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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

怖い怖いお話

怖い話っていいよね


これは私が小学生の頃の話です

近所に『あーばぁ』と言うおばあちゃんがいました

名前の由来はただずっと古い家の前であー、あーと唸っている姿から幼馴染みのA君が付けました

私は気味悪くて近づかないようにしていたけど

ある日の放課後誰もいない教室でA君が

『あーばぁに話しかけてみようぜ!』

とルンルンで私の腕をつかみあーばぁのいる家まで引き連れられ無理やり付き合わせられたんです

正直私はめんどくさいし怖いしで抵抗しようとしたけどA君はかなり力持ちな子なのでびくともせず最終的には諦めて着いていくことにしました

『あーばぁがいたぞ!』

A君が指を指す方向を見てみると何時ものように古い一軒家の前に棒立ちする老人『あーばぁ』が唸り声をあげながら此方を見ていた

おかしい何時もならずっと地面を見つめているはずなのに今日はずっと私達のほうを凝視している

「A君!ねぇやめようよ!怖いよ!」

と私はA君に必死に訴え引き返そうと促したけどA君は話を聞かずあーばぁに話しかけに小走りで近寄っていったのです

『おい!何で何時も唸ってんだ?』

とあーばぁに問いかけた瞬間あーばぁはA君の腕を掴み君の悪い笑みを浮かべながらあー、あー、と唸ったんです

A君もたまらずあーばぁの腕を振り払い2人で全速力で

私の家に逃げ込み母親に泣きつきました

「ママ!あーばぁがあーばぁが!」

ママ「あーばぁ?誰?そんな人いたっけ?」

私達は自分たちを落ち着けながら今起きたことを全て話してみても

ママ「唸りながらたってるあばあちゃん?1度もみたことないわよ?」

とそんなはずない!と何度も訴えても相手にしてもらえず諦めかけていたその時ピンポーンと家のチャイムが鳴り響いた

私とA君は顔を見合せ青ざめ母親は私達の異常さに気付き目を見開きながら玄関のほうを見つめていたその間にもピンポーン、ピンポーンと何度もチャイムをならされ

私は余りの恐怖に呼吸の仕方も忘れていた

どうしようどうしようどうしよう

チャイムの合間にあーばぁの唸る声が聞こえてくる

もう私達は終わりなんだ

いやだいやだ怖い怖い怖い死にたくない!死にたくない!

ママ「◯◯(私の名前)!?」

母親の私を呼ぶ声にはっとすると私は自室のベッドの上に横になっていました、どうやらあのまま気を失ってしまっていたらしい

「ママ!A君は?!」

ママ「何をいっているの?A君って誰?そんな子いたっけ?」

「なにいってんのA君だよ!幼馴染みの!」

ママ「幼馴染み?あー、あーちゃんのこと?」




脳がとろりんちょし過ぎてなんも考えられない

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