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コンクール

 そう考えててみると、論文の内容が浮かんできた。カモノハシは、オーストラリアの絶滅危惧種だ。もしかしたら、サラリーマンは、日本の会社では、絶滅危惧種なのではないのか。


 もともと、日本では、自営業が主流だったそうだ。サラリーマンというのは、比較的新しい労働形態らしい。


サラリーマンというのは、大量に生産される工場製品を売りさばくために、会社に雇われた従業員だ。


会社の本当の社員とは、役員のことなのだ。もし、マルクスが正しいとしたら、サラリーマンは、プロレタリアートであって、工場労働者とたいして変わらない。


要するに、生産手段を持っておらず、労働を売るより生きていく方法がないサラリーマンは、意外と弱い存在なのだ。そりゃ芸術家よりは、収入はあるだろうが。


でも、なんにしろ、成功者ほど、収入は高いものだ。成功した、起業家なんて、何百億も、もうける。投資家となると、もっともうけるだろう。


サラリーマンなんて。1日中働いても、年収五百万がせいぜいだろう。公務員も似たようなものだ。


多くの人々にとって、成功者なんて、高嶺の花だ。たいていは、確実に生活が保証される仕事をするものだ。

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