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1話

「これで最後の荷物よ。じゃあ、これ鍵ね。」


そういって彼女は僕に鍵を渡す。


「ああ。」


僕は部屋の合鍵を受け取った。


「じゃ、さようなら祐樹(ユウキ)。あなたとの生活も悪くなかったわよ。」


「さようなら。桜華(オウカ)。」


そうして、彼女・・・元彼女であった女性は部屋を出ていった。


こうして僕と彼女の、3年間の同棲生活は終わりを告げた。



桜華とは高校からの同級生で、高校時代はそれほど仲良くもなかった。

桜華は見た目が垢抜けていて、高校生の時から同級生や年上の男の人とよく付き合っていた。

僕は、どちらかというと大人しめの性格だったから、高校の間に桜華と話したのは数える程しかなかった。


その後、互いに社会人となり連絡先も知らないので疎遠になっていた。

高校卒業後の20才の成人式で再開して、


西条(サイジョウ)くん、連絡先交換しよ?」


そう桜華に言われて交換した。

1年くらいはなんの連絡もなかった。

とつぜん桜華から連絡があり、職場が近かったのもあり仕事終わりにちょくちょく飲みに行くようになりはじめると、2人の距離が縮まるのに時間はかからなかった。

桜華から告白してきて付き合い、程なく桜華が僕のマンションに引っ越す形で、僕達は同棲を始める。


付き合い4年が経ち、僕はそろそろ結婚も考えてきた頃に事件はおきた。


休日出勤をした僕は、早めに仕事が終わり桜華へのお土産買って家へと戻る。

家のドアを開けると、玄関には知らない男物の靴があった。


「なんだ? だれか来てるのか?」


僕は靴を脱ぎ部屋へと入っていく。

リビングのドアを開けようとするときに、リビングから人の気配がした。

やっぱりお客さんが来てるんだなと思い、リビングのドアを開ける


「ただいま桜華。誰かお客さんかい?」


そう桜華に声をかけながら部屋に入るとそこには・・・・・・・・・

台所で裸エプロンの桜華が、後ろから知らない男性に攻められていた。

桜華と男性は、互いに繋がったままの状態でこちらを見て時間が止まったように動かないでいた。

僕は状況が理解できなくて、声が出なかった。

すると知らない男性が、


「桜華がちんたらしてるから彼氏帰ってきたじゃねーかよ。」


そう言いながら、止まっていた時を動かし始めた。


「あっ! ちょっと! だめ!」


僕は意識が戻ってくる。

目の前の光景を受け入れられずにリビングのドアを閉めた。

僕はドアの前で力なく膝をつく。リビングからは桜華の喘ぎ声が聞こえてくる。

僕は、桜華が浮気の真っ最中に帰ってきたんだと理解した。

目からは大量の涙がこぼれ落ちてくる。

桜華の声を聞くのが辛くなり、僕は家を出ていく。


行くあてもなく家を出てフラフラとして、気がつくと会社の近くの駅まで戻ってきていた。


「は、ははは・・・なんだこれ・・・・・・なんなんだよこれ・・・」


季節は秋。夜は気温も低くなり、少し肌寒くなってくる。

僕はとりあえず、駅の近くにある行きつけの居酒屋へ入った。


「いらっしゃいませー!」


お店の店員から元気な声が聞こえてくる。

この店は、それほど大きくないがアットホームで居心地がいい居酒屋だ。

僕は仕事帰りにこの居酒屋に来ることがけっこうあった。

元々は、一人で会社の帰りに飲みにきていて、僕の行きつけの店だった。

桜華と付き合うようになってからは、お互いの職場も近いから、待ち合わせによく使っていた。


「仕事終わりですか?・・・・・・」


いつもいる、アルバイトの女の子がおしぼりを持ってきながら声をかけてきた。


「って泣いてるんですか!? 目真っ赤じゃないですか! どうしたんですか!」


「いや、気にしないで。ビールと、適当に小鉢も持ってきて。」


僕はそう告げる。女の子はそれ以上は詮索せずに、注文を伝えに厨房へと入っていった。

しばらくして、女の子がビールと小鉢を数個持ってきた。


「お待たせしました。ビールと、筑前煮、牛肉とゴボウのしぐれ煮、ジャコ大根サラダになります。・・・小鉢はこれで良かったですか?」


「どれも僕の好きなものだね。ありがとう。」


そうお礼を言うと、女の子は笑顔で戻っていった。

僕は、先程見た光景を忘れるかのようにビールを飲んだ。

お店の女の子は、僕を心配していたけれど気にせず飲んだ。

そして、僕は酔いつぶれて居酒屋で寝てしまっていた。



「うーん・・・。ここどこだ・・・?」


(昨日の記憶がない・・・。ここはどこなんだろうか・・・。)


辺りを見回してみると、居酒屋の座敷で寝ていたみたいだった。


(毛布がかけられてるな。お店の人がかけてくれたのかな?)


