美神の暴走
みんなぁ~!!
今日も来てくれたありがとうぉ~♪
楽しんでってねぇ~!
食後瑠璃は談話室に移動し、ルイネと若葉の朝露亭以来久しぶりの2人だけの時間になった。
瑠璃は先ほどの神界での事で、ルイネが亜神になった事を嬉しく思い、ルイネに力を授けたいが何か欲しいものが有りますかと、聞いてみた。
瑠璃からすると如何にもルイネらしい要求を言ってきた。
それは「私はこの先もルリ様の傍を離れたくありません。
それで、私は神になるよりもルリ様の傍に居させてください」とルイネが言う。
「もう本当にルイネはしょうがないのだから」と瑠璃が言いルイネを抱きしめると、ルイネの背が縮んだのでルイネの喜ぶ表情が良く見え、何となく瑠璃も嬉しくなった。
では、ルイネに私が良く使う初歩的な神威で、人を石やその他の動物に変える力を授けましょう。
と、瑠璃が言い、瑠璃がルイネの頭に手を翳すと一瞬で終わった。
ルイネさんはこの神威を使う時は、石にするか蛇やカエルなどの動物にするか、強くイメージして使いなさい。
そして、ルイネさんが持つ自身の光を陽炎にするようイメージすると、簡単にできると思いますから、チャンスがあると私に見せてください。
ルリ様ありがとうございます。
この力でより一層ルリ様に頼ってもらえるルイネになるよう頑張りますと、ルイネが宣言した。
「それでルリ様、私はこの先もルリ様の使徒で良いのですよね」と、ルイネが不安そうに聞いてきた。
当たり前ですよ、ルイネさんはこの先もズット私の使徒に変わりません。
ただ今のルイネは、人の身と名無の神の中間といった存在ですねと、瑠璃が説明するとルイネは漸く納得してくれた。
どうもルイネの一番の心配事が、今の瑠璃の説明で納得できたようだ。
「これからもよろしく頼みますね」という瑠璃に良い笑顔でルイネが任せて欲しいと言う。
「そうそう良い時間になりましたから、ルイネさんも下がって休みなさい。
幾ら回復アイテムがあるといっても、有効な回復は睡眠ですからね」と、言いルイネを納得させた。
その後瑠璃は神界でのことを思い出していた。
あのルイネの少し変わったメイドの服装は、馴染みの神様の趣向が大いに繁栄された物だったと美神様から聞いて面白かった。
そして、瑠璃は神様がいる神界の部屋へ来た。
「みんな瑠璃が来たぞ」と告げる何時身の神様の言葉に、大勢の神様が瑠璃の周りにやって来た。
その中に目的の美神様を見つけたので、瑠璃は水着の出来を聞いてみた。
「美神様今日ルイネの水着の話ですが、他の使徒に着せる水着は完成しているのなら見せて欲しい」と瑠璃が話した。
いきなりドッキリの様な感じで、「紐だけといった水着をどうだ、良いだろう」みたいな感じで出されても困るのは瑠璃なのだから、美神様を信頼していない訳ではないが、最近の暴走ぶりを見せられると不安で仕方がなかった。
「瑠璃よ、よく聞いてくれました。
私はこれを待っていたのですよ」と、美神様が美を全開にし瑠璃に迫ってきた。
そして、「ルイネに着せるスクール水着はこれよ」と、言って出して見せてくれたのは、瑠璃が着ている物とほとんど同じデザインで安心した。
内心は胸の部分の無駄に豪華な刺繍で、五年生は要らないと思ったが、これは言わない方が良いと直感した。
次に見せてくれたのが、「これがアースン用の水着ですよ」と、見せられたのは、黒地に白い小さな水玉模様のビキニタイプの物で、ごくごく普通物で安心した。
「最後が、エレンとセレスとバニー用の水着です」と、美神様の言葉遣いが少し可笑しくなったことに気が付き、瑠璃の不安が当たった。
そして出された水着が、極小さい布切れと紐だけといった物だった。
「あの、美神様これじゃあんまりじゃないですか」と、抗議する瑠璃に美神様が答える。
「そうか、しかし瑠璃よ、はじめはエレンが話したのは全裸でも良いという事じゃったと理解しているけど。
それに、瑠璃も邪神の要求に着替える時に十分見られると話したと、私は記憶していますよ」と、清まして言われてしまい瑠璃に返す言葉が見つからなかった。
セレス用が薄紫色をした紐と極小面積の布、エレン用のが赤色の紐とセレスのと比べて一回り布の面積が小さい物だ。
バニーのは黒い紐とセレスと同じくらいの面積の布だった。
「あれ、私は美神様に水着の制作をお願いした時に、最先端の尖った物でなく普通の物とお願いしました」と、瑠璃が抗議すると、美神様が、仕方ないと諦め普通のビキニタイプの水着を見せてくれた。
「この薄紫色のセレス用、赤色がエレンので黒色がバニー用ですよ。
しかし本当に残念です。
私はこっちが良く似合うし、時にはみ出る事もあり、邪神も満足すると思うのですがね」と、美神様がまだ言っている。
「瑠璃よ、すまん。
彼奴を許してやって欲しい」と馴染みの神様が済まなそうに言う。
「美神様、この水着ですがルイネ用は別にして、これらは水に濡れると溶けたり透けると言った事はないのでしょうね」と、瑠璃が不安に思っている事を聞いてみた。
「そいうドッキリがあって良いと思うけど」と、美を振りまきながら瑠璃に言う。
暴走する美神に日神が「あまり瑠璃を困らせるような事は止めて欲しい。
ちゃんとした水着を拵えているのだろう」と、味方をしてくれた。
「それは、ちゃんと拵えたのが有ると言えば有るのだけど、私も邪神ほどではないが、特にエレンとセレスの裸がまた見たいのよ」と、とんでもない事を言い出した。
戦の神様は美神様の言葉を聞き呆れているし、馴染みの神様も日神様も暴走気味に呆れてしまった。
仕方なく出してくれた水着を見て瑠璃が心配し再度聞いた。
「美神様、これらの水着は水に浸かると縮んだりしないのですよね」と。
瑠璃がボソッと「これだけ不安なら、デザインが古臭くても馴染みの神様に頼んだ方が良かったかも」と言うのを聞いた美神様が慌てて言った。
「済まなかった瑠璃。
これは変な小細工は一切無いから、瑠璃が大切にする使徒に安心して着させてやって欲しい」と、話してくれた。
これらのやり取りを何処で見ていたのか邪神が現れ、「瑠璃よ、瑠璃の使徒に対する思いが良く分った。
使徒を大切に扱ってくれているのが、わしは本当に嬉しいぞ。
あまり美神を責めないでやって欲しい。
わしの無理を聞いてくれようとしていただけだからな」と、邪神が言うが、瑠璃は思った。
今回は邪神が一番悪いという事だと。
まぁ、それは言わない事にして「そろそろ夜が明けますから私は帰ります。
美神様、素敵な水着をありがとうございます。
また来ます」と言い残し瑠璃は転移し談話室へ戻った。
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