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神様になった  作者: 小原河童
領主代理編
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エバンスの危機

みんなぁ~!!

今日も来てくれたありがとうぉ~♪

楽しんでってねぇ~!

談話室の異常を感知して、スマイルが様子を見に入って来た。

「ちょうど良い所へ来ましたね。

これがルイネの使い魔、九尾の狐で名をヨウコと言います。

よろしく頼みますよ」と、スマイルに瑠璃が話し、ヨウコが「よろしくお願いします」と、言う。

そこへゴズがやって来て、「これはまた、ずいぶん珍しいのが来ましたね」

「私もついに主様を頂きました、これからよろしくお願いします」と、ゴズにヨウコが挨拶をした。

「ゴズには王都でこちらのアースンの執事を今やってもらっています。

あなたはルイネに付いて、先ずはこの世界を理解しなさい」と、瑠璃が言う。

今日は本当に良い一日でした。

本来今日はルイネのお祝いをしたいところですが、今から料理人に無理を言うよりも、お祝いは明日にしましょう。

ルイネは明日の夕食に期待してくださいね。


今夜の夕食に発表しますからねと、言う瑠璃にルイネは不思議そうな顔をしている。

スマイル、今夜の夕食ですが、アースンとセレスの分も頼めるでしょうかと、言うとスマイルが笑顔で、既にその予定で料理人が用意していますと、答えてくれた。

その時セレスにエバンスから助けを求める知らせが届いた。


「ルリ様、エバンスが助けを求めています」と真剣な顔で言うセレスに瑠璃は、アースンは連れて行けないのでルイネはアースンを王都の私室に送りなさい。

その後私達のところへ来なさい。

という指示に、アースンが瑠璃を困らせた。

「アースン、今あなたが他所の領地に行くことはアースン自身に良くない事は分るでしょう。

だから、我慢しなさいね」とルイネに言われアースンは仕方なく納得した。

「今夜の食事には絶体に呼びますからね」と言うルイネにアースンは納得し待っていると、ルイネに言う。

アースンをルイネが転移で王都のアースンの私室の送り届け、ルイネは傘を出して瑠璃達の居場所を見つけヨウコを連れ転移した。


その頃エバンスの要請で瑠璃達が転移した先で、エバンスがまた窮地に陥っていた。

今度の相手は冒険者崩れの野盗20人程の集団だった。

その集団に囲まれたエバンスの前に急に現れる瑠璃達に、冒険者崩れの野盗は一瞬驚いた。

「テ、テメェ等は何処から湧いて出やがった。

あぁ、邪魔すると容赦しねぇぞ」と凄んできたが、小物が言うようなセリフを吐いたが、その腕前だけはどれもが超一級品だった。

所謂SS級の冒険者という奴等だと、セレスは感じた。


「そこのオメェは別だ、おかしな格好をしている連れは、どれもが良い女じゃねぇか。

もうエバンス、おめぇは用無しだ。

そこの小娘は許してやるから、エバンスを連れて何処へでも行けぇ」と面白い事を言い出した。

「おいおめぇよぅ、弱えぇくせしてこの場を仕切ろうとするんじゃねぇぞぉ。

俺様は、そこの白い幼女が大好物だぁ」と、大男がおかしな性癖を披露した。


内輪揉めをしている間にセレスがエバンスに状況を聞くと、「あの者たちが昔チャピンドールダンジョンを攻略した時のドロップ品を安く買い叩いたと根に持っていまして、私も此処で会うとは思いませんでした」と、済まなそうに話した。

