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神様になった  作者: 小原河童
領主代理編
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農地の開墾

みんなぁ~!!

今日も来てくれたありがとうぉ~♪


今日も昨日の続きで瑠璃が起こす奇跡をルチェ家族が目にします。


と、言うことで、楽しんでってねぇ~!!!

いい機会ですから、あなた方にもっとおもろい体験をさせてあげましょうかと、瑠璃が言い出した。

ルチェは農地用にどこか新たに開墾したいところがあれば案内してください、私が開墾して差し上げますからと、瑠璃が言った。

ルリ様本当に宜しいのですか。

勿論ですよ、これだけの食料を貰いましたから、この先不足が生じると私が横取りしたようですからね。

それに、お金が幾ら有っても何時でも売ってもらえるものでないのは良く知っていますから。


ルチェは瑠璃の申し出で暫く考えたが、余り神様を待たせるのは良くないと思い、つい思い付きで「広くて申し訳ないですが、ベストーレ山の山麓辺りをお願いできますか」と、ルチェが聞いてくるので、それで良いでしょう。


今度は空から見る事になりますが、ルチェの家族は高いところは大丈夫でしょうかと、瑠璃が聞くが分らないと返事が返ってきた。

ではものは試しで、一瞬でベストーレ山の山麓上空に転移してきた。


お父様お父様お父様、今私たちは今空を飛んでいるのでしょうかと、ジェシーが興奮してルチェに話だし、妻のアリアも本当に素晴らしい景色、これを私たちに見せて下さる神様に感謝です、ねぇあなた。

と、興奮し喜んでいるのが瑠璃には良く分った。

そのルチェの顔色は良くなく高い所が苦手らしく、無言で遠くを見ていた。

後は私に任せてルチェの家族は見ていてください、きっと驚きますよ。

と、瑠璃が言い何もない空間からファイアーウルフロードを呼び出した。

これは、月神様のお呼び嬉しく思います。

と、話すファイアーウルフロードに、今日はこの下を中心にここから見える範囲を全て焼き尽くしなさい。

この前同様に、部下の召喚は許可しますから宜しいですね。

了解しましたと、この前の腹に響く低音と違い、今回は優しい声で答えファイアーウルフロードは下に降り、走り回り次々に山火事を起こした。

不思議な事にファイアーウルフロードが起こす山火事から煙は一切出る事が無く、燃える様子が良く観る事ができた。

高い所に少し慣れ余裕が出て来たのか、ファイアーウルフロードが駆け回る様子を眺めているルチェにどうです、まだ広げましょうかと、瑠璃が聞くともう十分すぎるとルチェが青くなっていた。

ファイアーウルフロードを呼び戻した。

また呼んでほしいと言い残し大精霊のファイアーウルフロードは空間に消えて行った。


下へ降りますと、話し瑠璃達は焼けた地上に降りた。

次に瑠璃が召喚したのはノームキングとまた伝説上の地の大精霊を呼び、ファイアーウルフロードが燃やしたところの整地と耕作を命じた。

はじめて月神様の役に立てることがうれしいと言い、ウォーノーム6体召喚し何事かささやいていたが、また呼んでほしいと言い残して消えていった。


これで終わりました、面白かったでしょうと言う瑠璃の言葉に皆は呆れていた。

あぁ、これは失敗でした。

ここに来る道が手付かずでしたね。

と、言い道を作ると瑠璃が言いだし、一度左手を軽く下から上に向けて振ると、森の中に何本の真っ直ぐな道が出来上がっていった。

さすがに舗装迄は要らないと思いましたが、平らで簡単に各方面から馬車で乗り入れるに十分と思いますよと、瑠璃が微笑んでいる。


これで最後、私がこの大地に豊穣の祝福を与えましょうと、言い瑠璃は両腕を空に向け上げた。

使徒の皆からは、瑠璃の手から茶色をした砂粒の様なものが沢山飛んでいるのが見えるが、ルチェの家族の様な一般人から見ると何も見えないから、瑠璃がやっている事が本当に不思議に見えた。

これで終わりました。


向こう100年間はこの地は豊作間違いないですよと、言い微笑む瑠璃に感謝しルチェの家族が跪き祈り、そして、燃やした灰や泥で服を汚した。

服が汚れてしまいましたねと、瑠璃が言いルチェの家族を立たせ瑠璃が家族に向けて右手を振ると服の汚れが一瞬で消えた。

さぁ、帰りましょう、先ずはジェシーを邸に送りますからね。

と、瑠璃が言うとジェシーは次の瞬間は、ルチェの執務室に居た。

ジェシーよ、留守を頼むぞと言うルチェの言葉にお任せくださいお父様と言う、次の瞬間にルチェは自分の馬車の中にいた。

今日は神様にお会いでき、朝からあり得ない数々の奇跡を見せていただき、とても貴重な体験ができアリアもジェシーも感謝しています。

勿論私もです。

この先良い事が起きる予感がし、退屈な馬車の旅に夫婦の間で良い話題が出来ましたと、ルチェがニコニコしている。


アースン殿、次は王宮でお会いいたしましょう、社交の場で困った時は是非私を頼ってください。

それと、宜しければワルツのお相手をお願いしてもよろしいでしょうかと、アースンに気を使ってくれた。

はい、不慣れな私に心強いお言葉が頂け、私は安心できます。

ワルツのお相手はもちろんお受けいたします。

その時を楽しみにしていますと、アースンはニコニコしている。

では、昼食の街が近くなりましたから、これでお暇させていただきます。

面白かったとか続きが凄く気になると感じた方々は高評価、下にある☆☆☆☆☆を★★★★★と、こんな感じにお願いします。

引き続き宜しければブックマークもお願いします。

お願いばかりで本当に申し訳ないのですがお願いです。

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