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愛さんの雫の幾何学模様美術大学七期生卒業作品集。

作者: 黒髪さん

愛さんの雫の幾何学模様美術大学七期生卒業生作品集。




影の空 虚空の宮殿星は瞳を描き記憶を囲む。

空を愛する黒い双子は自由を求め記憶を嫌う。

幸せは(ひかり)天の夜の空を無限と囲むけれど。

光受けそのどこにも行けないとこの身に()は葉を巡らせ。

黒に反する 色を捨てて。


姿を亡くし影の空どこにもいないこの果実。

歩むその歩幅は乱れる日々命の果実は歩み空を歩き続けて。

双子の黒は影を見つめ幸せのない希望の影の煌めきを(した)い。

今日も歩く砂一粒の歩幅を(しるべ)として。

そんな中黒は透明と出会う。


光受け七色を(うる)みその純水の光の魚が泳ぐ川の流れは一つの紋様を記し。

その姿はまた虹色の(そう)(まと)う。

それを受ける私は心を知った。

影を覆し黒となる私はどうしても一歩しか歩めないのです二歩目はない。

黒は全てを灯し焔は揺れる影よ君は全てを記す身だその二つを合わせたらこの世の一つの石となるのだろうか それは愛なのだろうか。







愛の色それは透明の空この世には消えてしまった遠い昔の空。

影は学びこの世全てを記し終わり透明は何故か消えてしまった。

心 この身を動かし有ること叶う文字列は命を見つめ命が未知だと述べる。

この星と何処(いずこ)の星は差こそあれど全て同じで光る場所こそ違えど何もかも同じ命の影の星二人。

私は比べて二つを一つに記す出会い結合し孤立を共鳴とし鳴らす文字列。




同じ色だね。

世界は同じ倉と身と心の命の姿の三種をしている。

西に行けば西を見つめ瞳にそれを記す

東に行けば東に立ちそれを暮らす。

どちらも命に出来る一つだね。

欠片を話す色のない音を出し。



。。。。聞こえない。

。。。。分からない。

。。。。でもどこか幸せを込めるこの心だ。

。。。。君は命なのかい?共通する唯一の文字列の記しは答える。

。。。。何もわからない でも懐かしい昔の無知なる頃の幸せの満ちりを思い出す。





 


学ぶ全てを記す唯一の平和。

共鳴する不可解な不可能の過去と今。

七色の七つの宇宙を一つとした影の空は。

上下の違いを幾何学模様に組み換え一つの天を越えた塔としていた。

その塔は影の色の心臓命 (かよ)い。




透明の欠片は鳴っている影には幸せのみが通い巡ってくる。

泥の星一つ食い泥の星二つ目を求めいつしか泥の星に舌が満たされてしまった透明の星。

命の長け並び並列する色の族。

命の通りの長け足りぬ全て。

命の色に恋をする透明に注がれる純水の命。




命の色に恋をして。

同じ色の深き海洋達の深さの地下の塔。

恋人を離れ恋人を追う恋が満ちないこの飢えを。

影に囲まれ黒を生み双子となり恋を共に求め。

初恋の色に答えを返す。






きみの命、の色。






天の空は青く(したた)りみなぎり雫達は空を飛び旅を運び。

手紙の白は苦しみを愛しそのインクの色と命共に文字を授かり。

赤い命の模様を運ぶ血液達は日々水となり命の最良の友となり。

記憶は愛を歩き万華鏡の花びら開く花火の閃光を眼差し。

愛の色は永遠の色をこの身と(へだ)てなく尽くし切る太陽の永遠の色となる。



























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