Netflixオススメベストテン
映画と海ドラマニアによるネットフリックスのオススメベストテンです。
鑑賞作品数は一万以上。日本で映画関係の仕事をし、ハリウッドの映画会社で働きたいと米国留学し、色々あって今はドイツ在住。南ドイツの片田舎から、映画と海ドラへの愛を叫びます。
ドイツのバイエルン地方に住んで早十年。仕事と子どもの世話以外の時間はほとんどネットフリックスを見て過ごしています。ネットフリックス最高。
洋画、海外テレビドラマが大好きで、おもしろいのを発見すると、この感動を誰かと分かちあいたいーと悶えます。ネットフリックスで見るものがなくなると、世界から輝きが消えます。
誰かに、おもしろい洋画や海ドラを教えてもらいたい! 切実。
あわよくば、なろう民の皆さまからオススメ映画を教えてもらえないだろうか。そんな下心と欲望から、エッセイを書いてみました。お願いします! ギブミーオススメ映画!
ネットフリックスでおもしろかったベストテン!
1. 地面師たち
2. サンクチュアリ -聖域-
3. 三体
4. クイーンズ・ギャンビット
5. ザ・ディプロマット
6. グッド・ドクター 名医の条件(アメリカ版)
7. キリング・イヴ
8. ピーキー・ブラインダーズ
9. ウェンズデー
10. ナルコス
アメリカとイギリスの映画とドラマが好きで、邦画はほとんど見ないのですが、ワンツーが邦画です。すごい。どちらも話題になったので、ご覧になった方が多いと思います。まだの人は、ぜひ、今すぐ。初めて見れるなんて、心底うらやましい。ドイツ人の友人知人たちにも刺さってました。良質エンタメは国境を越えますね。
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「地面師たち」は不動産詐欺の話です。日本でこんな映像が撮れるんだと感動。日本のテレビドラマにありがちな、事務所バーターでよく分からん若手がねじ込まれる、なんてことが一切ありません。どの役者も素晴らしい。池田エライザさんだけ、ちょっと浮いてましたが……。
手に汗握る絶妙なクリフハンガー、やめられないとまらないで一気見です。
「地面師たち」が好きな人へのオススメ:「ユージュアル・サスぺクツ」「ザ・コンサルタント」「ラスベガスをぶっつぶせ」「グランド・イリュージョン」「インサイド・マン」(2006年クライブ・オーウェン)
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「サンクチュアリ -聖域-」は相撲版「スラムダンク」。役者さんたちがガチで一年半トレーニングし、本物の力士になっています。あっぱれです。
一話目のトイレのシーンでやめちゃった女性もいらっしゃるかもしれませんが、もったいないです。トイレシーンが始まったら十秒ぐらい飛ばせば、後は大丈夫です。神回の七話は五回ぐらい見ました。イントロが最高にクール。
「サンクチュアリ」が好きな人へのオススメ:「ドラムライン」「キングスマン」「トップガン マーヴェリック」
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「三体」は原作小説が世界で大ヒットしたSF超大作。本は一巻で挫折したのですが、難しくて……。映像だと分かりやすく、サクサク進みます。一話あたり三十億円の製作費がかけられたという映像美がすさまじい。
本で挫折した人も、ぜひお試しください。
「三体」が好きな人へのオススメ:「メッセージ」「インセプション」「インターステラー」「テネット」「クローバーフィールド/HAKAISHA」
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「クイーンズ・ギャンビット」はチェスの天才少女の話です。チェスが分からなくても、大丈夫です。碁のルールを知らなくても「ヒカルの碁」はおもしろいじゃないですか。アニヤ・テイラー・ジョイの目の演技が光ります。バレエをやっていたアニヤ。チェスの駒の持ち方、動かし方を工夫したそうで、とても優美です。ファッションも素敵。アニヤの美貌を愛でつつ、彼女の成長と成功を応援しているとあっという間に見終わります。
「クイーンズ・ギャンビット」が好きな人へのオススメ:「ブラック・スワン」「パンズ・ラビリンス」「エクス・マキナ」「またの名をグレイス」「ザ・メニュー」「ラストナイト・イン・ソーホー」
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「ザ・ディプロマット」はアメリカの女性外交官がイギリス大使に任命され、緊迫した情勢の中、微妙な政治の駆け引きをするポリティカルスリラー。バリキャリのお仕事ものでスリリング、たまにアクションもあります。女性向けです。男性が見てもおもしろいと思うのですが、政治の世界はこんな簡単やありまへんでって感じるかもしれない。ドイツ人の元夫は、うーん(半笑い)って感じでした。
