表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/16

ゆくもり温泉【当日前編】

「ふぁ~~」


数日前、マエリベリー・ハーンから温泉の事を誘われて色々と準備をするのに少し戸惑ってしまった

それに、外泊するのに、少しワクワクしてしまい、昨日の夜はなかなか眠れずに、結局この時間まで一睡もしていない


まったく、こんな所を紫に見れられたら、暫くは話題にされるに違いない

しかし、このような気持ちになるのもこの、世界に来るまで中々なかったことだ

この世界に来て何もかもが新しい

今だって、そうだ今僕はバスという乗り物に乗っている

一度に大勢が長距離を移動するのに、長けて値段も安くて公共の乗り物として有名

幻想郷では錆びついていたり、バスの乗る部分が外されて原型を留めていないものがほとんどでちゃんと乗るということが無かった

しかし、今乗れている

乗って動いている


あぁ…なんて感動的なんだろう



感動的なのだが…










気分悪い

眠気と合わせてこの気持ち…


吐きそうだ…


この気持ちは初めてでどうすればいいか分からない…




「森近さん、どうかしたんですか?」


「…あぁ…かなり気分が悪くてね…もう話すのも少し、きついんだ」


「乗り物酔いですか?乗る前にちゃんと、飲まないと…」


「あっ、私、薬持っていますけど飲む?」


「あぁ…蓮子さん、すまない」


「どうぞ、それと私のことは蓮子で、いいよ」


「そうか、じゃあ。すまない、蓮子」


「じゃあ、私のことも、メリーでいいですよ」


「じゃあ僕のことは、霖之助でいいよ」


かなり体調の悪い中、二人との親睦が深めることのできた、バスの中だった

その後、蓮子がくれた薬のおかげで、なんとか、気分はよくなり、その代わり薬の副作用化、さっきよりも強い眠気に襲われてしまい、その後はずっとバスの中で眠ってしまった

せっかく、バスに乗ったのに眠ってしまうのは少し残念だったが、バスなら、また乗ることでがきるだろう、その時は最後まで起きておきたいものだ、


バスが止まったのは山奥ににある、木で簡単に作られた小屋のようなところにあるバス停だった


「さて、ここから、少し歩くから」


「うん」


「わかった」


その後、数十分歩き、小さな、年代のある旅館にたどり着いた、

都会の中とは違い、周りに、人家などなく、旅館の周りは、森に囲まれて

機械音の聞こえてこず、鳥の声だけというのもまた、良いものである

旅館の外見は、幻想郷のようにおもに木造で作られており、建てられて長いということがうかがえる

しかし、廃屋というようにボロボロではない、何処かに行くたびに、外の世界に建築技術の素晴らしさを感じさせられる

少しでも、この技術をもらって帰りたいものだ


「この旅館は昭和の時代に建って一度も建て替えもしていないんだよ」


「昭和の時代から!?」


「昭和の時代からか…それはそごいなぁ」


蓮子が少し、ドヤ顔で言っていった

メリーは驚いているようだが、昭和の時代から此処から建っていると言われても、僕には時代の感覚がないからどういう意味なのかが分からないのだ

とりえず、メリーが驚くということは、それなりに時間がたっているということだからそれなりに驚いておいた


「おばさーんいるー?」



蓮子が此処の旅館の女将のことを呼び数分立つが中々、出てくる様子がない

旅館の中の様子は、目の前に靴を脱ぐ段差があり、隣には靴を置く靴箱があり

目の前には受付が中央にあり、二手に分かれている廊下がある

奥からは、足音の音が一向に聞こえてこない


「おかしいなぁ…いないのかなぁ…」


「呼んだかい?」


「きゃ!!」


「うわぁ!!」


「うおぉ!!」


いつのまに後ろにいたのだろう

中年のふくよかな叔母さんが真後ろに立っていた

急に声をかけられて驚いてしまった


「もう、おばさん居るなら、居るって言ってよ」


「いや、ごめんねぇ、ちょっと近くの小屋で作業していたものだから」


「そうなんだ…あっ紹介するね」


「私の親友のマエリベリー・ハーン、それと、最近知り合った森近霖之助」


「どうも、マエリベリー・ハーンです」


「森近霖之助です」


「大沢幸子です、よろしくお願いします、しかし、蓮子ちゃんがお友達を二人も連れて遊びに来るなんてねぇ…」


「いや、私だって友達くらいできるから…」


「そうかい?小さい頃はこんなことは無かったのに…まぁいいわ、熱いでしょ?都会よりは涼しいかもしれないけど、中に麦茶があるから中へ入ったらいいわぁ」


蓮子の叔母さんのいうのまま、旅館の中に入り、自分たちが泊る部屋に通されてそこでしばらく待っていると、叔母さんが氷の入っている、コップに継がれている


「まぁ、都会は、車の音や、人がいっぱいて、大変だと思うけど、此処は森の鳥の声や木々のざわめきなどで自然の癒されているから、ゆっくりしていってねぇ」


「あっ、どうも」


「ありがとうございます」


麦茶を一口を飲むと今まで熱い所にいたせいか、冷たい麦茶が美味しく

体が徐々に冷えていくのが感じられた


「あっ、汗かいて気持ち悪いなら、今からでも温泉にいくかい?此処の温泉は疲れや美貌にも聞くのよ?叔母さんはよく入っているからこれほどの美貌に…」


「はいはい、おばさんが美人?なのはいいから、早く若い者だけで話をさせてよ~」


「まぁ!!まったく、久しぶりに会ったのに…まぁ、あの話は夜の方がいいわよね?」


「うん、そっちの方が雰囲気があっていいよね」


「じゃあそういうことで、あとは若者同士なかよくやってちょうだい」


「はーい」

「はーい」

「あっはい…」


全員が返事をして、その後、叔母さんは出て行った


「蓮子、あの話って何?」



「フフ…もちろん、怖い話よ、それとメリー、秘封倶楽部の活動開始だからね?」


そういって蓮子は被っている帽子を目が隠れる程度に少し前の方へやった

あれ?僕もその活動に参加するのだろうか?


【レ】どうもみなさんお楽しみいただけだでしょうか?この話はまだまだ続くのに、こんなにまが空いてしまって申し訳ありません

【メ】申し訳ありません

【レ】長編の小説を書くというのがなんせ初めてということでこの後何を書こうかいや、こうした方が面白いかな?といういろいろなことで、なかなか決まらず…それと書いていた途中PCが壊れてしまったり新しく買ったけど、使い方が…みたいな?(汗)

【メ】まぁ色々なことがあって大変ってことね…

【レ】まぁそういうことで再度誤らせてくださいごめんなさい

【メ】ちなみに、現在も少し忙しい中にいるので次の更新がいつになるのかわからないので、そこも怪しいところなのよねぇ…

【レ】それと、お気に入り登録していただきありがとうございます、感想も書いていただきありがとうございます

【メ】作者の励みになっています


【メ、レ】まだ、始まったばかりでおかしなところもあると思いますが、これからも霖之助少し未来記をよろしくお願いします

  

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