そう思い、時間を確認しようと携帯を見ると、桜華から着信が何回もあった。

LINEもきていて、


「どこにいるの?」「電話に出て」「話しがしたい」


と入っていた。

着信やLINEの時間をみてみると、僕が家を出てから2時間もしてからの連絡だった。

僕が出てから、桜華が2時間なにをしてたか考えたら、また涙が出てきた。

僕はしばらく泣いて、そのまま再度寝てしまった。



「おはようございます。朝ですよ。起きてくださいね。」


女性の声が聞こえ目が覚める。

近くの高校の制服を着た女の子がいた。


「え・・・と、おはようございます?」


「はい、おはようございます。気分はどうですか?」


「大丈夫です。お店の方ですか?」


その女性は僕を見つめ微笑む。


「仕事中は髪をまとめてるので分からないですかね?」


そう言った女性は、長い髪をまとめてみる。いつもいるアルバイトの子だった。


「あれ? いつもお店にいる子だよね?」


「ふふふ。そうですね。私のお父さんがここのお店の店主なので」


大将の娘さんだったのか! いつも居るなとひ思っていたけれど、まさか娘だったとは。


(大将と全然にてないじゃねーかよ!)


僕は心の中でツッコミを入れる。


「それより、もう朝ですよ? お仕事とか大丈夫なんですか?」


そう言われて僕は時間を確認する。


(7時過ぎか・・・家に帰って着替える時間はないな。そもそも帰りたくないな。)


