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宇宙規模でみたら

今まで僕の人生の中で 日の当たることというのが全くなかった。

学生時代も 社会人になってからも そうだった。

もしかしたらこのままずっと・・・。


もし、そんなことを人に話したら


「 明けない夜はない、 日の差すときは 来る 」


というようなことを言われることが多いであろうが はたしてそうであろうか?


そんなマイナスことを考えながら ネットのニュースを見ていたら

NASAが『系外惑星に関する重大な新事実』というのが目に入った。

僕は この手の話が好きなので これをクリック^^

それによると



   水瓶座の方向約39光年先に太陽の質量の約8%の恒星

   トラピスト1と名付けられた赤色矮星がある。

   トラピスト1には、7つの地球型惑星が公転しており

   これらの惑星は岩石で出来ており、3つの惑星が生命の生存に適した距離にある。

   この3つの惑星は、地球とほぼ同じ大きさである。



ということがイラスト付きで書いてあった。


物凄くロマン溢れる話である。

さらに3つの惑星には、生命が存在する可能性も十分にあると書いてあった。

想像が掻き立てられる。


もしかしたら 生命が存在するかもしれない。

もしかしたら もしかしたら 人類のような知的生命体がいるかもしれない。


ところで この3つの惑星と地球との大きな違いは

月が地球に対して同じ方向を向いているように

3つの惑星も恒星に対して同じ方向を向いていることということである。


つまり

恒星の光が当たっているところは、同じ角度で当たり続け

光が当たらないところには、光はずっと当たらない。

光が当たっているところで生を受けたものは、光を当たり続け

光が当たらないところで生を受けたものは、ずっと光が当たらないままとなる。


そして恒星のほとんどが赤色矮星と言われているから

宇宙にいる生命の多くが このような環境下にいる可能性大である。



と、いうことは・・・


「 明けない夜はない、 日の差すときは 来る 」 というのは、

ほとんどの宇宙の生命に通用はしなく、通用するのは


「 昼のところは、ずっと昼  夜のところは、ずっと夜

  日の差しているところは、日が差し続ける  日が当たらないところは、暗いまま 」


であろう。

それなら・・・ 

僕がこれまで日が当たらない人生を送ってきて これからもそれが続きそうなのは

宇宙規模でみたら当然のことといえる。

そんなことを考えたら 妙に納得してしまったw


と、まぁ~納得したところで この先

日の当たらない人生を受け入れて歩んでいこう^^ などと思うことはは出来ない。

もし、受け入れたとしたら 気楽でそれなりに楽しい人生になるだろう。

しかし、それだと心から興奮し、喜んだり 落ち込んだり 

ドキドキ、ワクワク感が得られないだろう。

せっかく一度きりの人生なのだから できるだけドキドキし 楽しいものにしないと。

興味があったり 『これだ!』 というものがあれば 突き進んでいかないと。

失敗しても気にせずに 何度もチャレンジしていると

もしかしたら脚光をあびるかもしれない。



宇宙にはたくさんの生命が存在するだろう。

そして生命のいる惑星は、すべて丸い。

だから 

どの星の生命も突き進めば日の差すところに出られるのだから。


もしも トラピスト1の3つの惑星に 人間のような生物がいるとしたら・・・ 

失敗したり落ち込んだ時、こんなことを言ったりして日々を生きているのだろうなぁ~^^




補足 ・・・ 赤色矮星にある惑星で生命が生存可能な領域( ハビタブルゾーン )にある惑星は

       赤色矮星に近いため、赤色矮星に対して同じ方向を向く( 潮汐ロック )が

       かかる。

       今、トラピスト1の3つの惑星に大気があるかどうか

       あったらどのような成分か調べる観測がなされている。



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