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神様になった  作者: 小原河童
領主代理編
384/495

お札(おふだ)

みんなぁ~!!

今日も来てくれたありがとうぉ~♪

楽しんでってねぇ~!


2025_0804

タイトルにルビを振ったところ、思わぬところへ出ていたので訂正しました。

本編に変更はありません。

玄関の扉を叩くと直ぐにエレノワが出て来た。

「これは、ルイネお嬢様良くいらっしゃいました。

さぁ、どうぞ中へお入りください」と言うエレノワに、ヨウコさんが話した。

今日は地下牢に入れている貴族を一人連れに来ただけですから。

それで、コロンはどちらでしょうかと、聞くと、コロン様は部隊員を連れてナルディ市内を案内されています。

今は執事が居ないために、私がその代理と言うか私の職は戦闘に直接関与しませんから、ニユルさんと交代で留守番をしています。

まだ、メイドに任せる事が不安ですからと、話してくれた。


あなたの班のリーダーでも良いのですが、今はあなたに授けておきましょうねと、言いルイネがお札を出してヨウコさんに渡した。

それをエレノワにヨウコさんが説明して渡した。

エレノワは感激して祈りだしたので、突然の忍耐にルイネが困惑してしまう。

それに気が付いたルネが、エレノワに今は忙しいのでまた後来ますからと言い地下牢に転移した。


ブルース・マッキンを連れたルイネ達はグロース領の領主の邸前に転移してきた。

私兵に分けを話し、領主ロッド・グロース男爵に話が付けてあるので牢へ入れて欲しいと話すと、二つ返事で了解し良い笑顔でブルース・マッキンを連れて邸内へ入って行った。


ルイネ達は私兵の対応に満足してコロンの邸に帰って来た。

今度は部隊員もコロンも邸に帰っていた。

ヨウコさんがルイネお嬢様がおいでです。

コロンを呼んでもらえませんかと、メイドに話すと、「どうぞ、こちらでお待ちくださいませ。

直ぐに旦那様をお連れします」と、言い談話室に案内すると一礼して部屋を出て行った。


戸を叩く音がして、先程とは違うメイドがお茶とお菓子を用意してやって来た。

「どうぞお召し上がりください。

じきに主が来ると思いますから」と、言いルイネ達に一礼して部屋を出て行った。

ヨウコさんがメイドらしくなってきました。

そうなると、次はやはり執事が欲しいところですねと、呟いた。

このお茶は料理人が淹れたのでしょうが、意外に美味しいです。

お菓子も美味しいですと、言うルイネにヨウコさんが、コロンの邸はこれで何の心配も無くなりました。

後は、ロンの邸でしょうが、あのメイドもどきが早く一人前のメイドになって欲しいですね。

と、話していると、コロンがやって来た。


これはルイネお嬢様にヨウコさんにルネ様、先程はナルディ市内を戦闘員を連れて案内していたもので、留守にしておりました。

「それは良いのです。

此処へ戦闘員を全員呼んでくれませんか」と、言うルイネの言葉にコロンが緊張した。

「さぁ、何の心配も要りませんから」とヨウコさんに促されて、戦闘員を連れてきた。

ヨウコさんお願いします、と言うルイネの言葉でヨウコさんがこの場を仕切って、ナルデァ領を取り巻く概要を話した。


それで、今日急いで牢屋を開けましたから、ナルディア領主に近づく者に狙いを定め、よそ者の監視を頼みます。

怪しいと判断した者は捕まえて尋問をしてくださいと、ヨウコさんが話すと、ようやく訓練の成果を試す時が来たと喜ぶ隊員たちにルイネが話した。

「決して無理はしないように、万が一危なくなった時やけがをした時は私達を呼びなさい。

そう言い、御札を人数分出してヨウコさんに渡した。

「エレノワさんには既に渡していますが、これは御札と言いあなた達は常に肌身から離さず身に着けていなさい。

この御札は特別なもので、水や汗で濡れる事はありませんし、皺が付きそこから破れる事もないですからね。

それから、困った時はこの御札に話しかけなさい。

私達が直ぐにあなた方の傍に来て助けますからね」と、ヨウコさんが話し、各自の御札を渡し始めた。

「嘘のように聞こえるかもしれないが、今ヨウコさんが話された話は本当の事だ。

私はこれまでに何度かこの御札で窮地を救ってもらったからな」と、コロンが話した。

「そうか、俺たちは本当に神様に守られているのだな。

ルイネお嬢様に感謝だ」と言い戦闘員全員がルイネに祈りを捧げ、コロンも混じっていた。

「コロンは邸の使用人の教育は大成功のようですね。

ヨウコさんは執事が欲しいそうですが、あなたはどう考えているのですか」と、ルイネが聞いた。

「ありがとうございます。

特にメイドの方はエレノワさんとエリカさんが熱心に教育してくれまして、ウォーカーから仕入れた使用人の方は何の教育も必要がないですね。

あそこは本当に凄いですと言った。

「執事は欲しいですが、さすがにウォーカーのところでも執事は無理でしょうね」と、コロンが言う。

私達も注意して探してみますからねと、ルネが言う。

「美味しいご飯が食べられていますか」と、ルネが聞くと戦闘員の表情が明るくなった。

「はい、それはもう本当に美味しいです。

気を付けないと、太りそうでそれが心配です」と、エレノワが笑顔で話してくれた。

今日は良い機会ですから忙しくなる前に今から健康診断をします。

はじめは男性からしましょうかと、ルイネが言うと、コロンが率先して隊長のセルジュク・ブスコフが初めだと、ルネと一緒に他の部員も使用人専用の食堂に移動した。(ふだ)

ほんのチョットでも面白かったとか続きが凄く気になると感じた方々は高評価を、下にある☆☆☆☆☆を★★★★★と、こんな感じにして下さると、河童が大喜びします。


引き続き宜しければブックマークもお願いします。

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