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神様になった  作者: 小原河童
領主代理編
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瑠璃が話すルイネ評(前編)

みんなぁ~!!

今日も来てくれたありがとうぉ~♪

楽しんでってねぇ~!

ルイネはネットワークを使い瑠璃に、今はアニタにルリ様の使徒について話しています。

私の事は話し終えましたが、話の流れでエレンの次はアースンの話になりますが、アースンの事を話しても良いでしょうかと、聞いてみた。


「どうせ、ナッシュ山の昼食会の時に話した様に、海でする昼食会で素性が分ると思いますから、話しても構わないと思います。

何なら私達がそちらに行って、私が観たルイネさんの事も話しましょうか」と、瑠璃が言い出した。

それは良いですね、私は自分の事を話すのが苦手ですから、ルリ様の都合が良ければお願いします。

「分りました、夕食後に遺産に行きましょう」と言う瑠璃にルイネは喜んだ。


「あの、ルイネ様如何なされました」と、アニタが聞いてきた。

「今ルリ様と話して、夕食後にルリ様が遺産に来られるそうです。

勿論今話したエレンも一緒に来ます。

エレンは私の邸を見るのは初めてですからね」と、ルイネが嬉しそうに話す。


ルイネの話を聞いてヨウコさんもルネも大喜びだ。

早速バトラーにヨウコさんが知らせに行った。

アニタは私の使徒になるのだから、ルリ様に色々聞いてみると良いと思います。

とにかくバニーさんは見てて飽きないから、色々面白いと思ます。


アニタと話していると何時の間にか居なくなっていたルネが食事の用意が出来たと呼びに来てくれた。


食堂に入ると使用人を代表してバトラーが「あのルイネ様、私どももルリ様の御話に同席をお許しください」と、言い出した。

私は情報と言うほどのものではないが、一緒に話を聞いてもらっても構わないと思いますから、私からルリ様に言いましょう。

それから、談話室では狭いと感じますから此処にしましょうか」と、ルイネが言い出した。


驚くバトラーをはじめとした使用人の抗議をルイネは「何も問題ないから」と、微笑んでいると漸く使用人も納得してくれた。


夕食を食べ終わり談話室でお茶をして寛いでいるところへ瑠璃達が転移してやって来た。


その中には、アースンとセレスも一緒にいる事にアニタは驚き、アースンを畏れた。


「ルイネさん、少し遅くなりました」と言う瑠璃にルイネは喜び、同様に、はじめて遺産にやって来たエレンは驚きもしたが大喜びだ。


「此処では狭いので食堂へ行きましょう。

それで、使用人達もルリ様の話が聞きたいと言っていますし、その、私はどうも自分自身の事を話すのが苦手ですから、ルリ様にお願いしたいと思います」

エレンは案内されたやって来たルイネの邸の食堂に驚いていた。


隠れ家の食堂もそこそこ豪華なのだが、ルイネの邸の食堂は何と言うか、確かに豪華なのだが、その言葉だけでは語れない見た事が無い物が多く有る。


「これはルリ様よくおいで下さいました。

使用人一同ルリ様にお会い出来た事で感謝で一杯です」と、使用人を代表してバトラーが挨拶をした。


「丁度良い機会ですから初めに自己紹介をしましょう」とルイネが言い出した。


「それでは、はじめに遺産の管理をルイネ様から任されました、私が執事のバトラーです。

この名は確かルリ様から賜ったと、主から聞いております」と、挨拶をすると、エレンもアースンも驚いていた。


「私はメイドのファニーです。

どうぞ末永く宜しくお願い致します」と挨拶をしたところ、セレスが大喜びだった。


「私はメイドのテスです。

末永くどうぞよろしくお願いいたします」と言う挨拶に今度はバニーが大喜びした。


「私は料理人のボンです。

どうぞよろしくお願いいたします」

「私は料理人のデリーシャです。

どうぞよろしくお願いいたします」

「私も料理人のシャランです。

宜しくお願い致します」


私は庭師のテスラと申します。

宜しくお願い致します」

「私は庭師のアンリーと申します。

宜しくお願い致します」

私は庭師のグランドと申します。

宜しくお願い致します」


次は私の方も自己紹介が要りますね。

「私の事は既に御存じと思いますが、私がルリです。

ルイネさんに頼まれましてバトラーさんに名づけたのが私です」


「皆様はじめまして、私はルリ様に仕えるエレンと申します。

宜しくお願い致します」と言うエレンの自己紹介と巫女の御辞儀に、使用人は驚いた。


「皆様とはこの前お会いしましたね。

私はルリ様の使徒であるアースン・ナルディアです。

宜しくお願い致します」と、アースンが言うと、アニタが驚いていた。


「皆様初めてお会いします。

私はルリ様の使徒であるセレス・レ・カードです。

ファニーさんの名づけが私です。

宜しくお願い致します」と言うセレスに、使用人は驚いた。


「皆様にお会いするのは二度目ですね。

私はバニー・バンドンと申します。

縁あってルリ様に使ってもらう事が出来ましたことは、最大の幸運と思っています。

私がテスさんの名づけです」とバニーが話すとテスが喜んだ。


「あとは、私の使い魔のゴズがいますが、今は外せない仕事がありまして、今回はよろしくと申していました」と、瑠璃が話した。


「早速ですが、私がやっているナルディア領から攫われた少女の回収が一段落したので、今日はアニタと使用人に一日かけて色々話をしていたのです。

そこで、どうしても私の話をしなければならないのですが、私は自分の事を話すのが苦手で、ルリ様に話してもらおうと思いました」と、ルイネが話した。


「では、私がルイネさんの事を話しましょうね。

付き合いが一番長いですしね」と言う瑠璃にアニタをはじめ遺産の使用人もアースンもセレスもバニーも喜んだ。


「ルイネさんが少し話しているかもしれませんから、話が重複するところが出てくるかもしれませんが、聞いてくれますか」と言う瑠璃に、その場の皆が「それは問題ない」と言うので瑠璃が話し出した。