「大丈夫。さすがに家には帰れないけれど、このまま出社すれば十分に間に合うから。それより、大将・・・ご家族の方は?」


女の子は答える。


「お父さんは寝ています。今は、お母さんと弟が起きてはいますね。」


「そっか。お礼を言いたいから呼んできてもらってもいいかな?」


女の子は少し考える。


「今は朝の準備で忙しいと思うので、今日はやめておいた方がいいかもしれませんね。伝えてはおきますから、またお店に来てください。」


僕は少し考える。昨日も迷惑をかけてるのに、更にいま迷惑をかける訳にはいかないかと。


「わかりました。僕は西条と言います。また改めてご挨拶に来させていただきます。」


「はい。西条さんですね。伝えておきますね。・・・ところで、・・・少し気になったのですが、昨日は何かあったんですか?」


「いえ、大丈夫です。本当にご迷惑をおかけしました。」


僕は、踏み込んできた女の子に拒絶の意志を示して身だしなみを整える。

昨日は支払いもせずに寝ていたので、支払いを済ます。女の子は僕がお店を出るまで、そばで僕を警戒しているように見張っていた。


「本当にありがとうございました。また飲みに来ますね。」


「はい。また来てくださいね。」


女の子の笑顔が僕の心を少しだけ癒してくれた。


そのまま出社する。

会社の同僚には腫れて真っ赤になっている目を見てびっくりされた。

同僚の女子達は、ヒソヒソと僕の噂話に花が咲いていた。


お昼休みに、桜華にLINEを送る。


「今日の夜に話をしよう」


少しするとLINEが帰ってきた。


「わかった。家でいい?」


僕は悩む。あの家には正直帰りたくない。


「今日、必要なものを取ったらしばらく他で泊まる。マンションに帰る気は無い。」


「わかった。仕事終わったら家で待ってる。」


彼女の話は聞く気は無い。どんな理由があっても許せない。

もう、僕の中でマンションは自分の家ではなくなっていた。


「おかえり。」


マンションに入ると、リビングで桜華に迎えられた。


「・・・とりあえず荷物をまとめる。」


「マンション出ていくの?」


「正直今も居たくない。」


僕は怒ることすらもう出来なかった。


「あなたが出ていく必要は無いわ。このマンションはあなたが住んでいたんだから私が出ていくわ。もう荷物もほとんど運んでるし。」


「はっ?」


そう言われて部屋を見回してみると、家具や桜華の私物がいくつも無くなっていた。


「今日仕事を休んで荷物を運んだのよ。」


桜華はそう言う。


「ごめんなさいね。もう半年くらい前から浮気してたの。そろそろ別れようかと思っていたから、ちょうどいい機会だったわ」


衝撃の告白だった。そして僕は、浮気をされた上に振られた。


「は、ははは。なんだよそれ・・・。」


僕は力なく笑う。


「これで最後の荷物よ。じゃあ、これ鍵ね。」


そういって彼女は僕に鍵を渡す。


「ああ。」


僕は部屋の合鍵を受け取った。


「じゃ、さようなら祐樹。あなたとの生活も悪くなかったわよ。」


「さようなら。桜華。」


そうして、彼女・・・元彼女であった女性は部屋を出ていった。


あまりにも突然の状況。

桜華とは別れる気ではいたが、まさか振られた上にマンションに取り残されるとは・・・。


僕は荷物をまとめる。この部屋には居たくなかった。

そうして、僕はこのマンションを出た。

数日は、会社の近くのビジネスホテルで泊まり、不動産屋にて引越し先を探した。

もともと浪費家ではなかったので貯金もあるし、同じ歳の人と比べると給料も多い方だから、すぐに引越し先を見つけることができた。

即入居可能とのことだったので、すぐに引越しをした。

ほとんどの家具は、桜華との思い出があったので買い直した。


前のマンションに比べると会社から少し遠くなってしまったが、新しいマンションは1LDKで広めの、オシャレなデザイナーズマンションだった。


引越しも終わり、少し落ち着いた頃に居酒屋にお礼を言ってないことを思い出し、仕事終わりに居酒屋へいった。


「いらっしゃいませー!」


元気のいい女の子の挨拶が聞こえる。


「あっ! 西条さんいらっしゃい!」


女の子は僕の名前を呼びカウンターへ案内してくれる。


「大将。こないだはありがとう。」


カウンターの向こうにいる大将にお礼を言う。


「構わないぜ。何があったかしらねーが、世の中助け合いだからな!」


大将がそう言うと、大将の隣にいる女性が話しかけてくる。


「そうですよ。それに優香(ユウカ)が甲斐甲斐しく世話してるのを見てると・・・ね」


「おかーさん! 変なこと言わないでよ!」


僕の近くにいた女の子は叫ぶ。


「そうでしたか。優香ちゃんって呼んでもいいかな? ありがとう。」


そう僕が女の子に言うと、顔を真っ赤にしながら、


「名前でよんでもらっても大丈夫です。お父さんも言ってたけれど、助け合いの精神ですからね!」


そう言って優香ちゃんは仕事に戻っていった。

僕まだ注文聞かれてないんだけれど?


「大将、ビールと小鉢を適当に下さい」


「おう。辛いことなんて、いっぱい食べて飲んで忘れちまいな!」


「引越ししたので早めには帰りますが、ご飯を食べにしょっちゅう来させて貰いますよ」


大将と喋りながら僕はビールを飲んだ。

実際この日から僕は、ほぼ毎日のように居酒屋へ来てご飯を食べて帰るようになった。

大将も奥さんも、優香ちゃんもとっても優しくて、少しづつではあるが僕の心を癒してくれた。


ひと月ほどたった頃、いつものように居酒屋に行くと張り紙がしてあった。子猫の里親募集と。


店内に入ると、


「いらっしゃいませー!」


優香ちゃんの挨拶が今日も元気よく聞こえてくる。


「優香ちゃん。表の張り紙は?」


「あー、学校の友達の家で野良猫が子供を産んじゃったらしくて・・・しばらく様子を見てたらしいんだけど、親猫が来なくなって困って相談されたんです。5匹居たんだけれど、あと1匹の貰い手がみつからないの。私は猫大好きなんでけれど、うちはお店やってるから飼えないし・・・」


