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神様になった  作者: 小原河童
破壊神編
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アースンの帰還(前編)

みんなぁ~!!

今日も来てくれたありがとうぉ~♪

楽しんでってねぇ~!


エピソードを-度は前後編に分けています。

続けると長過ぎると判断しましたが、分けると面白さも秒になりました。


今回から新編のスタートです。

ルイネの活躍が主になります。

瑠璃の使途も少し出てきます。

執務室の中は瑠璃達が留守をしていたのも関わらず、整理整頓と掃除が行き届き、これも執事代理のアンセル・カーキーの仕事と瑠璃は思った。

案外几帳面で機能的に片付いた机の上と室内を見た感想だ。


備え付けのベルを振ると直ぐに執事代理がやって来たが、見慣れないバニーとアニタにマイを見て驚いていた。


「領主様の帰還について先ぶれが来ましたか」と聞く瑠璃に、執事代理はまだだと答え、先ぶれが来ると知らせると答えた。


「あなたと領軍隊長と騎士隊長はもとより、館に居る貴族もアースンの帰還に際しては、館の庭で出迎えてもらいます。

その準備を始めてくれますか。

言う事を聞かない貴族がいる場合は、ルイネさんとエレンに対処してもらいますから、その時は報告に来なさい。


それから、領主様の今夜の食事は食べ慣れた料理を用意してくださいね。

以上ですから、準備に取り掛かってください」と、言い執事代理を下がらせた。


「タニスンと私兵が来て部屋を荒らされましたが、今は綺麗に元に戻っていますね。

これもあの執事代理がやらせたのでしょうか」と、ルイネが聞いてきた。


「おそらくは執事代理でしょうが、あの男は意外にこまめで良く気が付く者ですね」と、瑠璃が言い出した。

「これもエレンの手あてが効いたのでしょうね」と言うルイネにエレンが苦笑していた。


バニーもアニタもヨウコさんもマイも不思議そうにしているので、ルイネが「此処から、エレンが手あてと称し顔面をビンタして、入り口の扉付近まで飛ばすのですが、私は大の男が宙を飛ぶのは初めて見ました」と、面白そうに言うルイネに、皆は信じられないと言っていた。


「そうですか、エレンは結局10ベイ以上は手あてして飛ばしていますよ」と、瑠璃が言うと驚いていた。

「あのエレンさんにお聞きしますが、その者は生きているのでしょうか」と、アニタが聞いているがエレンは知らないと答えていた。


今度はアニタにルイネが「あの時はブリストン王国兵で、慈悲の対象でなかったので特に気にしなかったので即死だと思います」と、教えていた。


「バニーの神官に逆らう輩がどうなろうと、特に私は気にしませんから」と、エレンが言うとバニーを観てアニタが驚いていた。


アニタのバニーを見ての印象は、ルイネ様のマサパンを強請りマサパンの一気食いとホットミルクの一気飲みを何時も見せてくれる可笑しな人と認識していたが、配下を持っている事に驚いていた。


「そう言えばまだ、バニーの配下に付いては話していませんね。

今度ゆっくり出来るときに話しましょうね」と、ルイネがアニタに話しているのを見て、エレンがマイにも話しましょうと、言っている。

きっと驚くと思いますからと、面白そうに言っている。


バニーは、執事が部屋を出てから耳を器用に動かして、情報収集に注意していた。

そして、「ルリ様、恐らくですが、今蹄の音が遠くから聞こえてきますから、アースンの帰還を知らせる先ぶれと思います」と、言い出した。


「あ、アースンが帰ってきますね」と、瑠璃も言い出しルイネにも良く分った。


これなら暗くなる前に館に帰ってきますから、丁度良かったです。

「ルリ様、私は明日ベッサム候の館に用がありますから丁度良かったです。

良い話になればまた立ち会ってくださいと、ルイネが言うので瑠璃は喜んだ。


「ルイネさん勿論ですよ。

それにしても私は本当に嬉しいです。

出来ればアースンも連れて立ち会いたいです」と、瑠璃が喜んでくれた。


そこへ、戸を叩く音がしてニコニコして執事代理が入って来た。

「ルリ様、先程先ぶれが領主様の帰還を知らせてきました。


これは、私の感ですが既に1番門は通過されていると思います」と、喜んでいるから、アースンが王都に行った日の事を思うと本当に不思議なのだ。

「分りました、出迎えは抜かりないですね。

言う事を聞かない者には、ルイネさんとエレンを付けますけど」と言う瑠璃に、そっちは問題ないですから御安心ください。

軍隊長と騎士隊長がルリ様の御手を煩わせるよりも、進んで貴族に対処してくれましたと、報告してくれた。


「まだ、我々の言う事が理解できない愚か者が居ると言う訳ですか」と、瑠璃が少し怒っているのが、長く一緒にいるルイネには良く分った。

では、我々も迎えに行きましょうと、言い執務室を出た。


玄関前に出ると不満そうな貴族が多くいる事が直ぐに分かり、不機嫌になっている瑠璃が言い出した。


「良いか、領主様の御帰りだ。

お前たちは、2列に別れて門から玄関に通じるように道を造れ。

右は領軍隊長に指示で、左は騎士隊長に指示で道を造り整列しろ。

儂の指示が分らぬ愚か者等は、此方の美少女が優しく教えてくれるから遠慮は要らんぞ」と、言いエレンに向けて手で示した。


瑠璃の言葉と共に紹介されたエレンを見た、その場に集まる貴族達と使用人は恐怖し、素早く動き直ぐに道が出来上がった。


「領主様の馬車が付き、馬車から下車された時は、お帰りなさいませと、拍手じゃ。

良いか、絶対に忘れるなよ」と、瑠璃が言いエレンを見るとエレンはニコニコしていた。

美少女エレンのいい笑顔を見た貴族と使用人は恐怖と寒さで同じように震えていた。


高い所にある領主の舘は、冬の夕方となると気温が九に下がり寒いのだ。

それをアニタとマイはキラキラした瞳で、エレンを見つめていた。


そこへ、2番目の先触れが到着し、直ぐに領主様が帰還されると告げた。


瑠璃が、「儂の指示を忘れるなよ、良いな」と、言い終わるとほぼ同時にアースンが乗る馬車が門前に現われた。

門の近くに並んだ者から馬車がゆくっくりと通り過ぎる時にお帰りなさいませ、の掛け声と拍手が続き、何事かとアースンが馬車から外を見て並ぶ多くの人垣に感激していた。

夕日に照らされる中で馬車から降りるアースンに、今度は一斉に拍手とお帰りなさいませ、の合唱が響き、アースンの瞳が潤んでいた。


馬車を折津アースンに夕日があたり、スポットライトを浴びたようになり、アースンは瑠璃の前に来て「神様、私の無理を聞いていただき、留守をお守りくださいましたこと、このアースン・ナルディア感謝で一杯でございます。

おかげで何の心配も無く社交界を無事に過ごす事が出来ました」と、言い瑠璃に感謝の言葉と共に一礼した。


それからアースンを出迎えた配下の者等に簡単な社交界の報告とねぎらいの挨拶をした。


お疲れのところを長々と領主様を立たせるわけにはいかないので、式はこれにて終わりだ。

一同解散!と、領軍隊長が解散を宣言した。

ほんのチョットでも面白かったとか続きが凄く気になると感じた方々は高評価を、下にある☆☆☆★★★★★と、こんな感じにして下さると、河童が大喜びします。


引き続き宜しければブックマークもお願いします。

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