初めにルイネさんとの出会いですが、当時の私は連続幼女バラバラ殺人事件の捜査を衛兵隊長のリンツさんから冒険者ギルド経由で指名依頼を頂いていました。


そして、瑠璃がパールホワイトのローブをおもむろに脱いで見せた。

そのスクール水着の状態になった瑠璃を見て遺産の使用人とアニタもセレスもバニーも驚いた。


どうです、驚いたでしょう。

これが一番初めにナルディ市にやって来た時の私の姿ですから。

それで、衛兵に不審者扱いされて、リンツ隊長からは不審者の私の監視の意味もあったと思いますが、冒険者ギルドから指名依頼を頂き、週3日間の仕事をしていました。


とある仕事が休みの日にゴズと貴族街を散歩していると、ある邸から悲鳴が聞こえてきました、そこで初めてルイネさんを見ました。

これはルイネさんにもはじめて言いますが、当時のルイネさんは今よりの身長が高く、セレスと同じくらいか少し高い位だったように思いますから。

それに、何と言うか普通にいい歳をした女性の様に見えましたからと、言い瑠璃が微笑んでいた。


ルイネは恥ずかしそうにするが、他の者は不思議そうにルイネを見ていた。


「ゴズがルイネさんを助けると言うところを私が、どうせ後に邸から使用人が出てきて助けるだろうから放置で良いでしょう」と、言いまた散歩が続くのです。


その時悲鳴を聞きつけ近所の邸から様子を見に出て来たメイドに話を聞くと、あそこ、あれはコットンと言う貴族の邸なのですが、時々躾と称した主の虐待が有ると話してくれました。


その後しばらく歩き、とある曲がり角を曲がったところで私兵12人に出会いました。

その私兵はバルモア子爵の私兵ですが、私に興味を持った隊長の指示で2手に別れて、4人がコットン邸から売りに出されたルイネさんを連れに行き、残りが私達を相手に夜に楽しむそうで、8人は私がやっつけました。


その後暫く待ってもゴズが戻ってこないのですね。

よく考えたところ、ゴズが今の様にアイテムボックスを持っていないのでそれで難儀しているのではないかと思い、ゴズを迎えに歩き出して良い感じに距離を歩くと、ゴズの後ろをルイネさんが苦しそうに足を引きずりながら付いて来ているのですね。


ゴズの持つ死体を片付けて、ゴズに事情を聴くと邸に帰りたくないと言い出して困りましたと、いい笑顔で話してくれるので私が困りました。


それで、ルイネさんに事情を聴くと、とにかく帰りたくないとしか言わないから本当に困りました。

静かな貴族街でやたら目立つので場所を変えようと思い、思いついたところが神界に在る私の部屋でした。

部屋にやって来た私が困ったと独り言を言うと、神様達が私の部屋にやって来て直ぐにルイネさんが気絶するのですね、あれには驚きました。


ルイネさんが気絶しているうちに、私にルイネさんが縋り付いて困ると神様に言うと、神様は簡単に私の使徒にすればよいと言われてしまい、私が困っている原因を話すと、私がリンツ隊長の紹介状で泊まっている宿である、若葉の朝露亭の空き部屋を確保してもらい、私はルイネさんを使徒にする覚悟が出来たのです。


ルイネさんに年を聞くと、まだ14歳と話してくれるので私が驚きました。

私は20代前半と思っていましたからねと、言うと使用人もエレンをはじめ瑠璃の使徒もアニタもルイネを興味深そうに見ていた。


その時神様が言うには、ルイネさんに戦闘力は全く無いから、荒事には向かないから注意してやって欲しいと言われました。

その後ルイネさんを裸にして健康診断をして、今ルネさんが着ている服と同じものを馴染みの神様の急拵えをルイネさんに着せて若葉の朝露亭に帰って新しい三間続きの部屋に替わったのです。

と、こんな感じでルイネさんを知ったし使徒に迎えたのです。


次に話す事は恐らくルイネさんは話していないと思いますから、皆さんは不思議に思う事が少しは納得してもらえるかもしれませんねと、瑠璃が微笑むから、ルイネが恥ずかしそうにしだすのが皆は不思議だった。


これから話す事はエレンも知っていると思いますが、とにかくルイネさんはおじ様達に大人気なのですから。

その片鱗が、初めて若葉の朝露亭のレストランに連れて入ると、直ぐにその場にいる貴族の目に留まり、翌日の夜にルイネさんがレストランで私のために椅子を引いてくれるのですよね。

その行為に周りの貴族が喜ぶのでルイネさんがその貴族の方へ向いて微笑むと歓声が起きるのですからね。


「あのルリ様、その辺りの話は止めませんか」と、ついに困ったルイネが言い出した。

それをアニタがキラキラした瞳でルイネを見ているから、余計に始末が悪いが、ルイネの抗議を面白そうに聞き流し瑠璃が続きを話し出した。

ほんのチョットでも面白かったとか続きが凄く気になると感じた方々は高評価を、下にある☆☆☆★★★★★と、こんな感じにして下さると、河童が大喜びします。


引き続き宜しければブックマークもお願いします。

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