僕は考える。


「僕が飼おうか?一人で住んでて少し寂しいし、実家では猫飼ってて今のマンションもペット飼えるんだよね」


優香ちゃんは、勢いよく僕に近づいてくる。


「ほんとですか西条さん!」


「優香ちゃん、ちかいちかい!」


「私、その子猫に名前まで付けて可愛がってるんですよね・・・」


「名前付けてるんだ? なんて名前?」


「それは・・・、秘密です。西条さんがもし飼うなら、その時決めてあげてください。」


「そう? じゃあ、今度の日曜日にでも猫貰いに行こうかな。それまでには準備しとくよ」


「わかりました。日曜日のお昼くらいに来てください。こちらも準備しときますので・・・連絡先って聞いてもいいですか?」


「僕の? 大丈夫だよ。」


僕はカバンからメモ帳を取り出して、携帯番号を書いて渡した。

それを受け取った優香ちゃんは、顔を少し赤くしながら喜んでいた。


そうして、僕は猫を飼うこととなった。

一人で寂しかったので、動物でも飼いたいなと思っていたのでタイミングは良かった。


その日の夜、優香ちゃんからLINEがきた。


「こんばんは。優香です。」


たったそれだけの文書だった。なんだか妹がいたらこんな感じなのかなって思えてホッコリした。


日曜日に居酒屋までくる。優香ちゃんにLINEで到着したと伝えると、少し待ってくださいと返信が来た。

少し待っていると、優香ちゃんが出てきた。


「お待たせしました。」


僕は優香ちゃんを見てびっくりする。優香ちゃんは可愛かった。普段の仕事着でもなく、1度見た制服姿でもなく、普段着の優香ちゃんはとっても可愛かった。

トレーナーにフード付きのスカートタイプのオーバーオール。

髪はひとつに纏めてサイドポニーテールになっていた。

ただ、異常に胸元が膨らんでいた。


「西条さん、どうかしましたか?」


「いや、・・・優香ちゃんがあまりにも可愛くてビックリしちゃったよ」


僕は素直な感想を口に出してしまう。

すると、優香ちゃんは頭から湯気が出るんじゃないかと思えるくらいに、顔が真っ赤になった。


「な、ななな! なんですかいきなり! そんなお世辞はいりませんから!」


「えー? お世辞じゃないよ? 本当に可愛いと思ったんだけどな」


優香ちゃんは、プイッと顔をそらす。

すると、優香ちゃんのオーバーオールの胸元がモゾモゾと動き、子猫が出てきた。


「なーう。なーう。」


子猫が鳴き出すと、優香ちゃんが子猫を胸元から取り出して、両手で持ち上げる。


「この子がサイちゃんです!」


「サイちゃん? その子の名前?」


「あっ・・・・・・いえ・・・はい。」


優香ちゃんは顔を赤くしながら答える。


「そっか。お前サイちゃんか。うちに来るんだから西条だからサイちゃんでいいよな。ところで、この子はオスなの?」


「・・・はい。男の子です。」


「うん。サイこれからよろしくな。男二人でのんびり暮らそうぜ。」


サイの頭を撫でてやると、気持ちよさそうに目を閉じてゴロゴロと鳴き始める。


「あの・・・たまにサイちゃんに会いに行ってもいいですか?」


「ん? うちに来るってことかな?」


「あくまでサイちゃんに会いに行くだけですから!」


優香ちゃんは、ゆでダコのように真っ赤にしながら、サイで顔を隠した。


「年頃のお嬢さんが、男の部屋に上がり込むのはどうかと思うぞ?」


「いえ、その辺は西条さんを信用していますので」


むむむ、そう言われるとイタズラしたくなっちゃうな。しないけど・・・。


「ちゃんと大将の了解を貰えるならいいよ。さすがに秘密にすると、お店に来にくくなってしまうからね」


優香ちゃんは少し考える。


「そうですね。わかりました。家族には話しておきます。話が出来たらまたLINEしますね」


「じゃあ、今日はサイを連れて帰るね」


優香ちゃんはサイを抱き寄せて別れを惜しんだ。僕は、優香ちゃんが満足するまで待つ。


「サイちゃん、元気でね。また会いに行くからね」


優香ちゃんがサイにキスをしてから、僕の持ってきたゲージに入れた。


(サイは優香ちゃんにモテモテだな)


「じゃ、またお店に来るよ。それにサイの写真も送ってあげるからね」


「はい! 楽しみに待ってます!」


僕は新しい家族を連れて自宅へと戻った。


マンションに到着してサイをゲージから出してやると、部屋の隅っこで警戒して動かない。

気にせずにぼっておくと、少しづつ部屋探検を始めた。

数時間も過ぎれば部屋にもなれて、ソファに座る僕の傍に来たので抱きしめる。

すると、サイから柔らかな甘い香りがする事に気がついた。


「お前・・・なんでこんないい匂いしてるんだ? シャンプーの匂いなのか?」


サイを持ち上げクンクンと匂いを嗅ぐ。もしかして・・・と思い当たる。


「これ、優香ちゃんの匂いなのか・・・? いやいや、なんだか変態みたいじゃないか」


するとサイが前足を僕の顔に押し当てて、ペチペチとパンチをしてくる。


「よーし、サイ! お風呂に入るか!」


そしてサイと一緒にお風呂に入り、ドライヤーで毛を乾かしてやり、一緒の布団で寝た。


「これからよろしくな、サイ」


寂しくなった生活に、相棒ができた。

感想を貰えるとやる気につながります。

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