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神様になった  作者: 小原河童
領主代理編
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瑠璃の想い

みんなぁ~!!

今日も来てくれたありがとうぉ~♪

楽しんでってねぇ~!!!

瑠璃は日課の願い事を2つ叶え、自由都市国家連合の様子を見た。

次は、希望が見てとれるイストール魔王国の復興だ。


王都イストファンの姿が徐々にだが見えて来た。

これは、イストールの案をレオナルドが形にしたものだろうと瑠璃は思い、その柔軟な発想にその後の明るい未来を見たように思った。

王宮の全体像は瑠璃が居た世界でいうところの、ゴシック建築にアラビックの要素がいたるところに散りばめられた、不思議な雰囲気が出て来た。

不気味な物ではなく、ルーデジアやディガールの王宮とも違うが、素晴らしい外見だ。

何といっても屋根が群青色なのが特徴で、王宮は良い観光の目玉になると瑠璃は思った。


次はイストファンに続く第2の都市、ゼルターク市の様子も見た。

ここは、王都とは違いまだ道が舗装ではないが、中央広場を中心に7本の主要街道が放射状に延び、中央広場から同心円状に町が出来つつある現状が見えた。

そして気が付くと朝になっていた。


ルイネとエレンが朝の挨拶に来て、外を見ると今朝も寒そうで、段々と雨が降りだす時間が早くなってくるように感じられる。

朝食の時瑠璃が突然宣言する。


皆さんは食べながら聞いてくださいねと、前置きし瑠璃が話し出した。

昨夜私が話したことに付けたします。

それは、この先メイドを後2人増やします。

それから、料理人は1人と庭師は2人増やし4人にします。

それで、ここからが重要なのですが、使用人の補充が全て完了すると、最低でも2週間に1度は各担当の中から1人に1日休んでもらいます。


あなた達が最も気になる給金ですが、給金は今までと同じですから安心してくださいね。

料理人、庭師とメイドの責任者を私が任命しますから、責任者の裁量で人員の管理をしてもらいますね。

「それは一体どういう事でしょう」と、オースチンが聞いてきた。

何、簡単な事ですよ。

やれ結婚しろとか言っても、肝心な出会いが無ければ無理な事ですから、1日の休みを有効に使ってほしいと思いますからね。

ただし、酒の飲みすぎは注意してくださいねと、瑠璃が言うとオースチンが苦笑しジョンの方を見ると、ジョンはガッカリした様に見えたのが面白かった。

他の使用人達は、瑠璃が言うことを不思議そうに聞き、そして瑠璃を見ていた。


食後談話室で寛ぐ瑠璃に、ルイネが不思議そうに聞いてきた。

今朝のルリ様の話ですが、私は奉公に上がって以来休みは一切貰った事は無いし、どこの邸でもそれが常識と思っています。

エレンは何か考えている様子だ。

昨夜ルイネが良い事を言ってくれまして、私も考えたのですよ。

邸の主は、使用人についても代官同様に、使用人の幸せを考える事は義務だと。

それで、今朝あの様に話したのですよと、微笑んでいる。


私は分りました、とエレンが良い笑顔で言いだした。

要は、一日を有効に使い好きな事をしてほしいと言う事でしょうか。

例えば男女の出会いを求めるにしても、ここではほぼ無理ですし、私の父も時々何とか理由を付け休むことがありますから。

そうですよ、休日は必要ですからねと、瑠璃が言うとルイネが、それは私達にも休めと言われるのでしょうかと。

そうですね、以前は休みが中途半端になりましたから、時には休んでも良いのではないでしょうかと、瑠璃が言うとルイネは「私はルリ様の傍から離れない、離れたくない」と言いだした。

まぁ、ルイネは可愛いんだから、それはルイネさんの自由ですから思うようにしてください」と瑠璃が言うと、エレンは時には家に帰ってみたいと言うので、それで良いと思いますからねと、瑠璃は微笑んで言う。


さて、アースンを迎えに行き、任命状を貰いましょう。

と、言い、転移して瑠璃達はアースンの乗る馬車へ来た。

そして、昨夜の王都のギルド支部のカッティンについてと、王都の瑠璃の邸について話した。

それを聞き、アースンが私もクビにした使用人が舞い戻っているかもしれないと言うので、それはジョルジュさんは絶対に許さないと思いますよと、瑠璃が言うとアースンは安心したようだ。

セレスは王都の私の邸で泊まり王都観光を期待していたかもしれませんが、今話したように、王都の邸は捨てましたが、王都観光は是非やりましょう。

ただし、泊まる事が出来なくなりましたから、隠れ家に帰りますがね。

瑠璃が言う事に、セレスは王都の観光が出来るだけで充分だと嬉しそうに話してくれた。

あのルリ様、それでしたら王都のナルディア家の邸に私は泊まってほしいのですと、アースンが言うが、それは出来ませんよ。

と、言う瑠璃の言葉にがっかりしたが、直ぐに気を取り直してナルディア領の館に行きたいと言うので、アースンを連れ瑠璃達は転移した。


アースンの執務室でアースンがベルを鳴らし執事代理の貴族を呼ぶと、直ぐにやって来た。

そして、驚いた。

アースンは執事代理のキビキビと動く事に。

一方執事代理は、王都に向かっている筈の領主様が目の前に居る事にだ。

アースンは任命用の用紙を持ってこさせると、直ぐに用意してくるその素早さに、再びアースンは驚いた。

執事代理は瑠璃の方をよく見ているので、瑠璃はアースンに口添えが欲しいのだろうと思ったが、今は知らない顔をし無視した。


アースンが今は用が無い下がれと言い、執事代理を部屋から追い出した。

「ルリ様、あのぅ何か」と、アースンが何かを感じ取ったようで、瑠璃に聞いてきた。

今の執事代理をアースンはどう見ましたか、あれはアースンの役に立つ者と私は思います。

他に屯している者は、使いようが無いので私は追い出そうかと思っていますが、アースンに聞くのですが、屯している貴族を何故追い出さないのですか。

それが私もよく分らないのです。

ただ、ここを追い出されると行き場がない事だけは知っています。

確かジェイコブお爺様が、あの者たちは可哀そうな者どもだと話されたように覚えています。

何代か前のあの者たちの先祖はナルディア領の代官職にあった者ですが、収支を誤魔化した事が発覚しクビになった者たちだと聞いたように思います。

そうですか、今の執事代理だけは私は使える者と思いますから、王都から帰ると何か職を与えてやってほしいと思います。

そうですか、ルリ様出来ました。

これでルリ様はギルド王都支部の支部長ですと、良い笑顔のアースンだ。

面白かったとか続きが凄く気になると感じた方々は高評価、下にある☆☆☆☆☆を★★★★★と、こんな感じにお願いします。

引き続き宜しければブックマークもお願いします。

お願いばかりで本当に申し訳ないのですがお願いです。

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