「大体がエバンス、あなたが悪酷い商売をして来たツケが、今回ってきているのでしょう。

お金は十分すぎるほど渡しているので、護衛の方を充実させない」とセレスが説教している。


そこへ遅れて、ルイネがヨウコを連れて転移して来た。

「おいおい、これはまたどえれぇのが来たじゃねぇかぁ。

おい、まだ待つと来るんかぁ」と変態が瑠璃に聞いた。

瑠璃はそれを無視し、面白そうに野盗達を見ていた。


「じゃ、こうしようぜぇ。

おめえらには少女の方をまわしてやるが、幼女2人は俺様のもんだぁ。

それで良いなぁ」と、勝手に仕切っていた。

「主様、私は如何いたしましょうか」と、ヨウコが聞いてきた。

「今回は見学で良いでしょうね。

観る事も大事ですから」とルイネが光り輝く笑顔を向けると、野盗全員がおかしくなり始めた。


「なっ、俺様の幼女は凄く良いだろうぉ。

俺様の大切な幼女にオメェラは傷付けるんじゃねぇぞぉ」と言っている。

その頭の言葉に瑠璃もルイネも呆れてしまった。


「まぁ、良いでしょう。

今回はセレスに頑張ってもらいましょうね。

ルイネとエレンが加勢すると儂がつまらんからな。

それにセレスも十分強いですから」と瑠璃が言うと野盗が激怒した。

夜目が利かない野盗とバニーは分らなかったが、セレスは瑠璃が拵えた専用の扇子を持ち自身が発する薄紫色の光を扇ぎだすと、野盗が突然苦しみだした。

時間差で距離をとっていた野盗にも効果が及びはじめ、セレスの技に使徒の全員が驚いていた。

苦し紛れに幾ら大声を出そうが、此処は寒い野原の真っただ中だ。

「ルリ様、この者たちの腕は所謂SSクラスの冒険者と私は見ました。

それで、ルイネさんに洗脳してもらいエバンスの護衛に付けたいのですが宜しいでしょうか」と、セレスが聞いてきた。

「この場は全てセレスに任せていますから、セレスが思う様にしなさい」と瑠璃がセレスの申し出に了解するので、セレスはルイネにファシネイトを使ってエバンスの護衛に仕立てて欲しいと話した。


セレスの要求にルイネは、セレスの前に立ち、小さな手に息を吹きかけた、その一瞬でファシネイトを全員に掛け、エバンスの護衛に仕立て上げた。

「セレスさん終わりましたよ」と、言うルイネにセレスは感謝した。


「あなた達は手に持つ武器を収め私の前に集まりなさい。

これからは、エバンスがあなた達の主であり雇い主ですから、エバンスを命がけで守ってやりなさい。

宜しいですね」とセレスが言うと、「はい、心得ております。

それで、主様の事はこの先何とお呼びしましょうか」と、野盗の頭が聞いてきた。

「あれ、主はエバンスの筈ですが、私ですか。

私の事はセレスと呼びなさい。

それから、先程の話で特に頭のあなた、あなたのおかしな性癖はこの際問題にしませんが、今あなた達がやろうとした様な事を目にすると、出来る範囲で助けてなさい。

エバンスにも良く言っていますから、頼みますよ」と、セレスが話した。

「それからエバンスさん、あなたはこの人たちに、あなたの身分に相応しい服装をさせなさい。

それも、出来るだけ質の良い物で頼みますからね」とセレスが言うと、エバンスも勿論そのつもりです。

「セレス様にお聞きしますが、この者共が裏切るような事はないのでしょうね」

「それは、私が保証しましょう」とルイネが宣言した。


「もう一つ、こっちは大変言い難いのですが、私が護衛に金を掛けないと思われるのは誤解ですから。

この前の一件で私が最も信頼する主力の護衛が使い物にならなくなったところで、山賊エンドに信頼した護衛は全滅させられました。

それで、元から忠実な護衛の怪我を出来れば治してほしいのです。

ポーションはほぼ使い尽くしてしまいましたから。

あっ、ポーションは勿論あるのですが、その武器屋で売っている最高級のポーションを彼方此方から取寄せ使って診ましたが、どれも効果が芳しくないのです」とエバンスが話した。

それを聞きセレスは諜報部の時に、自分の前に連れて来られた傷だらけのエバンスを観た時の荒事を思い出した。

ラーダ班長の指揮で行った拉致作戦で、1班班長のユルトが相当頑張ったのだと思うと少し可笑しくなった。


「分りました、エバンスはナルディ市に帰ると私に知らせなさい。

私で手に負えない時は、ルリ様のお力に頼ってもよろしいでしょうか」と、セレスが聞いてくるので、瑠璃は了解した。

「それでは私達は帰りますが、あなた達はエバンスの事を頼みますよ。

宜しいですね」とセレスが言う。

「あっ、セレス様待ってください。

まだ調査が完了しているのはレズナー・ストング伯爵領だけですが、詳しくはこの資料をご覧ください。

私の感じでは、非常に上手く領を治めていますし、全ての市を回りましたが、何処の市の市民も領主のストングに反感を抱く者は極少数と感じました。

その少数と言うのは、何処の町や領にも居る程度の数の者たちで問題にはならない程度と思いました」と、言いセレスに調査資料を渡した。

「さすがエバンスですね、こうして紙の資料が観られるのは素晴らしい事です。

私が精査した後に、領主様と諜報部の方に回しますからね」とセレスは喜んだ。

瑠璃は王都のアースンの私室でアースンを連れ隠れ家の談話室に転移した。

面白かったとか続きが凄く気になると感じた方々は高評価、下にある☆☆☆☆☆を★★★★★と、こんな感じにお願いします。


引き続き宜しければブックマークもお願いします。

お願いばかりで本当に申し訳ないのですがお願いです。

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