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神様になった  作者: 小原河童
領主代理編
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アニタが話す感想

みんなぁ~!!

今日も来てくれたありがとうぉ~♪

楽しんでってねぇ~!

「アニタおはよう」とルイネが言うと、直ぐにバトラーがお茶とお菓子を用意して談話室にやって来た。

バトラーがルイネとアニタにお茶とお菓子を給仕し終わる頃に、使用人全員がやって来た。


「全員揃ったわけですね。

特に面白い話ではないのですが、はじめはイーサル神国の都跡を観た感想を話しましょうか」と、言い出した。


それは、この前話したとおりでバンドン王国から力の源であるバニーが抜けたために、ルリ様が神を騙るおかしな国の都を燃やされたと話した、その後の話です。


都跡は少しは冷えたようですが、一面が赤茶けた大地が広がっていました。

その小汚い建物とスラム街を連想する不快な悪臭は無くて、スッキリしていると言うのが私の感想です」


アニタにも感想を話してもらいましょうかと、言うルイネの指示でアニタが観た感想を話した。

「とにかく私は前の都を見ていないのですが、ルイネ様の話で聞くイサール神国の都が、私の感じではスラム街の様で驚きです。

都と言うのは私はその国の顔と思っていますから、それがスラム街ですからね。

なにも無くなった赤茶けた大地は風通しが良くて、私は美神様謹製の帽子が風で飛ばされるのではないかと、そっちが心配になりました。


それから、私が育ったクロス市と大きく違い、はるか遠くに小さく見える山並みです。

クロス市の場合は、山が直ぐそこまで迫った環境ですから、視界を遮らない大地に、爽快感を感じました」と、笑顔で話してくれた。


「私は初めに転移して上空から見ると、冬の弱い光が鈍く反射する日の光に感動しました。

それから、ルイネ様から聞いていたルリ様の彫像を見に行くと、そこにルイネ様の彫像を見て嬉しくなりました」と、ルネが話した。


私は神に逆らう愚か者の末路と思うと、良い気味だとしか思います」と、ヨウコさんが話した。


ところでアニタに少し説明しますと、馴染みの神様も話されたと思いますが、アニタが被る帽子は、アニタ以外では私しか帽子をとる事は出来ませんからねと、言うルイネに、「そっ、そうでした。

何気なく普通に出来ていたので、私が勘違いしてしまいましたと、恥ずかしそうに話した。


「同様に、私はルリ様が燃やされたイストファンの今の繁栄と、イストファンの方は、大地は濃い青色だったそうですが、それを上手く使い王宮の屋根やそのまま舗装路として活用するなど、人の持つアイディアの素晴らしさを感じました」と、ヨウコさんが話してくれた。


「あっ、それは私も同感です。

初めて観た王都イストファンは本当に綺麗で、特に、王宮や主な建物の屋根が綺麗でいい物を見た思います」と、アニタも話した。


「私は当時の事は全く知りませんが、あの何もない大地があんなにもダイナミックに変わる、人のすばらしさに感激でした」と、ルネが話してくれた。


焼けた大地を見比べた後は神界でお茶にしました。

その時アニタにヨウコさんが持つ配下の神獣を見せてやりたくなり、それをヨウコさんが快く了解してくれて、はじめはこの前ベッサム領のアメーバの大群を湖ごと凍らせたブルードラゴンの青龍を見せてくれました。

次は、この前ヨウコさんと一緒に行った世界で活躍してくれた朱雀という鳥です。

その次は白虎という虎に、玄武と言う紫色をした亀ですね。

そこで、私が前から考えていた名づけをしました。


時間を掛けた考えた割りに良い名前を思いつかなかったのですが、青龍にはブルー、朱雀にはレッド白虎はホワイト玄武はパープルと名付けました。

すると驚く事に、神獣が人語を理解して話すのですね。

特にブルーの場合は、ルリ様が召喚されたファイアーウルフロード張りの腹に響く重低音の声に感激しました。

レッドはそこはかと覇気と品を感じ、ホワイトの場合は、ブルーと違いテノールの澄んだ声でした。


パープルの場合は、普通の男の人の話し声と同じなのですが、これがおしゃべりで、私が知らなかったヨウコさんの過去の話を自慢げにアニタに話しているのが面白くて、その話に反応するヨウコさんも面白かったです。


