも来てたあのにーにー(兄ちゃん)はどうしたかー?」


「あがんにゃよい!勇海は「ラブラブアイランド」見てないさー?」


「・・・何それ?」


恋愛系の番組に興味がない勇海からすると何のことかわからず、怪訝な顔で綾乃を見る。


「あがいー!!ダベマの恋愛リアリティショーさー!」


「知らんし!」


綾乃はスマホでアプリを起動し、常連客―番組内でニックネームとして「ゴーラー」と名乗る勇海とはあまり年齢が変わらない20代の男がビキニの女性と浜辺で談笑していた。


「でさー、あのにーにー、出るよーって東京に行ったわけ。オーディションに受かって出てるわけさー」


「マジんな?じゃあ、一応、有名人みたいなものになるさ?」


「そうじゃない?出ている女の人もグラビアアイドルの卵っぽいし、有名になっていくんじゃない?」


「インフルエンサーってやつかね?・・・てことは、もう宮古にはいないんだ・・・」


「そうよー。んじ、何にするか?」


話をそこそこに綾乃はメニューを勇海に見せる。


「・・・おすすめは?」


「ゴーヤーチャンプルー」


綾乃はゴーヤーチャンプルーを指差し、勇海は「じゃあ、それで」と何も迷う事無く決めた。

待っている間にでも、と本業の仕事の初任給で大枚をはたいて買ったタブレットPCであるSurfaceを開いてこたつ記事を書き始めた。

しかし、ものの5分で出てきたため、まともに書くことが出来ずにすぐにSurfaceをしまうしかなかった。

ゴーヤーチャンプルーを食べながら件の「ラブラブアイランド」を調べてみると、沖縄の離島に集められた男女8人が恋愛をしていく恋愛バラエティー番組であった。

これまで有名なインフルエンサーやブレイク前のグラビアアイドルやタレントが出ている事もあり、注目が集まっているようだった。

常連客ことゴーラーはシーズン8に出演し、今回の離島は宮古島であったようだった。

昼食を取り、垣花食堂を出た勇海はふと思った。

―・・・てか、あの人、出戻っただけじゃんよ・・・

ふと垣花食堂の隣を見ると先月まで解体が進められていた民家の解体も終わっていた。

だが、売りに出されてはいたが、買い手がついていない。

気になって調べてみるとかなり高値で売りに出されていた。

土地価格の高騰による過疎化も進んでいる事も実感した勇海はこのままでいいのか考え始めた。

晴れ渡った沖縄の青空を見上げて、ため息をついた。


仕事が終わり、勇海はひいきにしている寿司屋へ行った。

同じ中学だった司郎が修行をしている店で人数が少ないのか、板長が腕を認めたのか、司郎はようやく握ることを許されて調理場に立っている。

親戚が最近、寿司の修行の一貫としてかニューヨークへ行ったらしく、宮古島に戻ることを期待して去年の夏に東京の築地から戻ってきた。

寿司屋には週一ペースで行くが、値段は司郎が握ったものに関しては10貫で500円以内とリーズナブルになっている。


「おまちどお」


「いただきます」


「いつも修行に付き合ってもらってすいません・・・」


「あぁ、気にすんな。こっちはスシローやくら寿司とかの回転寿司店がない宮古島で安価で寿司が食えてるんだ。こっちこそありがとう」


勇海が司郎が握った寿司に舌鼓を打っているところで話題を青年団の話を切り出す。


「・・・ところで、青年団はどうします?宮古の活性化をどうするかー?って事らしいです。次の集会は参加します?」


「まぁ、行くだろうな。お前はどうする?」


「ちょうど店の定休日ですし。参加しますよ。良いの思いついているんで」


「へぇ。マジんな?」


「中身は集会の時に。それまで楽しみにしててくださいよ」


後輩である司郎は何か考えてるんだな、と案外、自分は何も考えていない事に気付き、しばらくボーッと考えた。

一番、良いのは健一郎の案に乗っかり、サポートにまわる事であったが、仮にサポートにまわるにしても何が出来るのだろうか、と寿司をつまみながら考えていく。

――――――――――――――――――――


神奈川県川崎市。

克矢は大手メーカー「イイシマ」の川崎工場で期限つきで働くことになった。

工場長の磐城いわきが克矢に従業員を紹介する。


「まずは豊浦とようらさん。君の現場監督だよ」


俳優の船越英一郎のような雰囲気の課長、豊浦が「おっ。君か」と克矢に声をかけてきた。


「よろしくおねがいします」


克矢は豊浦に頭を下げて挨拶する。


「こちらこそ。他の従業員だけど、右から佐々井さん、小佐野さん、飯倉さん」


豊浦も克矢と仕事する工場の工員を紹介する。


「よろしくお願いします」


佐々井は東北のズーズー弁訛りで「よろしくな」と声をかけ、小佐野は綺麗な標準語で「何かわからない事があったら聞いてくれよ」とどこか頼れる兄貴分のような雰囲気を醸し出し、飯倉は「沖縄から来たんだって?短い間だろうけどよろしく」と準備作業をしながらも克矢に挨拶する。

