表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Iris GARDEN  作者: 和島純平
1/7

第00-00話 プロローグ

もうすぐ夏だと言うのにまるで冬のような冷たく肌を刺すような寒さが身を引き締めさせる。


空は鉛のように重く暗い雲が幾重にも重なって光を遮っている。

それはまるでコレから起きる悪いことを予兆するような不気味さを放っていた。


私たちは冷たく強い風が吹き抜ける不穏な空気の中、屋上から屋内へ向かう為の唯一の入口に対峙するように横並びに並んでいた。


扉についている取っ手がまわり、ゆっくりと……本当にゆっくりと重たい鉄の扉が開いていく。


緊張のあまり私は息を飲んだ。

きっと七人もそうなのだろう。

先程から張り詰められていた緊張感が更に強まるのを感じた。


私は重い扉を開き、ここへ上がって来た人物に向かい口を開いた。


「御待ちしていました

ここに来たって事はもうわかってるんですよね………

今回の……いえ、コレまでの事件全て………


貴方が"犯人"だったんですね……? 」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