表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
神様になった  作者: 小原河童
領主代理編
486/628

金曜日はカレーの日」

みんなぁ~!!

今日も来てくれたありがとうぉ~♪

楽しんでってねぇ~!

直ぐにルネがルイネを迎えてくれ、談話室に案内してくれた。

「そう言えば、今夜の食事にアニタは期待してくださいね。

朝頼んだものが出来ていると思いますからね」と、喜ぶルイネにアニタは何に期待して良いのか分らなかった。


ただ、美神様の美しさとヨウコさんの過去の事を知って、その驚きが余りに大き過ぎて、今は他の事は考えられなかった。


「ヨウコさん、ヨウコさんは今のままで良いのですから。

しかし、パープルは面白いですね」と思い出し笑いをするルイネにヨウコさんは居心地が悪かった。


しかし私はヨウコさんが話さないヨウコさんの過去が知れて、今日は面白い一日になりました」と、喜ぶルイネは本当に楽しそうだった。

そうしているとルネが夕食の用意が整いましたと、知らせに来た。


ルイネの待ちに待った今夜はカレーライスの夜だ。

嬉しそうに食堂へ行くルイネをアニタは不思議そうに見て、ルイネの後を付いて行った。

そこでアニタが観たのは、変わった匂いがする茶色い物がかかった、不思議な皿が用意してあった。


アニタが良く知る臭いとは大きく違い、これはスパイスと思われる食欲をそそる匂いがしているが、これが食べられるのかと不思議そうにしているアニタを見ているルイネが説明した。


「これは、カレーライスと言って、ルリ様が住まわれた世界の料理ですから、アニタが良く知る物とは違いますからね。

まぁ、一口食べてみなさい。

その美味しさにきっと驚くと思いますから」と、可愛い笑顔でニコニコしてルイネが勧めるから普段のアニタはそれだけでおかしくなるところが、そのルイネ様はまだ一口も食べていないのでアニタは余計に緊張して来た。

知らず知らずに緊張するアニタなのだが、ルイネ様にこの先一生付いて行くと宣言したのだからと、これを食べても死ぬ事は無いだろうと意を決してこの前のパスタと違い、茶色いタレが多く掛かっている部分をスプーンで掬い目を瞑り息を止めて口に入れてみたところ、思わず「これは美味しい」と、呟いた。


「ルイネ様、これは不思議な色ですが本当に美味しいです。

こんなおいしい物を勝手に勘違いした私をルイネ様お許し下さい」と、アニタが言い出し、ルイネと使用人を笑わせた。


ひとしきり大笑いをした後にアニタに分け聞いたところ、「ルイネ様はわたくしに勧めて下さるだけで、御自身は一口も召し上がられないのですから」と、困った様に話した。

「それは申し訳なかったですね。

そう言えば、私はまだ料理人が作ったカレーライスを食べていませんね」と、言いルイネも一口食べて「う~ん、これは本当に美味しい」と、呟いた。


その様子を陰で見ていたデリーシャがルイネの隣に来て説明を始めた。

「まだまだ辛くもできますが、何分この世界では辛味の強い物が少ないですから、今回は初めてと思い辛さは控えました」と、説明してくれた。


「アニタは如何でしょう。

私はこのくらいの辛さがちょうどいいのです」と言うルイネにアニタもこれが丁度良いと言った。


「今日は金曜日ですね。

これから遺産は毎週金曜日の夕食はカレーライスの日にしましょう」と、ルイネが宣言するとアニタが大喜びした。

珍しくアニタとルイネがカレーライスのお替りをして料理人を喜ばせた。

「本当に美味しかったです。

変に誤解して緊張して初めて食べた一口目が、今は本当に可笑しく感じます」と、アニタが恥ずかしそうにして言うが、ルイネも初めて食べた時の事を思い出すとおかしく思った。


談話室にバトラーがお茶とお菓子を用意してくれた。

お茶とお菓子を楽しんだ後にルイネが「ヨウコさん、前にも話した様に私はヨウコさんをアイテムボックスに仕舞い続けるといった事はしませんから、そんなに緊張しなくても良いのですよ。

今までどおりでね」と言うルイネにヨウコさんがようやく納得してくれた。


「いつかはパープルに活躍してもらいましょうね」と言うルイネにヨウコさんは嬉しそうにしている。

「あのぅルイネ様、まだ私は睡眠が必要なのでしょうか」と、言い出した。

「アニタは人ではなくなったが、多くの部分がまだ人の身ですから睡眠は欠かせませんね。

もう十分遅いですから今夜は休みなさい」と、言うルイネの言葉に従うのだった。

「仕方が無いから今夜は私がアニタに付き合う」と、言いルネがアニタの後を追い談話室を出て行った。

ほんのチョットでも面白かったとか続きが凄く気になると感じた方々は高評価を、下にある☆☆☆★★★★★と、こんな感じにして下さると、河童が大喜びします。


引き続き宜しければブックマークもお願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