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神様になった  作者: 小原河童
領主代理編
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隠れ家に拠点を移す

いつの間にかルイネとエレンが近くにいる事を知り、間近でエレンを見たカッティンは、エレンの強烈な張り手の怖さが蘇り、恐怖する。

「カッティンよ、先ほども言った様にお前の地位は安堵する故この先セレスの手足として動くなら儂は、お前が付けた腕輪を緩めてやっても良いぞ。

さて、どうするカッティンよ」と、瑠璃が聞く。

「分りました。

これからはセレスさんの下で働かせてもらいます」と言うカッティンに瑠璃が言う。

「本当だろうな、儂に嘘は通用しないからな。

その無駄に良く回る頭によく叩き込んでおけ。

セレスさんではなく、お前はセレス部長と呼べ、良いな。

領主にセレスと儂に逆らうとお前は今の様に毒で苦しみ、腕輪が縮み最後は腕がちぎれて、お前は全身が紫色になり死ぬからな。

ケンドールのところの冒険者は、腕はちぎれなかったが、その腕輪でお前以上に苦しんでいたぞ。

今は儂が石に変えてやったがな。

サンランドの様に手首を切って逃げても、儂からは絶対に逃げられないからな」

「はい、勿論です。

神に逆らうなどもっての外です」と、カッティンがその場で平伏する。

「それでは、セレス部長はカッティンから話を詳しく聞き、アースンと隊長に報告してくださいね。

明日の朝、カッティンを王都支部へ帰そうと思いますから、都合が悪い場合は、朝私たちが来ますからその時に相談しましょう」と、瑠璃は言い転移して若葉の朝露亭の自室に戻った。

「昼ご飯は食べられなくなりましたね。

晩御飯に少し早いが、また森のオアシス亭に行きましょうか」の瑠璃の誘いにエレンが今回は歩いて行きたいと言い出した。

「エレンはもしかして中央広場にある私の彫像が観たいのでしょうか」と、瑠璃が聞くとルイネが「私も観たいです、ルリ様」と、ルイネも言い出すので中央広場まで余分に歩いて、少し遠回りになった。

瑠璃も気になった自分の彫像の大きさに変化はなかった。

そこに建っていたのは、フードを外したローブを纏う今の自分の姿が、微かに微笑んで建っていた。

ルーノンに始めてきた時に瑠璃が遭遇した、あの女神教の教祖の姿はそこには無かった。

自分の彫像を確認した後、瑠璃達は森のオアシス亭で少し早めの晩御飯を食べる事にした。

今夜はお勧めの魚がメインのコース料理を頼んだが、どの皿も美味しく、メインの魚に興味があったが、白身魚のステーキは魚の匂い消しのスパイスは瑠璃が良く知る山椒と同じ匂いが懐かしく、今夜も美味しいと思った。

魚については好き嫌いと分かれるのだが、ルイネもエレンもよく食べてくれるので、それだけで瑠璃は満足だ。

そんな中、ゴズがファンス邸の使用人に払う給金について聞いてきた。

詳しくは隠れ家で話す事にし、食後瑠璃達は隠れ家の庭に転移した。

瑠璃達の転移を感知したゴズが庭先で瑠璃達を迎えてくれる。

早速談話室でジューク邸で起きた事、今朝神様に会い聞いた事を瑠璃がゴズに話した。

瑠璃が名持ちの神様になった事をゴズがもの凄く喜んでくれ、その過程でルイネとエレンが不調になったのだと話すと、ゴズは不思議そうな顔をしていた。

「ゴズは私の使い魔だから、使徒と違い影響がなかったのでしょう」と、言う瑠璃の言葉に納得した様子だ。

ファンス邸の使用人の給金ですが、私はメイドの最低金額を500イェン、私兵を1000イェンにしたいですがゴズは如何でしょう。

特に、ここに雇ってほしいとやって来たメイドは、少女でしたが500イェン支払う価値が十分あるように私は感じました。

私も瑠璃様の提示される金額で良いと思います。

ただ、私兵の方は少し給金が高いように私は感じますと、ゴズが言う。

次はディガール魔王国から連れてきた者たちです。

料理人、特にあの少女の私は800イェン払いたいですが、ゴズは如何でしょう。

それと、庭師も同様で800イェンにしたいです。

どの職も後は、経験で100イェン単位で上げていく、というゴズの方針に、それで良いと私も思います。

そして、最後が執事だ。

私は最低でも1000イェンは払いたいと思いますが、執事についてはゴズに任せます。

それと、ゴズに手間をかけますが、使用人に制服を買って欲しいのですが、如何でしょう。

忙しいなら、エレンを付けますがと、言う瑠璃に大丈夫です。

前から言っていますが瑠璃様は、もっと私を頼って欲しいのですと、ゴズがまた言ってくれるのが瑠璃は嬉しい。

私兵の方は、鍛冶の神様謹製の素晴らしい武器を渡していますから、今回私兵の方は何も無で良いでしょうからね。

と、話しているところへ、ジーンがお茶と軽く摘まめる菓子を持ってきた。

「ジーンは健康診断の後、歯が痛くはないですか」と、瑠璃が聞くと、ジーンは瑠璃の前で跪く。

「あぁ、あなたも私の彫像を観たのですね」

「今は改まった場ではないので、その様な態度はいりませんよ」

「ゴズは私が話すより前に彫像の事は知っていたのですね」

「はい、突然の変わりように驚きました」と、ゴズは言う。

ジーンが退出するためドアを開けると、そこに使用人全員が跪いていた。

この姿を見たルイネとエレンは誇らしく嬉しく思った。

瑠璃が、「ゴズ」とゴズが使用人にさせているのかと、問うと、皆が自然にやっているのだと、ゴズも瑠璃を誇らしく見ている。

これでは今夜は若葉の朝露亭に帰ると大騒ぎになるのではと、瑠璃は心配した。

レストラン内から見える中庭にある彫像が、嫌でも目に付き間違いなく大騒ぎを引き起こすと瑠璃は確信した。

馴染みの神様がルーノンへ帰る必要が無くなったと、言った意味が瑠璃に良く分った。

瑠璃は今夜からここに住もうと決断した。

面白かったとか続きが気になると感じた方々は高評価、よろしくお願いします。

高評価をいただくと私はものすごく喜びますしやる気もがぜん出てきます。


引き続き宜しければブックマークもお願いします。

お願いばかりで本当に申し訳ないのですがお願いです。

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