「ザ・ディプロマット」が好きな人へのオススメ:「ある告発の解剖」「コラテラル 真実の行方」「女刑事マーチェラ」「ザ・リクルート」「ウェイトレス 〜おいしい人生のつくりかた」
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「グッド・ドクター 名医の条件」は自閉症でサヴァン症候群の外科研修医が主人公の医療もの。オリジナルは韓国で、日本版もありますが、どちらも未見です。主人公を演じるのが「チャリチョコ」のフレディ・ハイモア。めっちゃ大人になってるーと仰天すること請け合い。フレディの演技が素晴らしく、フレディ演じる主人公ショーンが外科医として、人として成長していくのを、親戚のおばさん気分で見てしまいます。
「グッド・ドクター 名医の条件」が好きな人へのオススメ:「Dr.HOUSE」「ニューアムステルダム」
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「キリング・イヴ/Killing Eve」は暗殺者ヴィラネルとMI6の女性捜査官イヴの攻防を描いたスパイスリラー。暗殺者ヴィラネルが恐ろしく魅力的。毎回、奇想天外な方法で暗殺します。最終シーズン以外はおもしろいです。
「キリング・イヴ/Killing Eve」が好きな人へのオススメ:「Fleabag フリーバッグ」「裏切りの影」「LUCY/ルーシー」「ANNA/アナ」「ザ・ハント」「ザ・キラー」
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「ピーキー・ブラインダーズ」はイギリスに実在したギャングの成り上がりもの。毎話、百人ぐらい惨殺されるので、血みどろが苦手な人は避けてください。キリアン・マーフィーが美しくて胸が苦しくなります。最終シーズンはいまいちですが、映画化されますので、ぜひ。
「ピーキー・ブラインダーズ」が好きな人へのオススメ:「ゲーム・オブ・スローンズ」「300 〈スリーハンドレッド〉」「ゴッドファーザー」「ナルコス」「麦の穂をゆらす風」「28日後...」
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「ウェンズデー」は「アダムス・ファミリー」の三つ編み不気味少女ウェンズデー・アダムスを主役にしたコメディホラーテレビドラマ。クリスティーナ・リッチが完璧すぎて、他のウェンズデーなんて考えられない、そんな風に思っていました。ジェナ・オルテガのウェンズデーに打ちのめされました。最高。ありがとう。炎の中、無表情でチェロを弾くシーンは必見です。
「ウェンズデー」が好きな人へのオススメ:「アダムス・ファミリー」「M3GAN/ミーガン」「サブリナ: ダーク・アドベンチャー」「ファーゴ」「ノーカントリー」「バウンド」
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最後は「ナルコス」。今まさに見ていて、この興奮を誰かと語り合いたい、えーいエッセイ書いたれーとなったきっかけの作品です。コロンビアの麻薬王とアメリカの麻薬取締捜査官の戦いを、実話をもとに描いたマフィアもの。
麻薬取締捜査官ふたりがかっこいいのです。ペドロ・パスカルの色気、やばい。マコーレ・カルキンが業界に汚されず大人になった的な見た目のボイド・ホルブルックがどんどんイケメンになって良き。
これまた百人規模が毎話惨殺されるので、苦手な人はスルーしてください。
「ナルコス」が好きな人へのオススメ:「アンタッチャブル」「ブレイキング・バッド」「ピーキー・ブラインダーズ」「トラフィック」「コロンビアーナ」
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血沸き肉躍る的な作品が多いですね。ネットフリックス以外で見た、人生ベストテンは「マトリックス」、クリストファー・ノーラン監督の「ダークナイト」三部作、「スライディング・ドア」、「SHERLOCK」、「ゲーム・オブ・スローンズ」(最終シーズン除く)、「インセプション」、「007 慰めの報酬」、「ボーン・アイデンティティ」です。
異世界恋愛の短編しか読まれなくなってしまったなろうで、エッセイを書いて誰かに届くのでしょうか。映画、海ドラ好きの誰かの琴線に触れますように。
オススメ映画、海ドラを教えていただけると嬉しいです。上に記載した作品への感想などもぜひ!
※「〇〇」が好きな人へのオススメ~で記載しているタイトルは、ネットフリックスにあるとは限りません。
オススメ映画&作品感想をいただけると、とてもとても嬉しいです。
よろしくお願いいたします!