一通りの挨拶を終えて、飯倉が進める準備作業に時間がかかるようで克矢は磐城に工場を案内される。

ふと、克矢は実習着を着た高校生がいる事に気付いた。

見ると何かを作っているが、農林高校卒の克矢には何を作っているかはわからない。


「あれ、高校生ですよね?何してるんすか?」


「あれは工業高校の高校生だよ。ロボットを作ってるんだよ」


磐城は佐々井から機械の扱い方を学びながら部品をつくる工業高校の高校生を紹介する。

地元の工業高校のロボット部の再建案を出したはいいものの、具体的に地域としてはどうするかは何も考えていなかった。

しかし、磐城の口から聞き馴染みがあるどころか、自分が言いだしっぺのロボット競技の事が出たとなると身を乗り出して話を聞く。


「え?ロボットっていうと・・・ロボコンですか?」


「よく知ってるなぁ」


「友人が工業高校でやってたんで・・・一応、県で上位の成績になったことがあるんです」


「それは凄い。そうそう、彼らはアイディア部門に参加するんだ。」


「え?アイディア部門?他にあるんですか?」


「うん。特に川崎市はロボット競技が盛んでね、他にも相撲ロボット、ウェイターロボット、ロボフトやかわさきロボットというのがあるんだ」


「へぇー・・・ん、待てよ?」


克矢はこの時、ある事をひらめく。

―これ、地域ぐるみでやっていった方が二重越工業高校も強くなるんじゃないか?・・・

克矢はすぐに磐城やそこに参加している工業高校の高校生に話を聞く。


「磐城さん、ちょっと話訊いてもいいですか?」


「おおっ?興味津々だね。いいね。訊いて来なよ」


話を聞けば、川崎市内でも神奈川と東京の県境にある小森工業高校の生徒で秋にある全国大会出場のためのロボットを製作しているという。

磐城としても興味津々な克矢に助け舟を出し、小森工業高校の生徒を紹介する。


「この子は響城くん。小森工業高校の・・・1年生だっけ?」


「あぁ・・はい!機械科の響城ひかる(ひびき-)です。今年の4月に入ったので1年生です」


ひかるは克矢にお辞儀をし、佐々井の指導を受けながら再び旋盤に向き直る。

克矢はひかるがまだ1年生である事に引っかかりを覚える。


「あれ?今年、入ったばかりって事は1か月足らずじゃないですか?」


「うん。そうだね。伝統的にうちの工場で基本的な機械の扱い方を学んで部活で活かしたり、ここでパーツを作ったりするんだ」


「じゃあ、響城くんは先輩とかからこの工場で学んで来い、と言われて来たって事ですか?」


「そういう事になるね。今日のところは響城くんだけだけど、先輩部員も来たりする。そういう意味ではうちは地域密着型だね」


なるほど、と克矢は一つ学びを得て、これをいかに宮古島に落とし込むかを考えていく。

――――――――――――――――――――


青年団による宮古島市活性化プラン発表の当日となった。

この日の集会には司郎や綾乃も参加することになっている。

健一郎や勇海としては克矢のプラン頼みのところがあり、また、克矢も勇海や健一郎が代理で発表する事頼みになっていた。


「なるほどな」


勇海は克矢の電話から川崎市の事を聞いた。

単発のアルバイトをいくつも掛け持ちしている健一郎が電話を取らない事からやむを得ず、健一郎から白羽の矢が立った勇海が克矢の代理で発表する事になった。


『それでさー、頼みがあるさーよ』


「何か?」


『実はよ・・・』


克矢は具体的なプランを話して、勇海はこれを健一郎の代わりに言うのかとインプットしていく。


「サンキュー。俺も健一郎もそれでちょうど悩んでいたさーよ。これで解決だ」


『そういうことだろうと思っていたどー』


「おっ。そろそろ始まるから、それじゃ、あとからなー」


『おう。あとからなー』


勇海が電話を切ったタイミングで単発のアルバイトを終わらせてきた健一郎と合流した。

「何か、克矢から鬼電入ってたけど?」と着信履歴を見せた健一郎に勇海は肝心な「二重越工業ロボット部再建案」の具体的なプランを話した。

