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リアルの幼馴染みがこんなに萌えないものだなんて  作者: 石原レノ
再開の果ての切なさを超えて
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寝不足テスト

もうお正月気分とはおさらばですねぇ、、、(´Д`)ハァ…

今日から学校である。

そう、年が明け、いつまでも高校生は冬休みではない。本格的に学校が始まるのはまだあと少し先なのだが、今日から冬の後期課外とやらが実施される。

普通の授業とは違い、午前中で終わるのだが、瀧の学校はこの日に何故か課外テストというものを行う。

課外テストとは、各長期期間休みに出された宿題から出るテストのことである。

ちゃんと休みでも勉強していたかを証明させるためのテストではあるが、これらは成績などには一切影響しないという意味の無いもの、、、だと瀧は思っている。

そして、その課外テスト真っ盛りの中、瀧は、、、、死んでいた。

「ほら、頭を上げろ。ギリギリまでテストを解け」

「う、うーん、、、」

頭を上げた瀧の答案はまさかの殆ど白紙。

テストは50分間、そして今まさに40分が経過しようとしていた。

これには監督教師も言葉が出ずにいた。

「、、、まぁなんだ、、、他の生徒も頑張ってるんだし、お前も頑張るんだぞ」

「は、はい、、、」

自分は慰められているのだと実感して悲しい瞬間である。

別にこの問題が解けないわけではない。解けないわけではないのだが、解けないのだ、、何故かと言うと、、。

ー昨晩の事ー

「はぁ、、、もう学校かよーいやだー俺は認めないぞーまだ休むんだー」

「もう、現実から逃げないの」

呆れたようにため息をこぼす愛華。愛華の中学校は課外などが行われておらず、部活無所属なのであと少しは暇なのである。

その点高校生は、、、

「愛華は課外無いからいいけどさー俺はあるんだぜー?めんどくせぇなぁーテスト受けたくないなー」

「もう兄さんがニートまっしぐらにしか見えないよ、、、」

「なっ、愛する妹からそんな事言われると流石にお兄ちゃん傷つくよ!?」

「はいはい。分かったから兄さん夕飯食べよ?」

そう言って愛華はキッチンへ向かう。俺はそんな愛華を目で追いながら、キッチンのそばの日めくりカレンダーを見た。

「はぁ、、、まぁテストは明後日だし、夕飯食ったら徹夜でもするか、、、」

そう心に決める引き金となったのは、一日めくられていなかったカレンダーのせいである。

そして―

ー今ー

「(まさか今日が学校だったとは、、、うぅ、、眠くて問題に集中出来ん)」

思えば日にちなど調べようがあったのに朝起きるまで気が付かなかった瀧である。

そして本人自身自分に嫌悪感を抱いていた。

そんなテスト中だった。


皆様こんにちこんばんわ石原レノでごわす。

もう新年も明け、お正月気分とはおさらばしなくてはなりませんね汗

そんな現実から逃げている今日この頃、、、。

ちなみに私の抱負は『皆様が好きになれる小説を書くこと』です。

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