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精神病院の中

次の日、レクリエーションがあった。作業療法士がいろんなものを持ってきて、患者相手にサービスするのである。この日は、キーボードとコンピュータと計算問題などのプリントなどが持ってこられた。患者たちが、それで遊んでいると、そばに座り込んでいた患者が、作業療法士に文句をつけた。

「君たちね、寝ている人間もいるんだから、もっと静かにできんのかね。」作業療法士は、ただすいませんと言って、やはりレクリエーションを続けた。


ぼくが、コンピュータをいじっていると、若い女の患者が話しかけてきた。

「昨日、娘とピアノデビューしたのよ」

ものすごい妄想だと思った。閉鎖病棟にいるのに、そんなことは不可能た。作業療法士が去ると、ふたたび退屈な次時間が始まった。なぜが、テレビが1日中ついているのたが、チャンネルを固定してある。希望の番組は見られない。リモコンは看護師が管理しているので、使えない。ぼくは、ここの患者でテレビの内容を、理解しているのがいるのかなと疑った。 

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