この場合は、ヨウコさんよりもアニタに感想を聞きましょうかと、面白そうに言うルイネに、アニタもルネも呆れていた。

ヨウコさんは困った表情でも美人だ。

ところが使用人達は、今の話を聞いて恐怖して震えだしていた。


大丈夫ですからヨウコさんは本当に優しいですから、あなた達もそれはこれまでヨウコさんと接してきて良く分っているでしょうと、ルイネが話した。

それでも使用人はヨウコさんの持つ神獣の噂は知っている様で、怖がり警戒を緩めない。

まぁ、今は怖がらずに何も知らないアニタが話す感想を聞いてみましょうと、言うルイネの注文で仕方なく納得した。


「あのぅ、ルイネ様の今の話に反対の感想になりますが、それでも宜しいのでしょうか」と、アニタが言い出した。

ルイネが了解したのでアニタが感想を話し出した。


「初めに紹介された綺麗な青いドラゴンですが、その綺麗さと違い、このドラゴン1体でこの世界は簡単に滅ぼせると思いました。

と、言うのは、厄災級のモンスターと私は思っていましたから、それがルイネ様の御力を得て、今は冷気だけでなくあらゆる気候が操れるようになったと聞いたからです。


ところが、私の様な者に挨拶をしてくれルイネ様の名づけで、話す重低音の話し声が腹に響く、本当は優しいのにこれだけは少し誤解させると思いました」

それを聞いて使用人の落ち着きが無くなって来た。


次は朱雀という鳥ですが、あらゆる物が燃やす事が出来て、ルイネ様の御力で高速移動が出来るようになったと聞きました。

その速さが、音よりも60倍早いのだそうで、私の様な凡人には想像もできませんが、間違いなく厄災級のモンスターに変わりないと思いました。

見た目は赤色で小さくて尾が長い可愛い鳥なのですが、そのレッドが話す言葉の端々に品が感じられました。


次の白虎はホワイトと名付けられ雷が自在に操れると聞きました。

昔話では、何処からか白い虎が現われ、その虎が作り出す雷の束で多くに人が焼け死んだと聞いていますから、厄災級のモンスターと思いました。

ルイネ様の御力で、この世界に居るドラゴンよりも虎として戦っても余裕で勝てると聞きましたし、ルイネ様の名づけで話すそこの声が澄んだ高音でそれが心地良かったです。

癒されるとでもいうのか、何時までも聞いていたい魅力のある声でした。


最後は玄武と呼ばれる亀です。

一目見ただけで厄災そのもので最悪と感じました。

あらゆる毒が扱え、その中でも何でも溶かす事が出来る毒が強力と聞きました。

ルイネ様の御力で、普通の亀の範疇を大きく超え馬よりも早く、何処までも果てしない距離を移動が出来るとの事ですから。

それがルイネ様の名づけで人語が話せるようになり、その声は何処にでもいる普通の男の人の声で前の神獣たちと比べると意外でした。


ところが、パープルと名付けられた亀さんはとんでもないおしゃべりで、私にヨウコさんの自慢話を面白おかしく聞かせてくれました。

その中でもブルーが世界の半分を凍り付かせ、ホワイトが雷で氷を融かして、パープルの毒で全てを溶かした話に感動しました。

パープルさんの話では似たような事をした黒妖犬の話を聞いて、当時のヨウコさんは黒妖犬しか知らなかったから、私も黒妖犬と似たような事が出来るからそれをやったところ、主様からアイテムボックスから出して貰えなくなったそうで、自由にできる黒妖犬と大きく待遇が違い不公平だと話しました。


私はルイネ様からヨウコさんの不遇は聞いていますから、主様に対して出来る精一杯の行為で閉じ込められるのは不公平と思いますし、ルイネ様と大きく違いヨウコさんを正しく評価できる目が無いから使徒で終わったのだと思いました。

私は初めて会った時から優しいヨウコさんが大好きですと、話して終わったがいつのまにか使用人はアニタの話でヨウコさんに対する恐怖感は消えていた。


ルイネは今のアニタの話を聞いて、賢いアニタは間違いなく亜神になると確信できた。

事によると、エレンよりも早いかもしれないとさえ感じた。


ルネに感想を求めると、「凡そ今アニタが話してくれましたから、特に付け足す事はありません。

ただパープルが意外でしたね。

それでですが、ルイネ様の加護が神獣たちにも効果が有るのでしょうか。

私に加護が有れば直ぐにでも授けたいと思います」と、ルネが面白い事を言い出した。


それに付いてはヨウコさんの神獣は今でも十分過ぎるくらいに強いと思いますから、日神様に聞いてみましょう。

それより話が盛り上がって、朝食と言うよりも昼食の時間に近くなりましたね。

どうも私は時間の管理が出来ないようですから、次からはヨウコさんに頼みます。

それで、アニタと私に何か食事を用意してくれますかと、ルイネが話すとバトラーが恐縮し、使用人の管理はすべて私の役目ですから本当に申し訳ありませんと、言い出した。


では、邸の中はバトラーで外ではヨウコさんにお願いします。

話しの続きは食後にしましょうと言うルイネの話で、その場に残るバトラーが喜んだ。

ヨウコさんがアニタに抱き付き感謝していた。

ほんのチョットでも面白かったとか続きが凄く気になると感じた方々は高評価を、下にある☆☆☆★★★★★と、こんな感じにして下さると、河童が大喜びします。


引き続き宜しければブックマークもお願いします。

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