執事代理
みんなぁ~!!
今日も来てくれたありがとうぉ~!!
毎日来てくれてとっても嬉しいのぉ~♪
今日から瑠璃の領主代理がスタートします。
本編は短いですが、本編は短いですが、楽しんでってねぇ~!!!
アレッ、昨日も短かったですね。
アースンが王都へ発った後に、瑠璃は各地の代官に関する資料を持ってくるよう担当する貴族に命じた。
その後待っても待っても資料を持って来ないので、執事代理に昼食を食べに帰るので、午後から仕事に掛かる予定だと話、それまでに用意をさせて欲しいと、言いつけた。
まぁ、代官に関する書類は見せないと思う瑠璃なのだ。
隠れ家に転移すると、ゴズが既に用意が出来ていますからと、庭まで迎えに出てくれた。
今日の昼食も美味しかった。
だんだんと涼しくなってくるからか、最近のスープは温かい物が頻繁に出てくるようになった。
昼食後は瑠璃の私室で恒例のスイーツタイムがはじめるのだが、ルイネは何時ものモンブランが良いと言い、エレンはエクレアが食べたいと言った。
モンブランとエクレに合うように、瑠璃は紅茶を出してみた。
その直ぐ後に、麦茶も出してみた。
それをルイネが給仕してくれ、ルイネもエレンも美味しそうに食べてくれるのが瑠璃は嬉しい。
「食べながら聞いてくださいね。
恐らく私が要求した代官に関する帳簿を持ってくる気が無いようですから、少し私たちの怖さを教えてやろうと思います。
それで、エレンは帳簿を持ってくるよう、あの貴族に言ってください。
それでも言う事を聞かない時の対処はエレンの任せます。
エレンに注意してほしいのは、痛めつけるのは構いませんが、絶対に殺さないでくださいね。
エレンが殺しても私が直ぐに蘇生しますが、問題は殺したことが邸の人たちに知られると、後が色々厄介になりますから頼みますね。
この際ですから、ルイネとエレンに話しておきますが、神の使徒という立場は、各国の王よりも遥かに上ですから、田舎貴族などが幾ら偉ぶろうが、遠慮は要りませんからね。
あなた達の思うようにやってくださいね。
全ての責任は私がとりますから、安心してください。
それから、館の者は信用できませんから、ルイネとエレンは私の秘書として、執事代理の貴族は無視してもらって構いませんからね。
言って分らない奴等には、鉄拳で物分かりが良くなるように調教、おっと違った、指導してやりなさい」と、瑠璃が言う。
それを聞いたルイネとエレンはもの凄く嬉しそうなのだ。
ルイネもエレンもあの執事代理については、相当なうっ憤が溜まっているのだろうと、瑠璃は思った。
では、執務室へ行きましょうか、の瑠璃の言葉と同時に、アースンの執務室に転移した。
思ったとおり、代官に関する書類は何もなかった。
瑠璃がベルを鳴らし執事代理を呼ぶと、暫く待って漸くやって来た。
「おい、貴様に頼んだ書類は何処にあるのだ。
あまり儂等を舐めるなよ。
儂は仕事が出来ない者は容赦しないからな、よく覚えておけ。
エレンはそ奴に付いて行き、代官関係の書類をすべてここに持ってきてください。
「承知致しました。
さぁ、あなたは書類がある所へ案内してくれますか。
グズグズしていると、私はあなたに容赦しませんからね。
私の事を小娘と侮っているようですが、あなたよりははるかに強いですから、痛い目に遭いたくなければ、キビキビ動きなさい。
そう言った端から、ダラダラと歩いて執務室から出るところへ、エレンの優しくない手あてで、執事代理が宙にふっ飛んだ。
それを見た瑠璃は面白そうに微笑んでいるのだ。
ルイネも瑠璃の指示を聞き解っいたが、今は只青くなって瑠璃の方を見ていた。
エレンはやりますね、ルイネさんもあれくらいやってくださいね。
暫くすると、顔を腫らした先程の執事代理が、両手で抱えきれない程の書類をもって瑠璃に前に立った。
書類の山を一瞥した瑠璃は激怒した。
「お前は儂に何度逆らうのだ」と言った瑠璃が執事代理にしたのは、エンドルフ同様に、赤い顔をして口から泡を吹き苦しみだした。
「良いか、次に儂や儂が連れて来た者に逆らうと、この程度では済まないからな。
愚鈍なお前も少しはキビキビ動けるようになったか」
「どうかお許しください。
私が間違っていました、これからは、あなた様と領主様の為一生懸命働く覚悟です」
「良かろう、しかし、次逆らうと愚鈍なお前はアースンが帰ってくるまでは、牢屋行だからな。
その事を忘れるなよ」と、瑠璃が言う。
「はい、分りました」と、言い執務室を出て行き、代官関係の書類を持って戻って来た。
「あなたは、書類の中から今代官をしている貴族の書類を抜き出し、私の前に持ってきてください」
サボらないよう、エレンを付けますからキビキビ働きなさい。
私とルイネは領軍の兵舎へ行きますからねと、言い残し転移して隊長室の前に来た。
そして、隊長室へ入っていった。
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