――――――――――――――――――――


宮古島市青年団の会議が公民館の会議室を貸し切って行われ、今回は「地域活性化」と前回に引き続き「島内の公立学校の外部顧問の起用」について話し合われる。

最初の議題は「地域活性化」で家賃の高騰で島を離れる島民をいかにして引き留めるか、を話し合う事になった。


「では、プランの発表といこうか。誰が先にやるかー?」


議長の全二郎の仕切りで「地域活性化」の会議が始まった。


「はいっ!!」


真っ先に手を挙げたのは司郎だった。


「えーっと・・・こめす?」


「まいずです」


全二郎は必ずと言っていいほど司郎の名字を間違え、その都度、司郎が訂正するのがお決まりであった。


「俺が発表する活性化プランとはずばり、寿司アイランドみやこです!宮古島を寿司で活性化しようというプランです」


司郎は意気揚々とノートに書きなぐった自分のプランをホワイトボードに書き出そうとした。


「却下。むかーし、県庁のふすぐどぅん(アホ)なんかーが進めて、あんたの親戚が止めたさいが。それにこれ以上、観光客を呼んだらまたオーバーツーリズムになるさいがよ」


司郎のプランは実は県庁が推し進めようとしたが、当時の県庁の観光課が宮古島市の都合を考えずに進めていたため、当時、島内で寿司店を営んでいた司郎の親戚が反対をし、イベントの開催などが全て白紙となったのだった。

それを思い出した司郎は浅はかだった、とがっくりとうな垂れた。


「他はないなー?」


ここで手を挙げたのは今度は移住者であるものの、青年団に入っている上地遊助だった。

雄助は自信満々に大きな声でハキハキと自分の考えた活性化プランを話し始めた。


「宮古島内の高校を甲子園に出場させましょう!そうすれば、宮古島の知名度は上がります」


「・・・上地、その取り組みはすでにやってるぞー・・・」


「え?・・・あーっ!」


「上地・・・お前、やっぱりバカだな・・・」


「は、はい・・・さ、さーせんした・・・」


遊助はただただ、先日の会議の議題の決まった内容を蒸し返しただけであった。


「他はないのか?」


勇海のいとこでバーでバーテンダーのバイトをしている幹光が手を挙げた。

幹光はUSBをパソコンに差し込み、Powerpointを使って説明を始めた。


「私、下地幹光が提案するのは大河ドラマの誘致です。そして、主役はもちろん、我らが英雄、仲宗根豊見親なかそねとぅいみゃです。」


「おおっ!」


会議の出席者からその大胆なプランから驚きの声が上がる。


「原作とする小説は藤川桂介の「シギラの月」です。仲宗根豊見親を主人公にしています」


「なかなか具体的だな。続けて」


「ありがとうございます。これを市のフィルムコミッションに売り込んで・・・」


「・・・宮古にフィルムコミッションはないんだよ。沖縄(沖縄本島)にしかない」


幹光はがっくりうなだれる。幹光のプランはいいところまでいったが、根本的な部分で頓挫した。

これでとうとうプランが尽きてしまったが、ここで勇海が手を挙げた。

全二郎もそれに気づき、勇海をあて、勇海はノートを開いてプレゼンを始めた。


「勇海、頼むよ。まともなものね」


勇海は健一郎を書記として、ホワイトボードにプランを書いてプレゼンを始めた。


「えー・・・先日の会議で出ました二重越工業ロボット部再建案の具体的なプランを発表します」


勇海は少し緊張しながらもプランを発表する。


「川崎市の取り組み方をモデルに、二重越工業ロボット部を地元企業が支援し、地域もロボット競技の開催などで活性化させるべきだと思います」


健一郎はホワイトボードに川崎市内で行われているロボット競技の一覧を書いた。

それを見た全二郎は「なかなかいいな。続けて」と促され、2人はプレゼンを続ける。


「まずは・・・ロボット部の再建から。ロボット競技は多くの部品や材料を必要とします。部品のほとんどは実は廃品で構成されていて、わざわざ取り寄せるという事はかなり少ないです。つまり、昨今、話題になっている・・・えーっと・・・」


勇海は肝心な部分をド忘れし、それに気づいた健一郎が助け舟を出す。


「サステナビリティな」


「あ、それ!サステナビリティな製作を目指すんです。それをやっているのは我々みたいな、物資が乏しい離島の学校ぐらいです。この物資が乏しい部分を逆手に取る事でサステナビリティな製作を実現、部費も押さえられますし、ゴミ問題もある程度はリサイクルとなることが見えます」


環境問題に踏み込むという全国に発信できそうなプランに全二郎は驚きを隠せない。

さらに地域がどのようにして関わるかも勇海は説明を続ける。


「さて、地域の皆様におかれましては、ぜひともロボット部に捨てるはずの廃品をまわしてほしいんです。とはいえ、二重越工業ロボット部を島のゴミ捨て場にしよう、ではなく、部員がちゃんと使えるかどうかを見極めます。とはいえ、島中から集められた廃品がリサイクルとしてロボットの部品として使われ、それがどんどん成果を出していったら、皆さん・・・誇らしいですよね?・・・」


その場にいる出席者は一様に頷き、健一郎と勇海は手応えを感じ始める。


「また、浮いた部費ですが・・・遠征費に充てて、沖縄本島内の同じく工業高校との交流戦に使う事が出来れば、と思ってます。これは離島の全ての学校が抱える島外の他校との練習試合が出来ない事の解消にも繋がります。でも、現状で浮いた部費で使えるのは・・・カップ麺ですかね」


カップ麵というワードが出た途端、その場の出席者の頭の中を疑問符が埋め尽くす。

それの疑問符の解消のために健一郎は答える。


「・・・実は、二重越工業ロボット部はカップ麵を部費で購入して遅くまで残って作業する事もしばしばあるんです。もっとも、それ以外となれば、校内の自販機でカロリーメイトを買って空腹を満たすんですが・・・モチベーションアップの一環として認めていただければ、と思います」


そういう事か、と納得しつも、全二郎は「まずは、結果を出してからな」と2人の案には賛成のようだった。

全二郎が合格を出した以上は、と他の出席者もそれに続いた。

―――――――こうして、二重越工業高校ロボット部の再建が決まり、地域ぐるみで協力する事になった。

――――――――――――――――――――


神奈川県川崎市

一方、この"二重越工業ロボット部再建案"の発起人である克矢は川崎市内の居酒屋で同じくイイシマで働く酒田と佐々井と呑んでいた。

呑んでいた、というよりむしろ呑まされていた。

酒田も佐々井も60過ぎのベテラン工員コンビであるが、週末になると呑みに行くらしく、今回は克矢を連れだって呑みに来ていた。

しかし、下戸の克矢にとってこれほどまでに辛いものはなかった。


「オエエエエッ」


外に出るなり嘔吐していた。


「喜納ぁ、もう一本いくぞー」


酒田に呼ばれて渋々、居酒屋に戻ると同時に倒れこんだ。


「何だよ情けないな~。沖縄の人だろ?」


偏見まみれの酒田の叱咤に反応する気力も湧かない克矢はふらふらと店を再び出て、店先でぐったりと座り込んだ。


「んだぁ、酒弱いなぁ~もっと飲めるはずだろう?」


佐々井は無理矢理、克矢を立たせると、タクシーに押し込んで次の店へと向かわせる。


「・・・さ、酒田のじいさんヌッコロッ」


克矢は深い眠りにガクッと落ちた。

二重越工業高校のモデルになったのは母校である沖縄県立宮古工業高校です。

ちなみに岩手県にも同じ名前の高校(岩手県立宮古工業高校)があり、互いに交流もあります。

生徒会に入った友人がその同名の高校に交流会目的で行っていました。

"二重越ふたえごし"は宮古工業高校の校歌にも出てくる地名で、宮古工業高校がある一帯を指すそう。

モットーのようなものが「凡事徹底」ではありましたが、我々の時代は普通に制服を着崩す等していました。(とは言え、ダブスタで集会や外部との接触の際はキッチリ直していました)

今思えば、悪い方向の「凡事徹底」だったのかもしれません(笑)

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